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   <title>感謝の心を育むには</title>
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   <updated>2012-02-07T04:16:11Z</updated>
   <subtitle>新しい家庭のあり方を考えていきます。共同保育・同化教育・食育・男女和合・・・</subtitle>
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   <title>『生きる力を育てる教育』～遊びの効用（３）消費者となった子どもたち～</title>
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   <published>2012-02-06T10:39:58Z</published>
   <updated>2012-02-07T04:16:11Z</updated>
   
   <summary>遊びの効用（１）と、遊びの効用（２）を通して、 :m282:「遊び」とは外圧に適応するための重要な学習課題。 :m282:動物も人類も「遊び」を通して外部世界に適応する術を自然と身につけてきた。  :m282:近代思想に影響されていない民族（＝集団）にとって「遊び」は、外圧に適応するための予行演習の一つで、「遊び」という概念すらなく、日々の生活の一部になっている。 しかし、現代の子どもたちの遊びとして代表されるDSやWii、PSPやPLAYSTATIONなどのゲーム機を、黙々とやっているのを見ると、そういったゲーム機をやって、外部世界に適応する術が身に付くのか :m052: 多様な人間関係の中で生きていく人格形成ができるのか :m052: と疑問を感じますよね :m049:  本来、子どもが成長する過程で必要な『遊び』とはどういったものなのでしょう :m050:  我々日本人が作り上げた『遊び』という概念は、『勉強』と対を成す概念で使われることも多く、マイナス的な意味合いをもった多様な概念として用いられることが多いと思います。遊びの効用（１）と、遊びの効用（２）を通して見てきた『遊び』とは、現代に置き換えるとどういったものを指すのか :m050:  今日は時代の変遷の中で「遊び」に対する意識構造がどのように変わっていったのか :m052: なぜ、変わっていったのか :m052: 見ていこうと思います。 続きに行く前に応援の方、よろしくお願いします。。:m071:  :m071:  :m071:  :m113:   :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  ...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="家庭と市場" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="教育の新潮流" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001256.html">遊びの効用（１）</a>と、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001259.html">遊びの効用（２）</a>を通して、
<blockquote>:m282:<span style="color:#ff3300;"><strong>「遊び」とは外圧に適応するための重要な学習課題</strong>。</span>
:m282:<span style="color:#ff3300;"><strong>動物も人類も「遊び」を通して外部世界に適応する術を自然と身につけてきた。</strong></span> 
:m282:<strong><span style="color:#ff3300;">近代思想に影響されていない民族（＝集団）にとって「遊び」は、外圧に適応するための予行演習の一つで、「遊び」という概念すらなく、日々の生活の一部になっている。</span></strong></blockquote>
しかし、現代の子どもたちの遊びとして代表される<strong><span style="color:#009933;">DS</span></strong>や<strong><span style="color:#009933;">Wii</span></strong>、<strong><span style="color:#009933;">PSP</span></strong>や<strong><span style="color:#009933;">PLAYSTATION</span></strong>などのゲーム機を、黙々とやっているのを見ると、そういったゲーム機をやって、外部世界に適応する術が身に付くのか :m052: 多様な人間関係の中で生きていく人格形成ができるのか :m052: と疑問を感じますよね :m049: 

本来、<strong><span style="color:#ff3300;">子どもが成長する過程で必要な『遊び』</span></strong>とはどういったものなのでしょう :m050: 

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%BB%8A%E6%98%94%E9%81%8A%E3%81%B3.jpg"><img alt="%E4%BB%8A%E6%98%94%E9%81%8A%E3%81%B3.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%BB%8A%E6%98%94%E9%81%8A%E3%81%B3-thumb.jpg" width="430" height="171" /></a>

我々日本人が作り上げた<span style="color:#ff3300;"><strong>『遊び』</strong></span>という概念は、<strong><span style="color:#ff3300;">『勉強』</span></strong>と対を成す概念で使われることも多く、マイナス的な意味合いをもった多様な概念として用いられることが多いと思います。<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001256.html">遊びの効用（１）</a>と、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001259.html">遊びの効用（２）</a>を通して見てきた<span style="color:#ff3300;"><strong>『遊び』</strong></span>とは、現代に置き換えるとどういったものを指すのか :m050: 

今日は時代の変遷の中で<strong><span style="color:#ff3300;">「遊び」に対する意識構造がどのように変わっていったのか</span></strong> :m052: <strong><span style="color:#ff3300;">なぜ、変わっていったのか</span> </strong>:m052: 見ていこうと思います。

続きに行く前に応援の方、よろしくお願いします。。:m071:  :m071:  :m071:  :m113: 
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118:
<a href="http://blog.with2.net/link.php?542310" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ" src="http://blog.katei-x.net/blog/banner_04.gif" /></a> <a href="http://baby.blogmura.com/in/00073656.html" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 子育てブログへ" src="http://baby.blogmura.com/img/baby80_15.gif" width="80" /></a>]]>
      <![CDATA[<span style="background:#A4FFA4"><strong><span style="font-size:130%;">■今の遊びと昔の遊び</span></strong></span>

今の遊び道具「おもちゃ」のほとんどは、<strong><span style="color:#ff3300;">“買うもの”</span></strong>となっています。そういった「おもちゃ」は自分で創意工夫しなくても簡単に遊ぶことができます。

それに対して昔ながらの「おもちゃ」は、そのほとんどが手作りでできるものでした。自分が遊ぶための道具は自分で作っていた時代では、<span style="color:#ff3300;">どうしたら上手に楽しい「おもちゃ」を作れるのかを考えることで<strong>創造力</strong>を養い、立体的な構造力や段取りを考える力を育成</span>していました。

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/03.png"><img alt="03.png" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/03-thumb.png" width="430" height="151" /></a>
＜参考：<a href="http://www.omocha-album.com/">昔のおもちゃアルバム</a>＞

また、道具を使わない「鬼ごっこ」や「花いちもんめ」などの遊びもいっぱいあり、<span style="color:#ff3300;">年上の子が年下の子に教え、その中で<strong>協調性</strong>など身に着けていった</span>ようです。

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/01.gif"><img alt="01.gif" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/01-thumb.gif" width="430" height="143" /></a>
＜参考：<a href="http://www.omocha-album.com/">昔のおもちゃアルバム</a>＞

お金を出せば遊ぶための道具は買える時代となった現代、<strong><span style="color:#ff3300;">子供たちは創意工夫をして遊びを創り出す必要がなく、<span style="font-size:130%;">“ただの消費者”</span>になってしまっています。</span></strong>このことは、現代の様々な問題の要因になっているのかもしれません。

<span style="color:#FFAE35;">・オレ様化する子供たち（なんで屋カー工房）</span>：<a href="http://www.nandeya-card.net/blog/2007/02/post_105.html">リンク</a>
<span style="color:#FFAE35;">・給食費を払わない親（家庭を聖域にしてはならない）</span>：<a href="mailto:http://www.katei-x.net/blog/2007/02/000138.html">リンク</a>
<span style="color:#FFAE35;">・ニート（超企業類グループの挑戦）</span>：<a href="http://www.kigyonw.net/blog/2006/11/post_13.html">リンク</a>

など、市場社会に身をおいた現代社会の問題かも知れません。

これは、<span style="color:#ff3300;"><strong><span style="font-size:130%;">『生産の場＝（職場）』から切り離された『消費の場＝（家庭）』という現代の社会構造による弊害</span></strong></span>がありそうです。

<strong><span style="background:#A4FFA4"><span style="font-size:130%;">■生産の場と消費の場の分断</span></span></strong>

<blockquote><span style="color:#009933;">彼らは生まれながらにして「消費者」で、<strong>金を払いさえすれば何でも揃い、どんなサービスも受けられる便利な都市空間の中で成長して「自分を確立」</strong>する</span>（実際には「自分を確立」なんてことは永遠に不可能なんだが、言葉の問題には一旦目をつぶるとしよう…）。

「消費生活の中で確立した自分」は数ある商品の中から、自分が価値を認める商品やサービスを選択しそれ相応の代金を払う。

<span style="color:#009933;">「消費」という行為に必要なのは「金」だけであって、<strong>何かを生産しようと思ったら必ず必要になる、外圧に同化する能力、人の期待を読み取る能力、他人と話し合い協力する能力などは、一切求められることはない</strong></span>（だから４歳の子供にだって買い物はできる）。

こうして<span style="color:#009933;">“選択し消費する主体”としての「自分（自我）」が肥大</span>していくわけだ。

実際に、大人になって生産の現場に出たときには、そんなしょうもない「消費者としての自分」をいかに強固に確立していたとしても、何の役にも立たない（だから必然的に徹底的に叩かれることになり、それに耐えられずに３年以内に辞める新入社員が半分…というわけか？）。

<span style="color:#009933;">こんな役に立たない「消費者としての自分」しか確立できないような状況に子供を置いていること自体が、すべての教育問題の根本的な原因</span>である。

早急に<span style="color:#009933;">、「生産者」としての体験を子供のうちから積ませることができるような「場」を創っていく必要がある（識者が言っているような、道徳教育とか規範教育だけではまったく答えになっていない）。例えば、農業や市場や工場などの現場で実際の生産活動に触れるような体験をさせることは、最低限必要</span>だろう。

もっと言えば、与えられた「場」で消費活動しかできないようなカタワの存在ではなく、<span style="color:#009933;"><strong>仲間と協力して自分たちで「場」や「課題」そのものを創っていく活動の中で子供たちに共認力・同化能力・前進力を磨いていってもらう</strong>、そのための環境を整える必要がある</span>のではないだろうか。

『<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=146332">「消費者としての自分」っていったいナンボのものなんだろうか？（教育には「生産の場」が必要）</a>』より引用
</blockquote> 

昔の村落共同体が解体される前は、<strong>『生産の場』と『消費の場』が<span style="color:#ff3300;">共存</span>する社会</strong>で、大人も子供も同じように外圧を受けていたし、こういう大人（男・女）になれば、みんなの役に立てるという<strong><span style="color:#ff3300;">“同化対象の姿”</span></strong>が身近にたくさんいました。

しかし、<strong>『生産の場』と『消費の場』が<span style="color:#ff3300;">分断</span>した現代社会</strong>では、大人たちが生産に従事しるシーンを見る機会は少なく、外で闘っている（生産している）父親の姿よりも、家庭でゴロゴロしている<strong><span style="color:#ff3300;">“一消費者の姿”</span></strong>しか見ることができなくなっています。

<strong>共同体の解体は子供に、生きるための外圧がかからない状況を作り、<span style="font-size:130%;"><span style="color:#ff3300;">生産のための外圧に対する予行練習（遊び）の場を奪ってしまった</span></span>のです。</strong>

<strong><span style="font-size:130%;"><span style="background:#A4FFA4">■子どもたちにとって必要な遊びとは？</span></span></strong>

<span style="color:#ff3300;"><strong>子どもたちは常に、より充足できる「遊び」を探索し、その先に自然の摂理を実感し、大人たちの仕事を真似ることで課題・役割・評価を共認する充足を見出します。</strong></span>子どもたちの主体的な「遊び」が、結果、学習効果をもたらすのだと思います。だから、かつての子供たちは働いている両親の背中を見ているだけで健全に 育っていったのでしょう。

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%BB%95%E4%BA%8B%EF%BC%91.bmp"><img alt="%E4%BB%95%E4%BA%8B%EF%BC%91.bmp" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%BB%95%E4%BA%8B%EF%BC%91-thumb.bmp" width="299" height="340" /></a>

子供たちが遊びを通じて健全に育っていくのには、大人たちがそれに必要な環境を提供すること。それは、<span style="color:#ff3300;"><strong><span style="font-size:130%;">『闘争の場＝（職場）』と『生殖の場＝（家庭）』が一体となった生産体の中で、自然圧力をはじめ様々な闘争圧力が働いく環境</span></strong></span>なのだと改めて実感します。

:m161:  :m162:  :m163:  :m164:  :m161:  :m162:  :m163:  :m164:  :m161:  :m162:  :m163:  :m164: :m161:  :m162:  :m163:  :m164:  :m161:  :m162:  :m163:  :m164:  :m161:  :m162:  :m163:  :m164::m161:  :m162: 

次回、遊びの効用（４）では、<strong><span style="color:#800080;">これからの時代の『遊び』</span></strong>を具体的に考えてみたいと思います。
お楽しみに :m030: 




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   <title>『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待《番外編》～「食抑」のすすめ①～</title>
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   <published>2012-02-04T14:16:35Z</published>
   <updated>2012-02-07T11:37:03Z</updated>
   
   <summary>これまで、「食への期待」シリーズでは、主に食材そのものに対する諸問題、それを許している諸制度等を扱い、それらの問題が少なからず庶民が感じ取り、「食」に対する何がしかの不安を増大させていることを押えてきました。そして、その裏返しの意識、つまり「期待」が、「安心」・「安全」を求めて新しい動きが登場していることを紹介しました。最後に、今後の可能性として、市場原理に乗らない共認原理に基づいた「食」のあり方、その基盤となる農村共同体の再生を提示してきました。 「安心基盤」をつくっていくには？の一つの答えが、「農村共同体」にあり、次回は、「食」以外の「基盤」となっていくであろう「健康」にスポットを当てて追究していく予定です。  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  その前に、市場原理に乗っかり「飽食の時代」となった近代を振り返って、「食」への期待《番外編》として、「食」自体のあり方、意味を問うような認識を紹介しておきます。これは、これまでの概念を覆すような認識かもしれませんが、次回扱う「健康」そのものに直結する重要な認識となることと思います。 「食」への期待・・と言えば、本編でも展開したように、「安心」・「安全」な「食材」を、「美味しく」「調理し」「お腹一杯」「食す」ということが思い浮かぶと想いますが、この内、「お腹一杯」ということがどうやら問題らしいのです。 るいネットの投稿から 食べなければ死なない①というタイトルの記事を紹介します。 タイトルだけを見ると衝撃的ですが、要は食べる量を減らすことで、人間本来の健康な状態が保たれるということです。食べる量を抑制するという意味で、「食抑」という概念で捉えられます。 その前に・・・ :m034:いつも応援 :m092: ありがとうございます :m030:     ...</summary>
   <author>
      <name>sashow</name>
      
   </author>
         <category term="健康" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[これまで、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001258.html#more">「食への期待」シリーズ</a>では、主に食材そのものに対する諸問題、それを許している諸制度等を扱い、それらの問題が少なからず庶民が感じ取り、「食」に対する何がしかの不安を増大させていることを押えてきました。そして、その裏返しの意識、つまり「期待」が、「安心」・「安全」を求めて新しい動きが登場していることを紹介しました。最後に、今後の可能性として、市場原理に乗らない共認原理に基づいた「食」のあり方、その基盤となる農村共同体の再生を提示してきました。

「安心基盤」をつくっていくには？の一つの答えが、「農村共同体」にあり、次回は、「食」以外の「基盤」となっていくであろう「健康」にスポットを当てて追究していく予定です。

 :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163:  :m161:  :m163: 
その前に、市場原理に乗っかり「飽食の時代」となった近代を振り返って、「食」への期待《番外編》として、「食」自体のあり方、意味を問うような認識を紹介しておきます。これは、これまでの概念を覆すような認識かもしれませんが、次回扱う「健康」そのものに直結する重要な認識となることと思います。

「食」への期待・・と言えば、本編でも展開したように、「安心」・「安全」な「食材」を、「美味しく」「調理し」「お腹一杯」「食す」ということが思い浮かぶと想いますが、この内、「お腹一杯」ということがどうやら問題らしいのです。

<img alt="%E4%BF%AE%E8%A1%8C.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%BF%AE%E8%A1%8C.jpg" width="200" height="150" /><img alt="%E7%B2%BE%E9%80%B2%E6%96%99%E7%90%86.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E7%B2%BE%E9%80%B2%E6%96%99%E7%90%86.jpg" width="224" height="150" />

るいネットの投稿から
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=259355">食べなければ死なない①</a>というタイトルの記事を紹介します。
タイトルだけを見ると衝撃的ですが、要は食べる量を減らすことで、人間本来の健康な状態が保たれるということです。食べる量を抑制するという意味で、<span style="color:#ff3300;"><strong>「食抑」</strong></span>という概念で捉えられます。

その前に・・・
:m034:いつも応援 :m092: ありがとうございます :m030:  
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      <![CDATA[以下上記記事からの引用です。
<blockquote>あまり考えなしで決めて、変なタイトルかもしれない。要するに、<span style="color:#ff3300;">「食べる量を減らせば病気が治り長生きできる」</span>ということだ。これは逆説でもなんでもない。今日の朝日新聞の夕刊で、「『腹七分目』長寿の極意」という記事が目にとまった。

「糖尿病やがん、死ぬ確率３分の１」とある。<span style="color:#ff3300;">摂取カロリーを約3割減らすと、糖尿病やがんといった加齢に関連した病気で死ぬ確率が3分の1になる。</span>このことを、米ウィスコンシン大学チームが発見した。アカゲザルを使った、20年間の研究成果だった。実験は、<span style="color:#6666ff;">好きなだけエサを食べさせるグループと、摂取カロリーを3割減らすグループにアカゲザルを半々に分けて行なった。その結果、糖尿病、癌、心血管疾患、脳の萎縮など加齢性の病気で死んだ割合が、カロリー制限なしグループでは有りグループよりも3倍も多かった。</span>
<img alt="%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%AA%E3%81%84%E5%81%A5%E5%BA%B7%E6%B3%95.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%AA%E3%81%84%E5%81%A5%E5%BA%B7%E6%B3%95.jpg" width="250" height="250" /><img alt="%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%AE%E6%88%91%E6%85%A2.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%AE%E6%88%91%E6%85%A2.jpg" width="166" height="250" />

この記事は、自分的にはすごくタイムリーだった。というのは、昨日立川の書店で、『食べない健康法』（石原結實著、東洋経済新報社）を買っていたからだ。
この本を読んでいると、前述の猿の実験と同様の結果が出ている研究が他にもたくさんあることがわかる。<span style="color:#ff3300;">1日１食か2食の小食を続けると、寿命が延び、老化予防になり、ガンのリスクが減り、免疫力が向上し、頭脳が明晰になり、体のだるさがとれ、ストレスに強くなり…といったメリットがもたらされる。</span>
<span style="color:#6666ff;">いちばん良いのは1日1食にすることだという。それよりもっと効果があるのが断食だとか。私が十代の頃から親しんでいたヨガでも、小食こそが人間が健康に生きる極意だという。</span>

「食欲がない」という体のサインを見逃してはならない。それは、免疫力を高めて病気を治そうとする本能から来るものだったりするので。癌の患者でも同様だ。<span style="color:#ff3300;">人間は食べる量を減らせば、癌にも打ち勝つ免疫力がよみがえる。</span>かなりはっきり言えることのようだ。

石原博士は、長崎大学で学び、白血球の研究で博士号を取った。そしてスイスのスペンナー病院などで世界の自然療法の最前線を学んだ方だ。現代医学と東洋医学の両方のメリットを生かして、本質に近づいているという感じだ。

<span style="color:#ff3300;">人間は食べすぎや栄養過多、つまり「飽食」の結果として病気になる。</span>これがほとんどではないか。<span style="color:#6666ff;">病気になったらもっと食べなければいけないという、現代医学が教える愚かさ。病気になって食欲が減るのは、自己治癒力（免疫力）を高めるための自然の営みなのに。風邪でもガンでも基本は同じだろう。</span></blockquote>
<img alt="%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%EF%BC%92%EF%BC%88%E9%8A%85%E5%83%8F%EF%BC%89.bmp" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%EF%BC%92%EF%BC%88%E9%8A%85%E5%83%8F%EF%BC%89.bmp" width="130" height="200" /><img alt="%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C.jpg" width="267" height="200" /><img alt="%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%8E%A8%E7%A7%BB.gif" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%8E%A8%E7%A7%BB.gif" width="397" height="268" />

「食べ過ぎが病気の原因になる」ということは、目から鱗の認識でした。確かに、「生活習慣病等」や「メタボリックシンドローム」と言われる言葉が象徴するように、過剰な栄養摂取が病気を引き起こすということは、言えると思います。その意味では、食事を抑制するという「食抑」の必要性は感じます。

しかし、3食をしっかり摂るとこが、健康に暮らす基本として育ってきた現代人が「1日1食」となると、抵抗があると思います。もう少し、「食抑」の根拠をはっきりさせたいと思います。

そのためには、人間が持っている「食」に関する機能に着目する必要があります。人類500万年の歴史の499万年以上、つまり、進化史のほとんどが飢えとの戦いの歴史であったのです。現在の「食」に限らずほとんどの機能がその時代に獲得されたものです。
それ故に、飽食が長く続くことに対する機能は持ち合わせていないのです。糖尿病などがいい例ですね。

<blockquote><span style="background:#C8FFFF">一般的に野生生物にとっては飽食よりも飢餓が生存上の大きな問題であり、そのため血糖は上がりすぎることよりも、下がりすぎること（低血糖）を回避することが重要だからである。従って血糖を上昇させるためのホルモンには、グルカゴン、糖質コルチコイド、アドレナリン、成長ホルモン、等複数存在するのに対して、血糖を下げる方向に働くホルモンはインシュリンのみである。</span></blockquote>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=103248">生存外圧（飢餓）の消滅に適応できない意識と身体</a>より

上記のように、血糖を上昇させる物質はいろいろあるが、下げる物質はインシュリンのみということも、インシュリンは一生涯の内、分泌される量が決まっている、ということも、そのこと自体が、飢えに対する機能と言えます。糖尿病は、生きている間：若い内に、このインシュリンを使い切ってしまうということで、まさに、自然の摂理に反していると言えると思います。

<blockquote><span style="color:#ff3300;">食本能という欠乏は餓え＝「食えない」という外圧に基づいて形成されています。</span>自然界で、好きなだけ食べられるということはありえません。現に、一般的な動物は、常に飢えており餌を探しています。始原人類においてはこれよりも過酷な状況でした。

始原人類は、餌をとる事もままならず、<span style="color:#6666ff;">恒常的に飢えていました。</span>この「飢えている」という状況を元に、免疫などの諸本能が形成されており、現に免疫機能は、ガン細胞などの異物を「食べて」体外に排出します。
　
このように、自然界は「飢えている」ということを前提にバランスしています。自然の生物が、多量の種子や卵をバラまき、その大部分が食べられ、何億分の一だけが生命を全うするということもバランスの１つでしょう。
　
しかし、現代（とりわけ先進国）では「食えない」ということがありません。むしろ食べ過ぎている状態です。<span style="color:#ff3300;">このバランスを崩した状態が様々な病気の第一原因となっているのが、アカゲザルやサハラ砂漠の遊牧民の事例からわかります。極限時代という飢えの時代が長かった人類の歴史から考えてみると、食べすぎによる悪影響は他の動物と比べてとりわけ人類に顕著に現れると思います。</span></blockquote>
<a href="http://www.sayuu.net/blog/2011/12/002167.html">カタカムナに学ぶ　～節約から本能の抑制（食抑）へ～</a>　より

ありがとうございます :m027:  :m030:  :m034: 　②につづきます。]]>
   </content>
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   <title>『生きる力を育てる教育』～遊びの効用（２）「遊び」の概念が無い世界～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001259.html" />
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   <published>2012-01-23T03:15:04Z</published>
   <updated>2012-01-26T10:16:47Z</updated>
   
   <summary>これまで『生きる力を育てる教育』シリーズでは、以下の記事をアップしてきました。１．プロローグ ２．寺子屋に学ぶ教育のあり方 ３．農民のための寺子屋での実学教育 ４．「農」の教育力とは？  ５．「農」教育が育むもの ６．現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる ７．現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる part２ ８．遊びの効用（１）子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題 前回の記事『８．遊びの効用（１）子どもにとって「遊び」は最大の学習課題』では、 :m281: 「遊び」とは外圧に適応するための重要な学習課題  :m281: 動物も人類も「遊び」を通して外部世界に適応する術を自然と身につけてきたということがわかり「遊び」の重要性を理解できました。 とは言うものの、 　「勉強」時間を減らして「遊び」時間を増やすだけでいいの？ 　「遊びなさい」と言っても子供たちに何の遊びをさせればいいのか･･･。 　現代の環境では子供たちの「遊び」にも制約が有り過ぎるのでは･･･。 などなど「具体的にどうしていけばいいのか？」を考えていくと、疑問がたくさん出てきます。どうも単純にはいかない問題のようです。 前回に引き続き、子供たちの「遊び」についてもう少し掘り下げて考えていくことにしましょう。 続きもよろしくお願いします :m030:  :m118:  :m118:   ...</summary>
   <author>
      <name>isgitmhr</name>
      
   </author>
         <category term="教育の新潮流" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[これまで『生きる力を育てる教育』シリーズでは、以下の記事をアップしてきました。<blockquote><a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001240.html">１．プロローグ</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001242.html">２．寺子屋に学ぶ教育のあり方</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001244.html">３．農民のための寺子屋での実学教育</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001246.html">４．「農」の教育力とは？</a> 
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001248.html">５．「農」教育が育むもの</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001250.html">６．現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001252.html">７．現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる part２</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001256.html">８．遊びの効用（１）子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題</a></blockquote>

前回の記事<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001256.html">『８．遊びの効用（１）子どもにとって「遊び」は最大の学習課題』</a>では、<blockquote> :m281: <span style="color:#ff3300;">「遊び」</span>とは<span style="color:#ff3300;">外圧に適応するための重要な学習課題</span>
 :m281:<span style="color:#ff3300;"> 動物も人類</span>も<span style="color:#ff3300;">「遊び」</span>を通して<span style="color:#ff3300;">外部世界に適応する術</span>を自然と身につけてきた</blockquote>ということがわかり<span style="color:#ff3300;">「遊び」の重要性</span>を理解できました。<br>

とは言うものの、<br>

　「勉強」時間を減らして「遊び」時間を増やすだけでいいの？
　「遊びなさい」と言っても子供たちに何の遊びをさせればいいのか･･･。
　現代の環境では子供たちの「遊び」にも制約が有り過ぎるのでは･･･。<br>

などなど<span style="color:#800080;">「具体的にどうしていけばいいのか？」</span>を考えていくと、<span style="color:#800080;">疑問がたくさん</span>出てきます。どうも単純にはいかない問題のようです。<br>

前回に引き続き、子供たちの「遊び」についてもう少し掘り下げて考えていくことにしましょう。<br>
<img alt="p2162_1.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/p2162_1.jpg" width="400" height="250" /><br>
続きもよろしくお願いします :m030:
 :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?542310" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ" src="http://blog.katei-x.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://baby.blogmura.com/in/073656.html" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 子育てブログへ" src="http://baby.blogmura.com/img/baby80_15.gif" width="80" border="0" /></a>]]>
      <![CDATA[<span style="background:#FFDBA4">１．「遊び」とは</span><br>

　<span style="color:#ff3300;">現代社会での「遊び」</span>は<span style="color:#800080;">「遊んでないで勉強しなさい！」</span>で代表されるように、<span style="color:#ff3300;">「勉強」と対峙するもの</span>として使われることが多いです。また<span style="color:#800080;">「遊び人」</span>という言葉があるように、仕事しない、怠ける、さぼる、女たらし、不真面目といった<span style="color:#ff3300;">自堕落なマイナスイメージ</span>を連想させます。<span style="color:#ff3300;">動物と同様、生きていく上で重要な学習課題であったはずの「遊び」が、なぜこのように扱われるようになったのでしょうか？</span><br>

　調べてみると、これはどうも<span style="color:#ff3300;">現代特有の固定観念</span>であることがわかります。
古語辞典によると、<span style="color:#ff3300;">昔の「遊び」にはいろいろな概念が含まれていた</span>ようです。<blockquote>・心のままに動きまわる
・ある楽しみごとに専心して時を過ごす
・泳ぐ、水中で自由にふるまう
・音楽をかなでる
・利用されないであいている
・ひまに暮らす</blockquote>どちらかと言うと<span style="color:#ff3300;">「ゆとりがある」「余裕がある」</span>という意味合いの方が大きく、現代の「遊び」に対するイメージとは明らかに異なります。（現代でも「ブレーキに遊びを持たせる」などがこの意味で使われてますね）<br>

　こうして見ると、どうやら現代の「遊び」は、<span style="color:#ff3300;">近代思想によって意図的に概念を固定化されている疑い</span>があります。これからの子供の「遊び」を考えていくには、まず<span style="color:#ff3300;">「遊び」に対する現代特有の固定観念を払拭する</span>必要がありますね。<br>


<span style="background:#FFDBA4">２．「遊び」の概念が無い社会</span><br>

　カナダ北部の氷雪地帯に、<span style="color:#ff3300;">イヌイットと呼ばれる先住民族</span>（エスキモー系諸民族 の1つ）がいます。19世紀に初めて他国の人と接触を持つようになった民族で、何世紀もの間、外部世界とほとんど孤絶して暮らしていたようです。<span style="color:#ff3300;">彼らの「遊び」</span>を見ていくことで、<span style="color:#ff3300;">近代思想の影響を受けていない本来の「遊び」の姿</span>が見えてくるのかもしれません。<blockquote>「遊び」と「労働」の区別の無い世界（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=222848">リンク</a>）

《イヌイットの遊び》（<a href="http://www.campus.ouj.ac.jp/~stew_hon/HTML/inuit_asobi02.html">リンク</a>）
　極北民族であるイヌイットほど遊び好きな人々はほかにないような気がする。猟の途中でも、簗で魚をとっている間でも、テントでくつろいでいるときでも、老若男女いつでもどこでも遊びに興じてしまう。<br>
 　ここで注意すべきは、イヌイットには「遊び」と「労働」という観念を区別する思想はなかったことである。それぞれの遊びやゲームには名前があったが、これは「遊び」だ、これは「労働」だという区分はなかった。私たちが遊びと分類する行動は、イヌイットにとって生きていく上、心理的な対応と行動の技術の学習・向上を促進させるとともに、社会生活が円満に営まれるための役割を果たしていた。つまり、イヌイットの「遊び」とそのほかの行動は表裏一体の関係にあり、遊びは生き抜く術の予行演習であった。<br>
《イヌイットの遊びの特徴》<br>
①イヌイット社会における遊びは計画的に行なわれるのではなく、状況次第で即興的に行なわれる。ハンターがカリブー猟の途中、一休みをしているときに紐を取り出してあやとりをすることはめずらしくない。あるいは、キャンプで皆がくつろいでいるとき、誰ともなく腕相撲をはじめたり、テントの外でカラスやカモメを目がけて石を投げたりするのである。また、遊んでいると思えば、ゲームを突然にやめて漁に出かける。いうまでもなく、子どもはいつも遊んでいる。橇に乗って人形遊びをしたり、大人に作ってもらったおもちゃの道具や本物の道具を使ってごっこ遊びにうつつをぬかしている。<br>
②イヌイットの遊びには専用の用具は少なく、身のまわりのものを応用して遊ぶことが多い。野球をする場合、海岸に打ちあげられた流木やツンドラにころがっているカリブーの角をバットに、皮の切れ端にコケをつめて皮紐でしばったボールを手早くこしらえて遊びだす。キャンプを移せば、作った遊び用具を放置して、次の試合にまた作るのである。 <br>
④力比べのゲームが多いのもイヌイット遊びの特徴の一つである。成人の男性が参加する87の遊びのうち、53（60％）は力を重視する遊びである。しかし、イヌイットの力比べは必ずしも馬鹿力を発揮するものとは限らない。地面においた重さ60～80キロの石を移す石運びや重量挙げのように、奮発力を要するゲームは少数あるが、正座跳び、高蹴り、「鉄棒」・リング体操、片手の腕立て伏せの姿勢になり反対の手で回す紐を跳ぶ片手紐まわし跳びのように、多くのゲームでは力のほかに集中力と運動神経が必要である。イヌイット社会のゲームでは力と雅、機知と詩趣、自信と自重、器用さと敏捷さをもちあわせた精神が高く評価され、力ずくで相手をぶったおすという心構えはあさましいとされる。<br>
 ⑤幼児・児童（思春期前の子ども）の34の遊びは3つの種類に分けることができる。一つは、役割学習に関連する、大人の活動をまねるごっこ遊びである。人形を使う赤ちゃんごっこ（女子）、小さな雪の家の中での、地面にあおむけに寝る子の周りに石を並べる墓遊び（男女）、地面に石を並べて、簗で魚をとる漁撈ごっこ（男子）、角を頭にかざしている子を追いかける狩猟ごっこ（男子）、ミニチュアの橇を数人の子どもが引くごっこなど、大人のすることすべてが子どものまねるごっこ遊びとなる。ごっこ遊びではないが、絵話や昔話も子どもに社会のあり方を教える役割を果たしている。<br>
【引用ここまで】<br>
　イヌイットの人たちの「遊び」とは「真似る」＝「まなぶ」ことなのだと思います。だからこそ、老若男女、いくつになっても「遊ぶ」ことをやめることはない。
「遊びは生き抜く術の予行演習」。
これが「遊び」の本質ではないでしょうか？</blockquote>　<span style="color:#ff3300;">イヌイット人の「遊び」</span>は<span style="color:#ff3300;">、外圧に適応するための予行演習の一つ</span>でした。そして、そもそも彼らの頭の中には、<span style="color:#ff3300;">「遊び」という概念すらなかった</span>のです。
　「遊び」の中身を考えようとしているのに「遊び」の概念すらない事例なんて、振り出しに戻ったと思われる方も多いと思いますが、実は<span style="color:#6666ff;">この事実の中に、今後の教育を考える上での大きなヒントが隠されている</span>ように思います。<br>


<span style="background:#FFDBA4">３．具体的にどうしていくか？</span><br>

　一言に「遊び」といっても、教育制度を含めた様々な社会制度や生活環境などいろいろなものから影響を受けているので、<span style="color:#800080;">残念ながらそう簡単に答えは出ません。</span>かと言って、このままでは<span style="color:#800080;">純真な子供たちに苦しみを強いる</span>ばかりなので、今出来ることは何かないか？少し考えてみました。

　まずは、<span style="color:#ff3300;">現代、私達大人が考える「遊び」</span>は、<span style="color:#ff3300;">近代思想によって意図的に固定化された「遊び」</span>だということを理解し、<span style="color:#6666ff;">「遊び」に対するマイナスな固定観念を払拭</span>しましょう。子供たちが考えだした新たな「遊び」などは、積極的に評価してあげるのもいいかもしれません。
　次に、<span style="color:#ff3300;">「遊び」</span>とは、冒頭に書いたように<span style="color:#ff3300;">外圧に適応するための重要な学習課題</span>です。ということは、私権が衰弱し<span style="color:#ff3300;">外圧が<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=8">私権</a>圧力から<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=23">同類圧力</a>への変化</span>した現在、<span style="color:#6666ff;">子供たちも同類圧力に適応するための学習が必要</span>になってきます。個的な「遊び」ではなく、<span style="color:#6666ff;">同類圧力をダイレクトに感じることが出来る仲間空間へ子供を誘導していく</span>のも一つの方法だと思います。
　最後に、これが一番重要なことだと思いますが、<span style="color:#ff3300;">「遊び」とは「真似る」＝「まなぶ」</span>ことだとすれば、<span style="color:#ff3300;">子供が真似る対象は私達大人自身</span>です。まずは<span style="color:#6666ff;">私達大人が、現在の外圧を的確に捉えられるよう観念力を身に付けることが必要</span>なのだと思います。大人が子供に向かって言う「遊んでいないで勉強しなさい！」は、自戒の言葉なのかもしれません。
（<span style="color:#009933;">現代人は観念機能が著しく衰弱しているので大人も「勉強」が必要です。</span>→<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=260211">『観念追求力の構造を考える①</a><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260212">②』）</a><br>
　子供たちの「遊び」は大人次第で変わるものだ思えてきました。他に良い方法があればコメント欄にご記入お願いします。<br>


<span style="background:#FFDBA4">４．まとめ</span><br>
　イヌイット人がそうであった様に、<span style="color:#ff3300;">「遊び」という概念がそもそも不要</span>なものなのかもしれません。これからの社会では、<span style="color:#6666ff;">「勉強？遊び？どっちかわからない」</span>と子供たちに思わせるような、<span style="color:#6666ff;">充足を伴った「勉強」を教育の中に取り込んでいく必要がある</span>のだと思います。<br>


　次回は、現代の「遊び」について、もう少し掘り下げて考えていくことにします。]]>
   </content>
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   <title>『安心基盤を作っていくには？』：「食」への期待８～根本原因は食を支える農村共同体の崩壊～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001258.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2012:/blog//1.1258</id>
   
   <published>2012-01-21T13:02:26Z</published>
   <updated>2012-01-21T13:17:44Z</updated>
   
   <summary>前回まで、『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待シリーズを続けてきました。いよいよ、シリーズも今回でまとめとなります。 プロローグ『安心基盤を創っていくには！？』 １．食卓に迫る放射能の危機　  ２．腐らない農産物の正体　 ３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響　 ４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る　 ５. 骨抜きにされる法規制①、②　 ６．「食」を取り巻く新たな試み①、② ７．安さを求めてきた消費者の意識こそが問題 京都府南丹市（美山のかやぶきの里）よりお借りしました   今回は、前回の安すぎる「食」の原因構造に迫りつつ、これからの新たな可能性についても考えていきたいと思います。   いつも応援ありがとうございます。     ...</summary>
   <author>
      <name>member</name>
      
   </author>
         <category term="家庭と市場" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[前回まで、『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待シリーズを続けてきました。いよいよ、シリーズも今回でまとめとなります。

<blockquote>
<br>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/">プロローグ『安心基盤を創っていくには！？』</a>

１．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001241.html">食卓に迫る放射能の危機</a>　 

２．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001243.html">腐らない農産物の正体</a>　

３．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001245.html">遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響</a>　

４．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001247.html">驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る</a>　

５. 骨抜きにされる法規制<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001249.html">①</a>、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001251.html">②</a>　

６．「食」を取り巻く新たな試み<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001254.html">①</a>、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001255.html#more">②</a>

７．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001257.html#more">安さを求めてきた消費者の意識こそが問題</a>
<br>
<CENTER>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/miyama.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/miyama.html','popup','width=800,height=601,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/miyama-thumb.jpg" width="450" height="338" alt="" /></a>
<a href="http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukan/nougyo_kinou/">京都府南丹市（美山のかやぶきの里）</a>よりお借りしました
</CENTER> 
</blockquote>
<br>
今回は、前回の安すぎる「食」の原因構造に迫りつつ、これからの新たな可能性についても考えていきたいと思います。
 <br>
いつも応援ありがとうございます。  
<a href="http://blog.with2.net/link.php?542310" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ" src="http://blog.katei-x.net/blog/banner_04.gif" /></a> 
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<span style="color:#ff3300;"></span><span style="color:#ff3300;"></span><span style="color:#ff3300;"></span>
<br>]]>
      <![CDATA[<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">
１．市場原理を最優先してきた生産者と消費者
</span></strong></span>
<BR>

  前回は、これまでと視点を変えて、「安さ」を求めすぎる消費者の意識にも問題があるのでは？ということをお伝えしました。では、なぜ、食品はそこまで安く、そして生産者は儲からない構造になってしまっているのでしょうか？

<blockquote>■<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=204056">農産物はなぜ安いか？

</a><CENTER>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/gen.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/gen.html','popup','width=788,height=384,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/gen-thumb.JPG" width="400" height="194" alt="" /></a>
</CENTER>
その謎を解く鍵が幻想価値である。<strong><span style="color:#ff3300;">必需品は幻想化の余地が少ないので低価格になり、贅沢品は幻想化の余地が大きいので高値がつく</span></strong>と考えれば辻褄が合う。

みんなが必要とする必需品の場合は、それを消費する（使う）目的も明確だし、そのモノがどのように役に立つのかも明確である。だから、価格に対する効果も分かりやすく、売るほうからすると消費者を騙せる余地が少ない。従って、実体価値（使用価値）を大きく超える幻想価値は捏造しにくい。（一部にブランド食品等も出回っているが、高級ブランド商品に比べると価格格差は知れている。）

それに対して、ブランド品の場合は、そもそもそれを消費する（使う）目的も不明確だし、そのモノがどのように役に立つのかも不明確である。（はっきり言ってしまえば、生活するうえではほとんど必要のないモノばかりであると言ってもいいだろう。せいぜい、他人の羨望の的になったり、それによって自己顕示欲を充たしたりするぐらいの効能しかない。）主観的な好みが支配する世界であるだけに、価格に対する効果も非常に分かりにくく、売るほうからすると消費者を騙せる余地が大きい。<strong><span style="color:#ff3300;">従って、実体価値（使用価値）を大きく超える幻想価値が捏造しやすい。</span></strong>

要するに、<strong><span style="color:#ff3300;">市場という駆け引きの世界では、人を騙しやすいものほど高値になり、騙しにくいものほど安値になる。</span></strong>

農産物が安くなるということは、消費者にとっては有難い反面、他の幻想価値のくっついている商品に比べて安くなりすぎると、生産者の生活が成り立たなくなる（担い手もいなくなる）という切実な問題がある。騙しの上手い者が甘い汁を吸い、汗水垂らして働く騙しの下手な者が苦労をするという市場原理はやはりどこかおかしい。価格格差の問題も、必要か否かという観点で捉え直す必要がある。
</blockquote>
<br>
市場原理の下では、食品という人間や集団にとって必要不可欠なものほど、<strong><span style="color:#ff3300;">「幻想価値＞実質価値」</span></strong>となり、必要以上に安くなりすぎる。そして、贅沢品のようなものほど実質価値が曖昧でいくらでも幻想価値を上乗せできる（要は騙しの構造）。

  また、市場拡大絶対の名の下に、幻想価値を付加できない食よりも、ブランド品や化粧品などに人々がお金を使えるように、食は徹底的に安くなってきたともいえそうです（市場拡大＝幻想価値の肥大を最優先し、実質価値の代表である「食」は軽視されてきた）。

  今では、日常的な食は、「少しでも安く」「満腹になる」といった本能欠乏を満たすためだけになってしまっています。また、その結果、現代人は総じて食べ過ぎており、逆に病気の原因ともなってきています。
<br>
<blockquote>■「食べなければ死なない①」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=259355
『人間は食べすぎや栄養過多、つまり「飽食」の結果として病気になる。これがほとんどではないか。病気になったらもっと食べなければいけないという、現代医学が教える愚かさ。』
</blockquote>
  しかし、ここまで安くなった「食」の問題は、身体がむしばまれるリスク（食品添加物、遺伝子組み換え、農薬等）となって顕在化しています。人間にとって大事なことは、ブランド品やファッションで身を飾ることなのか、食によって身体を作り、食を通じてみなと充足できる時間や空間を共有することなのかの価値観そのものが問われているのではないでしょうか？
<br>

<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">２．市場原理による取引関係から共認原理による信認関係へ</span></strong></span>
<BR>

   戦後、経済成長（市場拡大）を優先し、食も市場原理に委ねた結果、消費者に要求に迎合して価格は安くなりすぎ、小売業者は利益を確保するために生産者（農業）や流通業者にしわ寄せが行き、さらにコストを削るために国内だけでなく人件費の安い新興国や広大な面積で大規模農業を行うアメリカ等からの海外からの輸入作物に依存する。

  その結果、このシリーズで述べてきた身体への影響が心配されるような様々な問題が顕在化し、食糧自給率も４０％に下がり、安全な食を確保することさえ難しくなってきています。

  はたして、私たちの「食」は市場原理に委ねておけるものなのでしょうか？


<blockquote>■<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=194431">農業は医療や教育と同じく人類（集団）にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは？</a>

　 	
　<strong><span style="color:#ff3300;">貧困が消滅して以降、それまでのように生きるための食糧を生産するという課題は希薄になっていく。</span></strong>食べるだけならば、世界中から安く農産物が輸入されてくる。人件費が日本の１／１０、あるいは規模において数百倍以上の大規模農業の効率性と比較すれば、単純にコスト競争では歯が立たない。しかし、多くの人はだからといって国内の農業をやめてしまっていいわけではないと感じている。

　しかし、そこが鮮明になっていないが故に、結局は安い商品に淘汰され、結果として利益もほとんど残らず、農業は儲からないというようなマイナスイメージとなってしまっている。

　ただ、実際に農業をやっている方の意見としては、儲からないのは市場原理の中、価格競争圧力によって低価格構造から脱しきれなかったり、豊作や不作で需給バランスが崩れ価格が大きく乱高下することも計画的に経営を続けていくことが難しい原因となっているとのこと。

　要は、安定した価格（別に高額でなくともよい）で継続的に購入してくれる顧客さえいれば、農業は今でも充分に成立するはず。<strong><span style="color:#ff3300;">そのためには安定した販路を構築する必要があるわけですが、そこで評価されるのは商品そのものというよりは、作り手の姿勢であり、その背後にある状況認識や課題設定にあるのではないか。</span></strong>

　<strong><span style="color:#ff3300;">その状況認識と課題共認によって追求され導き出された「答え」に人々は共鳴し、その作り手の事業を応援したくなる（つまりは、農産物を購入する事で）。</span></strong>そういった信認関係にまで高められなければ、結局は価格が安いという「金銭的メリット」だけで様々な小売店や直売ネットと比較され、安定した関係にはいたらない。
</blockquote>
<br>
今や、本能（食欲）を満たすたけの食ではなく、食を通じた共認充足（生産者や小売店の方や、ともに食事をする人とのとのやり取りによる充足）にこそが充足価値であり、人々の食への最大の期待なのではないかと思います。

安全や安心は、どれだけ基準を厳格にしてもそれをすり抜けることは可能であり、また、厳格にすればするほど手間やコストも上がってします。それよりも、シンプルに顔の見える生産者から買わせていただくことで相互の信認関係（共認原理）に基づく繋がりや、やり取りによる共認充足を得られる方が可能性があると言えます。

  もはや、モノとしての食糧そのものよりも、生産者の方がどのような想いで農作物を作り、どんな苦労があったのか、何を工夫してきたのか、などの生産にまつわるストーリーこそが価値を持ってくる。単に写真を貼るだけで顔が見えることを超えて、そういった背景や考え方、人柄まで伝わってはじめて商品価値となってくるのだといえます。

  物的欠乏が衰弱している現在、モノとしての食糧だけよりも、それを作った人や企業そのものへと関心が向かいつつあるのだと思われます。

  前回、ご紹介したように、その最先端となる実現事例も生まれてきています。

<blockquote>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001255.html#more">「食」への期待６～「食」を取り巻く新たな試み②</a>

①変わる消費者の意識
②変わる生産技術　
③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット）
④食を通じた新たな繋がりの萌芽　</blockquote>
<br>
<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">3．不況でも伸びる直売所は、共認原理による信認関係のひな形</span></strong></span>
<BR>
特に注目されるのが、各地に広がっている、「農産物直売所」です。

<blockquote><a href="http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/07/2011_13102763058.html">『県内直売所不況知らず　旬の農産物安くて新鮮安心』</a>2011/7/10 

<CENTER>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyakushou.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyakushou.html','popup','width=683,height=384,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyakushou-thumb.JPG" width="400" height="224" alt="" /></a>
</CENTER>
	
・徳島県内の農産物直売所が売り上げを伸ばしている。多くの消費者から「安くて新鮮」「安心できる」と支持され、２０１０年の販売額は４４億４千万円に上った。県が直売所の販売総額を集計したのは今回が初めてだが、調査を始めた０６年から多くの直売所20 件が売り上げを伸ばしており、１０年の販売額は過去最高とみられる。　

・調査を始めた０６年時と１０年の実績とを比較すると、年間１億円以上を売り上げる直売所は４カ所から１０カ所へ２・５倍に増え、５千万円以上１億円未満の直売所も６カ所から１４カ所になった。年間の来客数（レジを通った客数）は、０６年の１７８万人から０７年は２７１万人、０８年は３３２万人となり、右肩上がりに推移20 件。０９年には３５０万人を超え、１０年は３８３万人と、１日１万人強が直売所で買い物をしている計算だ。

・石井町の「百姓一」に来ていた植木直美さん（５３）＝北九州市＝は、徳島に単身赴任している夫を２～３カ月に一度は訪ね、直売所巡りを一緒に楽しんでいる。「野菜が新鮮で安い。生産者の名前も書いてあるので安心できる」と植木さん。枝豆をたくさん買い込み、お土産に持って帰ることもあるという。

・神山町の「旬の市神山」で青ウメを買っていた徳島市国府町和田の男性（４３）も「近くの量販店より産地の直売所の方が品質のいいものが売られている気がする。値段も安いし、毎年ここに足を延ばしている」と話していた。

【写真説明】新鮮で安い農産物を求め、多くの買い物客が訪れている直売所＝石井町重松の「百姓一」    徳島新聞
</blockquote>
<br>
全般的には、苦戦している流通業界において、「農産物直売所」は堅調な伸びを見せています。
<br>

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<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyou2.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyou2.html','popup','width=683,height=618,scrollbars=yes,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/hyou2-thumb.JPG" width="450" height="407" alt="" /></a>
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<a href="http://www.vmi.co.jp/info/bestvalue/pdf/bv17/bv17_02.pdf">「都市・農山漁村交流における地域物産販売」</a>を修正・加工
<br>
このデータによれば、直売所は2005年の時点で店舗数で最大手のコンビニであるセブンイレブンに匹敵し、従業員一人当たりの年間販売額でもコンビニに迫るほどになってきています。


特に注目されるのは、その成長性です。農業センサス調査で、2005年度 13,538店が、2010年度 16,816店と、５年間で124%の伸びとなっています。それに伴い、年間販売額も1兆6,455億くらいまで拡大していると予測されます（店舗当たり売上を基準に計算）。


これらは、すでに顕在化している共認原理による信認関係への移行事例だといえます。今後も、現在の顔の見えない市場取引から、期待や応望、評価や感謝のやり取りがなされる顔の見える信認関係へとシフトしていくと思われます。

<br>
<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">４．すべての問題は（農村）共同体の崩壊にあった</span></strong></span>
<BR>

ただ、これらの信認関係による流通が普及していったとしても、まだ大きな課題は残ります。今後、１０年で生産者の高齢化が進み、農業生産の担い手がいなくなるという問題です。

つまり、食の問題は流通だけでは解決せず、やはり、生産の場（つまりは農村）までさかのぼらなければいけないのだといえます。

結局、根本的に食の安全基盤について考えれば、食の問題解決だけで無く、食の母体となる農の再生も不可欠であり、最終的には農業生産を支える農村共同体が再生が必要になるのだと思います。

<br>
<blockquote><a href="http://www.rui.jp/message/16/38/89_8af7.html">「医食農同源」</a>
　<strong><span style="color:#ff3300;">食の問題は、身体にいい悪いという現象レベル（食材という単一要素）で語られることが多いが、本質は「食文化」の崩壊であり、ひいては「食文化」の母胎である「生産集団（農村共同体）」の崩壊にいきつく。</span></strong>

・農から生まれた野菜を食して生きている私達は、食と農を切り離しては考えられない。気候や風土の違いによる食文化や農法、農場から食卓までの流通や保存の問題などいろいろあるが「食と農」は同源と言える。

・「医と食」を同源にする考え方は東洋医学の考え方で、食により病気にもなるが治療にもなる。医学の父といわれているヒポクラテスも「食べ物で治せない病気は医者でも治せない」と言っている。東西を問わず医と食は切っても切り離せない。

・医＝食　食＝農　故に医＝農という数学的な図式ではなく、「医は農に、農は自然に学べ」と解いている人もいるぐらいである。理由として
（１）医は人(動物)を農は植物を対象にしているが、どちらも生物である。生物の特徴として環境に左右されるため、環境をいかに快適にするかを考えなければならない。
（２）栄養は、人は腸の絨毛によって、植物は根の毛根より吸収される。
（３）腸内細菌や土壌細菌によって健康が左右される。善玉細菌をいかに増やすかが健康作りや野菜作りの基本になる。
------------------------------------------------------------
　人間も生物である以上、環境（外圧）からは切り離しては存在できない。「医食農同源」という考え方には非常に共感できます。医、食、教育など人間の基本的な営みは結局、食を供給する「農」に帰一するのかもしれません。
</blockquote>
<br>
長期的に見れば、安全性や食糧自給率などの食の安全基盤を確保するためにも、農村共同体の再生は最重要の課題になります。これについては、このブログを通してさらに追求していきたいと思います。

シリーズを通して読んでいただいてありがとうございました。

]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>『安心基盤を作っていくには？』：「食」への期待７～安さを求めてきた消費者の意識こそが問題～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001257.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2012:/blog//1.1257</id>
   
   <published>2012-01-14T11:34:47Z</published>
   <updated>2012-01-16T00:25:33Z</updated>
   
   <summary>これまで『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、以下の記事をアップしてきました。 プロローグ『安心基盤を創っていくには！？』 １．食卓に迫る放射能の危機　  ２．腐らない農産物の正体　 ３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響　 ４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る　 ５. 骨抜きにされる法規制①、②　 ６．「食」を取り巻く新たな試み①、②   今回は、なぜこのような食の現状になってきたのか、ということについて消費者の意識という側面から考えてみたいと思います。   いつも応援ありがとうございます。     ...</summary>
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         <category term="家庭と市場" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[これまで『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、以下の記事をアップしてきました。

<blockquote>
<br>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/">プロローグ『安心基盤を創っていくには！？』</a>

１．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001241.html">食卓に迫る放射能の危機</a>　 

２．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001243.html">腐らない農産物の正体</a>　

３．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001245.html">遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響</a>　

４．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001247.html">驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る</a>　

５. 骨抜きにされる法規制<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001249.html">①</a>、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001251.html">②</a>　

６．「食」を取り巻く新たな試み<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001254.html">①</a>、<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001255.html#more">②</a>
<br>
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<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/1.JPG"><img alt="1.JPG" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/1-thumb.JPG" width="400" height="204" /></a>
</CENTER> 
</blockquote>
<br>
今回は、なぜこのような食の現状になってきたのか、ということについて消費者の意識という側面から考えてみたいと思います。
 <br>
いつも応援ありがとうございます。  
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<br>]]>
      <![CDATA[<br>
<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">１．日本の「食」は安すぎる
</span></strong></span>
<BR>


まず、少し視点を変えて、現在、私たちの周りにある食品の価格について見てみます。


巷では、「100円バーガー」「298円弁当」「180円ラーメン」「全品290円均一の居酒屋」などなど、驚くほどの安さを売り物にした食品が増えてきています。そして、私たちもさほど疑問にも思わず、安いということの魅力にひかれてついつい買ってしまったり、食べていたりしています。


しかし、少し考えてみれば、国内や海外から原料を調達し、人の手で加工や運搬をし、
包装やラベル貼りもして、店頭で店員が接客して売っている食品がこれほど安いということは異常なことだと感じます。


以下、『日本の「食」は安すぎる』の著者、山本氏のインタビュー記事から引用してみます。

<br>
<blockquote>◆消費者よりも、生産者・メーカー・流通業者に目を向けるべき

・山本 そして、食品価格に対する感覚の狂いと、「消費者は社会の主役」という考え方が合体すると、「消費者のために、食品は安くあるべき」ということになる。<strong><span style="color:#ff3300;">最近は新聞やテレビでよく「食」の問題が取り上げられますが、その際、この「消費者のために、食品は安ければ安いほどよい」というメッセージが盛んに流されています。</span></strong>

・<strong><span style="color:#ff3300;">今の日本では、モノを買うときには小売店で買うことがほとんどで、それを作った生産者の顔を見ることがない。ですから、消費者は商品がこれまでより安く買われると困る人がいることを実感できなくて、安さばかりを求めてしまうのも当然かもしれません。</span></strong>しかし、だからこそ政府が率先して、適正な価格が守られなければ、結局よい食が失われ、消費者にツケが来るのだということをきちんとしたメッセージを送らなければならない。でも、それとは反対のことをやっているから、私は怒っているわけです。

<br>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/kaisetu1_zu08.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/kaisetu1_zu08.html','popup','width=450,height=314,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/kaisetu1_zu08-thumb.gif" width="450" height="314" alt="" /></a>
 
(1)輸入原料の場合：
食料品価格＝原材料の原産地価格＋運賃（海上または航空）＋保険料＋輸入諸掛り＋国内流通経費（運賃＋倉庫保管料＋諸経費+<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>）＋加工費（加工賃（人件費）＋燃料・光熱水料＋包装資材費＋保管料諸経費＋<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>）＋〔小売段階のコスト＋<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>〕

(2)国内原料の場合：
食料品価格＝原材料の国内産地価格（生産・収穫に要する労働費＋飼料費＋肥料費＋燃料・光熱水料等ほ場・牧場管理に係る諸経費＋<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>）＋国内流通 経費（運賃＋倉庫保管料＋諸経費+<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>）＋加工費（加工賃（人件費）＋燃料・光熱水料＋包装資材費＋保管料等諸経費＋<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>）＋〔小売段階のコスト＋<strong><span style="color:#6666ff;">マージン</span></strong>〕

<a href="http://lin.alic.go.jp/alic/month/dome/2008/mar/kaisetu01.htm">日本と各国の家計消費支出比較</a>より引用


◆安い食品の裏側

・『日本の「食」は安すぎる』という私の本にも書いたことですが、食品加工業界にいる友人は、コンビニやファストフードなどで食品を見るときには、必ず頭の中で原価計算をやるというのです。そして自分が基準値として持っている「ヤバイ線」を越えて安すぎるものは絶対に買わない。<strong><span style="color:#ff3300;">普通よりも安いということはどこかに皺寄せがいっているからで、それはだいたい人体に影響がある、と。</span></strong>


◆国産を「買い支える」消費者が出てこなければならない

・どういうわけかこの国の消費者は、節約というと真っ先に食費を削ろうとする。携帯電話には月一万円近く支払っているのに、日々口にする豆腐や納豆や調味料には十円の差を大きく感じる。本当に不思議な話です。<strong><span style="color:#ff3300;">人は食べなければ生きられないし、毎日食べているものは私たちの身体をダイレクトにつくっている。そんな大事なものに投資をせず、十円単位の差額をケチってレベルの劣る食品を選択し続ければ、十年後、二十年後に身体に何らかの影響が出てくることは十分予想できる話でしょう。</span></strong>

・例えば、皆さんがスーパーに行って、三個一パック九八円の納豆と、国産大豆を使用した一四八円の納豆とが売られていたら、一四八円の納豆を買ったとする。「五〇円も高いじゃないか！」と思うかもしれませんが、三人家族が平日の朝ごはんに毎日納豆を食べたとしても、五〇円×二十五日程度で差額は一二五〇円です。<strong><span style="color:#ff3300;">喫茶店で三〇〇円前後のコーヒーを四回節約すれば、国産大豆を使用した納豆を買えるし、それは日本の農業を元気づけることにもなる。価値としてどちらのほうが高いのか、ということです。</span></strong>

・いずれにしても、「新鮮で、安全で、おいしい食品を、安い価格で」などとムシのいい話は世の中にはない。安全でおいしい食品を食べたいなら、必要なコストはきちんと負担する。日本の消費者がそういう成熟した消費者にならない限り、食料自給率の向上も、農業再生も、そして食の状況がよくなることもあり得ないと思いますね。

<a href="http://www.seisaku-center.net/modules/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=100">『明日への選択』</a>編集部・編より抜粋引用
</blockquote>
<br>

  流通においては、実際にスーパーの店頭に並ぶまでに、これだけのプロセスがあることに驚かされます。そして、そのプロセス毎に人の手が関わるため、それがコストや食品劣化（傷や腐敗）の原因となっていきます。それ以外に「中間マージン（利益）」も付加されてきます。

また、製造面でも納豆に限らず、醤油や味噌、塩などの日常的な調味料なども、昔からの製法で自然の摂理に則って製造すれば、スーパーなどで流通している価格の２～３倍にはなると言われています。結局、いい素材を使い、よけいな添加物を加えず、発酵なども自然に行えばそれだけの手間と時間がかかるのがまっとうなのだといえます。

  しかし、現在。流通している食品は、大手メーカーが保存料や人口添加物などを使って大量生産している「醤油もどき」「味噌もどき」が大半になっています。

  その必要以上に安すぎるしわ寄せは、結局は消費者自身の身体への影響（体調不良や病気の原因）となって出てきてしまっているのだといえます。


<br>
<span style="font-size:130%;"><strong><span style="background:#FFDBA4">２．これまでの家計消費の実態は？</span></strong></span>
<BR>


では、この半世紀で家計における食費の割合はどのように推移してきたのでしょうか？

<br>
<blockquote>■<a href="http://stockkabusiki.blog90.fc2.com/blog-entry-1149.html">半世紀で家計支出はどう変化したか？</a>　

＜実支出（消費・非消費支出）の推移＞
（二人以上の世帯のうち勤労者世帯、出所：総務省「家計調査」）
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/images.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/images.html','popup','width=266,height=189,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/images-thumb.jpeg" width="266" height="189" alt="" /></a>
<br>


　長期スパンでの大きな流れとして、食費や衣服費のウェートが大幅に減っている一方で、通信費や非消費支出（税金、社保）が上昇しています。食費は1963年には総実支出のうち33％を占めていましたが、2009年には約半分の17％まで減少しています。逆に、<strong><span style="color:#ff3300;">交通・通信費は3％から11.5％となり3倍超の増加、非消費支出は9.3％から22.1％となり2.4倍に増加</span></strong>しています。

※「その他の消費支出」が増加したのは、こづかい(いわゆる「こづかい」のうち,使途が不明のため消費支出の他の各項目に計上することができない部分。)が増えたほか、交際費および仕送り金が増加したため。 
</blockquote>
<br>

エンゲル係数が大きく下がっていることは知っていましたが、その分が通信費や税金・社保のコストに回されているとは意外です（特に、ここまで税金や社保が増えたのは官僚の無駄使いのせいでは？）。


  次に、食費の内訳についても見てみましょう。
<br>
<blockquote>
＜１人当たり実質消費支出の推移（食費、1985年を１００とする指数）＞
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/4.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/4.html','popup','width=683,height=384,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/4-thumb.JPG" width="500" height="281" alt="" /></a>
<br>
<a href="http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2350.html">社会実情データ図録
</a>より引用</blockquote>
<br>

データで見ても、このエンゲル係数の下がり方を見れば、この半世紀で所得が増えたということよりも、それ以上に食品が安くなってきたことによる結果だといえそうです。


また、’85年以降で見れば、「中食（調理済みの加工食品の手軽に食べられるもの）」のウェイトが急速に高まっていることがわかります。


これは、女性の社会進出や家族がバラバラに食事をするライフスタイル（個食化）などが背景に有り、消費者自身が、より「早く」「簡単に」「おいしく」食べたいという欲求を最優先してきたことの証左だと思われます。


しかし、調理済みの食品となれば腐りやすくもなるし、均一においしく（感じるように）作るには化学調味料や保存料などの食品添加物が増えることになります。そして、安くするには食材原価や人件費を削る（なるべく手間を省く）など品質へのしわ寄せは不可欠となります。


このシリーズでは、これまで消費者目線から、食に関するリスクや、そこに利益優先の企業がどう関わっているか、ということについて見てきました。

しかし、結局、その企業も消費者のニーズにも敏感に反応しています。その消費者自身が、  「物価は安ければ安いほどいい」「カロリーが高い食事で栄養を摂ることが大事」「手軽に短時間でおいしく食べたい」などの価値観を根強く持っています（マスコミや学者を通じての洗脳によって）。


消費者が求めなければ、いくら企業が利益中心だといっても、身体に問題が出る危険のある食品も売りようがない。今の食に関する現状を招いている原因のひとつは「消費者の意識」だともいえます。


とすれば、まず、消費者自身が自らの食に対する意識や期待内容を変え、それを明確に発信していくことが求められるのではないでしょうか？

次回のシリーズまとめでは、今までの議論を踏まえ、消費者と生産者との新しいつながり方について追求しててみます。


読んでいただいてありがとうございました。


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   </content>
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   <title>『生きる力を育てる教育』～遊びの効用（１）子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題～</title>
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   <published>2012-01-12T10:30:00Z</published>
   <updated>2012-01-12T11:29:32Z</updated>
   
   <summary> 新年、明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 お正月は、3歳になる息子を福岡の実家に連れて帰りました。 福岡には少し年上の従兄弟が4人いまして、沢山遊んでもらっていました。 「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」、「すもう」等々。 昔ながらの遊びにすっかり夢中になった息子でした。 さて、今週から幼稚園や小学校も始まりましたね～。 でも、 冬休みの宿題が溜まっている… なかなか学校モードにならない… でもって、 「いつまで遊んどんねん！」 「遊んでないで、はよ勉強しーやー！」 「勉強終わるまで、遊んだらあかんで！」 なんて感じになってませんか？ 僕は近い事言ってました（笑） 前置きが少し長くなりましたが、今回のシリーズは、この「遊び」についてです。 どうしても、「遊び」は「勉強（＝学習）」と、【対立するもの】、【相反するもの】、と考えてしまいますよね？ しかし！！ 実は！！ 子どもにとって、「遊び」は、 最大の学習課題 なのです！！    ...</summary>
   <author>
      <name>noz303</name>
      
   </author>
         <category term="教育の新潮流" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%81%94%E2%91%A0.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%81%94%E2%91%A0.jpg" width="400" height="283" />

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

お正月は、3歳になる息子を福岡の実家に連れて帰りました。
福岡には少し年上の従兄弟が4人いまして、沢山遊んでもらっていました。
「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」、「すもう」等々。
昔ながらの遊びにすっかり夢中になった息子でした。

さて、今週から幼稚園や小学校も始まりましたね～。

でも、

冬休みの宿題が溜まっている…
なかなか学校モードにならない…

でもって、

<strong><span style="color:#FFAE35;">「いつまで遊んどんねん！」
「遊んでないで、はよ勉強しーやー！」
「勉強終わるまで、遊んだらあかんで！」</span></strong>

なんて感じになってませんか？
僕は近い事言ってました（笑）

前置きが少し長くなりましたが、今回のシリーズは、この<span style="font-size:200%;"><strong><span style="color:#009933;">「遊び」</span></strong></span>についてです。

どうしても、「遊び」は「勉強（＝学習）」と、<span style="color:#000080;">【対立するもの】</span>、<span style="color:#000080;">【相反するもの】</span>、と考えてしまいますよね？

しかし！！

実は！！

子どもにとって、「遊び」は、

<span style="color:#009933;"><span style="font-size:200%;">最大の学習課題</span></span>

なのです！！

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      <![CDATA[<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=219377">共認の輪 るいネット【子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題】</a>を紹介します。

子どもたちの「遊び」は、本能に根ざしたものであり、同時に集団で生きる術を学ぶものではないかと思う。動物にとっても人類にとっても、<strong><span style="color:#009933;">遊びは子どもたちの最大の学習課題なのではないか。</span></strong>

<blockquote><a href="http://www.blog.crn.or.jp/kodomogaku/2004-1.html">■日本子ども学会「世界中の子供が鬼ごっこをするのはなぜか」</a>より転載。

　鬼ごっこは世界中の子供たちが好んでする遊びである。もっとも単純なものであっても鬼ごっこには規則がある。しかし鬼ごっこが世界的に広まっている現状を説明するには<span style="color:#FFAE35;">「ヒトはもともと子供の時には鬼ごっこをする動物である」</span>という仮説の方がそれが一つの地域から伝播したと考えるより合理的だ。餌付けされたニホンザルのコドモたちは一つの物を持ち手を交代しながら遊ぶ「枝引きずり遊び」をする。この遊びには「物の持ち手は逃げ、その他の持たない方は追いかける。物を奪ったら逃げ手になる」という規則があると考えられた。こうした規則とそれによって生じる構造上の類似性などから、<span style="color:#FFAE35;">枝引きずり遊びは鬼ごっこの原形</span>の起源であると考えられるのである。規則のある遊びはサルでもヒトでも生得的にできるわけではないが、「ゆとり」がある集団では自然に生じると考えられた。<span style="color:#FFAE35;">枝引きずり遊びのような遊びが、ヒトという種が起源してからは様々なヴァリエーションを生じ、鬼ごっことして現在の世界的分布を保っていると考えられる。</span></blockquote>

●「古今東西、子どもたちはみんな鬼ごっこをする」。この事実は大きいと思う。そこには必然性があるのだろう。アメリカでは「鬼ごっこ」までが禁止され始めている…という話があるようだが<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=136196">（リンク）</a>、<strong><span style="color:#009933;">大人の勝手な都合は、子どもたちの本能に根ざした摂理を歪める可能性が高い。</span></strong>

●上記論文によれば、ルール化された（様式化された）遊びは餌付けされたサル集団でしか見つかっていないようだが、<strong><span style="color:#009933;">野生でも多くの霊長類の子どもは、「追いかけっこ」と「取っ組み合い」を繰り返す遊びを頻繁に行うことが知られている。</span></strong>

<img alt="%E3%82%B5%E3%83%AB%E2%91%A0.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%AB%E2%91%A0.jpg" width="300" height="222" />

<blockquote><a href="http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/121.html">■NHK教育　地球ドラマチック「よく遊び　よく学べ！～動物たちはこう育つ～」</a>より転載。

<span style="color:#FFAE35;">野生で生きる動物たちが最初に学ぶのは、「生き残る」コツ</span>。インパラ（野生の鹿の一種）がぴょんぴょんと横とびをして遊ぶのも、野生のヤギが山の急斜面を駆け上がって遊ぶのも、自分たちをねらう肉食動物から逃げる方法を自然と学ぶためなのです。人間の子どもたちが遊ぶとき、女の子はお人形さん遊びが好きだったり、男の子はプロレスごっこが好きだったりと、性別によって遊びの好みが違っていることがあります。野生の動物たちも同じで、例えばチンパンジーのメスは、子ザルを抱っこして子育て遊びをしますし、オスはオス同士でレスリングをして力を競い、大暴れして遊びます。<span style="color:#FFAE35;">それぞれの群れでの役割を、遊びながら学んでいるのです。</span>

ある動物園に、人間によって育てられたシロクマがいます。この若いメス、ティグワークはほかのクマを全く知りません。ある日、オスのシロクマ、エディと対面することになりました。ティグワークは警戒し、なかなか友だちになろうとはしません。しかし、母グマに育てられてクマ同士のコミュニケーション方法を知っているエディは、仲良くなるコツを身につけていました。おもちゃを持ってきたり、水に飛び込んで追いかけっこしようと誘ったりしたのです。そのうちティグワークはエディと一緒に遊ぶことがとっても楽しいと気づき、2頭は友だちになっていくのです。<span style="color:#FFAE35;">生きていくための知恵を、遊びならが身につけていく野生の動物たち。それはもちろん、人間の私たちにも言えることなのです。</span></blockquote>

●チンパンジーの例にもあるが、<strong><span style="color:#009933;">知能が高いといわれる動物ほど、同性同士で遊ぶor遊びも性分化する傾向が高いそうだ。これは大人になったとき、集団の中で果たす役割と連動している。</span></strong>子ども時代に遊ばなかった動物は、集団のルールが分からず、暴力的になったりして、群れから外されることもある。

●動物園のシロクマの例は、<strong><span style="color:#009933;">動物は集団の中で（遊びなどを通して）育たなければ、生来の機能をまともに発揮できないことを示していると思われる。</span></strong>

<img alt="%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC.jpg" width="300" height="281" />

以上、引用終わり。

「遊び」とは外圧に適応するための重要な学習課題だという事がわかりましたよね。動物も人類も<strong><span style="color:#009933;">「遊び」を通して外部世界に適応する術を自然と身につけてきたのですね。</span></strong>

子ども時代の遊びを思い出してみると、そこには常に<strong><span style="color:#009933;">「もっとみんなが楽しく遊べるには？」という「工夫思考」</span></strong>があり、年齢や能力が異なる仲間集団の中で、<strong><span style="color:#009933;">みんなで役割を共有し、ルール（規範）を共有し、評価（褒めあう指摘しあう等）を共有</span></strong>していた事が思い出されますよね。</span></strong>

そして、それら全てが、<strong><span style="color:#009933;">社会に出てから求められる能力</span></strong>に直結している事に気づくのです。

現在、都市化、核家族化、少子化、デジタル化等、子ども達を取り巻く遊び環境は大きく変化しており、また、近代以降の観念や教育が行き詰まりを露呈しています。

<strong><span style="color:#009933;">まず、私達親自身が、子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題であるという認識を持ち、そのような視点から「生きる力を育てる教育」を考えていければと思っています。</span></strong>

<img alt="%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%81%94%E2%91%A1.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E9%81%94%E2%91%A1.jpg" width="300" height="224" />
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   </content>
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   <title>『安心基盤をつくっていくためには？』：「食」への期待６～「食」を取り巻く新たな試み②</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001255.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2012:/blog//1.1255</id>
   
   <published>2012-01-07T13:23:54Z</published>
   <updated>2012-01-11T08:35:12Z</updated>
   
   <summary> 『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。   １．食卓に迫る放射能の危機　    ２．腐らない農産物の正体　   ３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響　   ４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る　   ５. 骨抜きにされる法規制①　 　　骨抜きにされる法規制②   ６. 『安心基盤をつくっていくためには？』：「食」への期待６～「食」を取り巻く新たな試み① 前回に引き続き、今回も食にまつわる新しい取り組みを紹介したいと思います。今回は流通、新しい繋がりに注目し今後の可能性を探っていきます。お送りするのは③④です。 ①変わる消費者の意識 　・安心できる食材を求めてネット通販へ 　・食欲から食抑へ　企業の社員食堂レシピ本がヒット　 ②変わる生産技術　 ・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術 ③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット） 　・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ 　・店内で栽培した野菜を食材に　店産店消のファーストフード 　・「地域の食育」を担うスーパーマーケット 　・「地産地消」のスーパーマーケット ④食を通じた新たな繋がりの萌芽　 ・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ 　 それでは続きを読む前にクリックお願いします！        ...</summary>
   <author>
      <name>d0020627</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="kid0067-009_m.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/kid0067-009_m.jpg" width="279" height="324" />

『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
  １．<a href="http://goodbymarket.com/">食卓に迫る放射能の危機　</a> 
  ２．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001243.html#more">腐らない農産物の正体</a>　
  ３．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001245.html#more">遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響</a>　
  ４．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001247.html#more">驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る</a>　
  ５. <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001249.html#more　">骨抜きにされる法規制①</a>　
　　<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001251.html#more">骨抜きにされる法規制②</a>
  ６. <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001254.html#more">『安心基盤をつくっていくためには？』：「食」への期待６～「食」を取り巻く新たな試み①</a>

前回に引き続き、今回も食にまつわる新しい取り組みを紹介したいと思います。今回は流通、新しい繋がりに注目し今後の可能性を探っていきます。お送りするのは③④です。

<span style="background:#FFDBA4">①変わる消費者の意識</span>
　・安心できる食材を求めてネット通販へ
　・食欲から食抑へ　企業の社員食堂レシピ本がヒット　

<span style="background:#FFDBA4">②変わる生産技術</span>　
・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術

<span style="background:#FFDBA4">③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット）</span>
　・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ
　・店内で栽培した野菜を食材に　店産店消のファーストフード
　・「地域の食育」を担うスーパーマーケット
　・「地産地消」のスーパーマーケット

<span style="background:#FFDBA4">④食を通じた新たな繋がりの萌芽</span>　
・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ
　

それでは続きを読む前にクリックお願いします！
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      <![CDATA[<span style="font-size:130%; color:#ff3300;">③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット）
</span> 
<strong>■食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ</strong>　

コンビニ弁当といったら、食品添加物満載のイメージを持ってしまう人も多いのではないでしょうか。そうした消費者の意識を反映して、近年は弁当の不振がコンビニで続いています。

それに対してコンビニ側も、新たな動きを見せ始めています。出来たてを求める消費者のニーズにこたえられるうえ、天候などをみながら数量を調整できるため廃棄ロスがほとんど出ないメリットから出荷前に食材を冷凍し食品添加物を抑えながらコンビニの店内で調理するというものです。

また震災後、コンビニエンスストアの店内調理の評価が高まったことも後押しとなっています。物流網が寸断された際は「ありもの」をアレンジして弁当類の販売を継続し、被災地でも温かい食品を提供するなど生活インフラとしての存在感を発揮しました。非常時のこうした対応が好感されたこともあり、通常営業に戻ってからも店内調理の売り上げが伸びているようです。

<strong>【ミニストップ】⇒　手作りおにぎり</strong>
店内の炊飯器で新潟県産コシヒカリを<span style="color:#ff3300;">昼食前などピーク時に合わせて炊き上げ、スタッフが一つ一つ握って包装</span>する。製造直後に販売するため保存料を使わず、出来たてを提供。また3.11の震災当日は、店員が帰宅困難者のために夜通しおにぎりを作り続けたミニストップは、その後も商品を切らせず作り続けたところ、震災から１週間はオフィス周辺の店舗を中心に通常の３倍以上のペースで売れた。<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A1.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A1.html','popup','width=300,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A-thumb.jpg" width="200" height="200" alt="" /></a>
→<a href="http://www.shopbiz.jp/fc/news/76170.html">リンク</a>　

<strong>【ローソン】⇒　店内調理の弁当や惣菜　</strong>
ローソンは2010年6月16日、店内でお弁当や惣菜の調理を行う新サービス「ローソン神戸ほっとデリ」の全国展開開始を発表。<span style="color:#ff3300;">店内に専用キッチンの場所を設けて、その中でお弁当や総菜を調理する</span>「コンビニエンスストアとデリカテッセンの融合モデル」と称している。「ライブキッチン」「彩りビュッフェ」「できたて弁当」などさまざまなコーナーを組合せ、食のサービスを充実させる。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%AA1.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%AA1.html','popup','width=460,height=345,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%AA-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
　→<a href="http://www.garbagenews.net/archives/1431817.html">リンク</a>

<strong>■店内で栽培した野菜を食材に　店産店消のファーストフード　「サブウェイ」</strong>
サンドイッチチェーンの「サブウェイ」は７月６日に<span style="color:#ff3300;">植物工場を併設した新店舗</span>を東京・丸の内にオープンさせた。６７平方メートルの店内（２０席）中央に三つの棚を備えた植物工場；横約１５０cm、縦約４１cmの「ライン」を二つ置いている。棚では蛍光灯とＬＥＤ照明を併用して無農薬レタスを栽培。
　　
栽培サイクルが軌道に乗れば１週間に２０玉（約１００食分）の収穫が可能で、店で使うレタスの約５％（月４００食）がまかなえるという＜月に最大８０株が収穫可能＞。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A41.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A41.html','popup','width=300,height=275,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4-thumb.jpg" width="200" height="183" alt="" /></a>
→<a href="http://www.831lab.com/831labMarunouchi.html">リンク</a>　　

<strong>■「地域の食育」を担うスーパーマーケット　株式会社タカヤナギ</strong>
「食育」を進めるうえで、家庭の食育、学校の食育に加えて、生活の拠点である「地域の食育」を効果的に取り組んでいるのがスーパーのタカヤナギです。

日の暮らしの中で健康的な食習慣を伝えようと、「５aday」食育体験学習を平成１７年から開催し、<span style="color:#ff3300;">地域の小学校を店舗に招き，店内で公開授業</span>というスタイルで食育活動のお手伝いを行っています｡
　スーパーマーケット探検や売場の野菜を使ったお買物ゲーム、買物探検といったスーパーマーケットならではのメニューに加え、管理栄養士による栄養や食事バランスガイドのお話、さらには簡単な調理実習と試食などを織り交ぜている。 
　平成18年度はこれまで10小学校で述べ16回開催し、学習を通じて子供達の野菜嫌いが改善されたり、社会的知識の習得につながっているそうです。
また、<span style="color:#ff3300;">買物中の大人も一緒に学べる場</span>でもあるほか、学習した子供達との会話から保護者等へも情報が発信される工夫も含まれており、地域全体への食育活動にもつなげています。
 <a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE1.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE1.html','popup','width=600,height=320,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE-thumb.jpg" width="200" height="106" alt="" /></a>
→<a href="http://www.e-takayanagi.com/foodizm/090-2/">リンク</a>

<strong>■食生活提案型スーパーマーケット　ヤオコー</strong>
ヤオコーは「ミールソリューション＝食事に関する悩みを解決する」という言葉を全面に打ち出し安易な安売りを行わない食生活改善型のスーパー。

家庭の主婦にとって毎日食事を作るにあたって最も多い悩みは、メニューを考えることなのだそうです。そこに目を付けたヤオコーは＜クッキングサポート＞というサービスを行っています。これは、簡単に言えば、メニューを考えるサービスです。

<span style="color:#ff3300;">家庭の主婦でもあるクッキングサポート</span>さんが、売場でご提供している旬の素材やおすすめの素材を使ったメニューレシピをご用意してくれる。どのレシピも、主婦のアイデアや工夫たっぷり！短い時間で簡単においしく作れる工夫がされています。特に、新米ママさんには料理のイロハや目からウロコのコツまで、クッキングサポートさんの知恵袋が強い味方になってくれる。

店舗内にレシピを置くだけなら新しいサービスではありませんが、きちんと実演や試食もあるというもの。パートさんたちの工夫が詰まったレシピもあり、食の楽しさを感じることもできる。毎月1日に発刊しているオリジナルのメニューブックは、そんなクッキングサポートさんのアイデアの中から選りすぐったレシピ集。また実際に売場でご紹介したレシピをホームページでも紹介しています。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
→<a href="http://www.yaoko-net.com/c_support/c_support.php">リンク</a>

<strong>■地産地消のスーパー　サンプラザ</strong>
食の安全性が注目される昨今、安心して商品を選べるよう、具体的な活動に取り組んでいるのがサンプラザ。

社内では日本食育コミュニケーション協会による「食育コミュニケーター」の資格取得を推奨し、すでに100名以上が有資格者。 「食育」が叫ばれる中、添加物を多用した食品や遺伝子組み換えを行った野菜などが海外から輸入されている。一方、国内で手間をかけ育てた野菜が、高級なものとして存在する。「知識を身につけた上で、消費者の方に商品を選んで欲しい」という気持ちから生まれたサービス。
 
産直をうたうスーパーは数あるけれど、サンプラザでは<span style="color:#ff3300;">季節によってはそれが50％を占める</span>。近隣の農家と契約し、新鮮で美味しい野菜を常時提供する。サンプラザはその取り組みが評価され、府内産農林水産物、大阪特産品のブランド「大阪産（もん）」の普及啓発に貢献した企業に与えられる「大阪産（もん）5つの星大賞」の限定5組に選ばれた。

国の取り組みとして行われている「フード・アクション・ニッポンアワード2010」では、プロダクト部門そして製造・流通・システム部門と2部門の入賞という快挙をなし得ている。定期的に開催する朝市では、すぐに商品が無くなるほどの人気。 
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6.html','popup','width=758,height=365,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6-thumb.jpg" width="200" height="96" alt="" /></a>
 →<a href="http://www.super-sunplaza.com/">リンク</a>


以上ここまで紹介してきた新しい取り組みは、まさにこの時代を象徴しているように思います。かつては生活を共にする地域社会や住民同士、家族が持っていた様々な役割を今や流通業者が担うようになっているのです。（災害時の炊き出し・手料理・食育・食生活改善）
つまりそれだけ<span style="color:#6666ff;"><strong>集団が解体されてしまっている　</strong></span>ということなのです。

自ら生産基盤を持たない都市生活者が多く占める現代社会の中で、「食の安心基盤」の中核を担うのは、食材を流通させる「流通業者」になってくるでしょう。
こうした新たな取り組みを行う流通業者をさらに増やしていくためにも消費者側がこのような取り組みをもっと評価し、圧力を形勢していくシステムが必要です。またその一方で、<span style="color:#ff3300;">失われた共同体の再構築</span>も今後取り組むべき最大の課題となってきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<span style="font-size:130%; color:#ff3300;">④食を通じた新たな繋がりの萌芽</span>　　
<strong>■レシピコミュニティーサイトでメニューを共有　クックパッド</strong>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89.html','popup','width=512,height=383,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89-thumb.jpg" width="250" height="187" alt="" /></a>

クックパッド（COOKPAD）は、クックパッド株式会社が運営するレシピコミュニティーサイト。1998年に誕生し、現在108万以上のレシピが登録されている「日本最大の料理サイト」である。2011年10月現在の月間ユーザー数は1500万人、2010年3月現在の月間ページビュー数は4億6000万回である。<span style="color:#ff3300;">半数以上がほぼ毎日利用し、日本の30代女性の半数以上、20代女性の40％が利用</span>している。2011年度4月時点の年間売上高は約32億円、営業利益は16億円で売上高営業利益率50％、創業から10年あまりで近年急成長をみせている。

仕事、家事、育児などで時間に追われる消費者にとって手頃で短時間で作れるレシピを多数のものから検索できるこのサイトは夕食時の救世主的存在になっています。サイトの機能は極めてシンプル。会員になった消費者が考案したレシピを投稿する。そのレシピを参考にして料理をしたい人がキーワードを使って検索する。この二つ。

レシピを投稿するのは一般の消費者。同社のサイトを使えば自分が考案したレシピを自作の写真と文章を使って簡単に投稿できる。例えばサラダというキーワードで検索すると13万件のレシピが投稿されている。パソコン向けサイトの他に、携帯電話用サイト「モバれぴ」や、iPhoneおよびAndroid向けのアプリケーションも提供しています。

料理専門家が提案するレシピは魅力的だが一般の消費者が調理するのには難度が高い。利用者はそうした難度が高い料理より自分と同じ調理レベルの人が提案するレシピで料理をしたい。だから普通の消費者が考案したレシピのほうがありがたく、投稿者の大半が料理専門家でないのが重要。

さらに同社のサイトには「つくれぽ」という名の機能があり、投稿レシピで料理をした投稿者とは別の人が料理結果を写真とともに投稿できる。同じレシピでも出来上がりは様々だし、オリジナルのレシピに対する工夫の余地もある。利用者の創意工夫が塗り重ねられる。そうした情報も写真つきで閲覧できるようになっているので利用者には使い勝手がいい。

ツイッターやフェイスブックなどのＳＮＳによって、新たなコミュニティーが誕生しているものの、どのＳＮＳも緩い繋がりに留まっています。しかし、クックパッドのような食を通じたコミュニティーサイトは、今後さらに可能性が広がっていくのではないかと考えられています。<strong>すでにクックパッドでは、安心できる野菜のネット通販、食材の宅配が始まっています。</strong>

現段階では、まだまだメニューの情報共有に留まっているところですが、これが<strong>食材供給、子育て、教育、医療</strong>、と繋がっていけば、新たな共同体の中核を担うようになるかもしれません！ユーザーの多くが女性という点でも、新たな共同体を作る基盤は十分にあります。

<span style="color:#ff3300;"><strong>まずは食を通じて女性たちの情報共有、協働作業が始まり、失われた「安心基盤」の再生へと徐々に向かい始めているのではないでしょうか？</strong></span> 

今後も引き続き、新しい動向に注目していきたいと思います。
以上、「食」を取り巻く新たな試みの紹介でした！]]>
   </content>
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   <title>教育の目的は、共同体の次世代の成員を育成すること　～内田樹「教育基本条例の時代錯誤について」より～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001253.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2012:/blog//1.1253</id>
   
   <published>2012-01-04T11:30:31Z</published>
   <updated>2012-01-04T13:23:12Z</updated>
   
   <summary> （平松元市長と対談する内田樹氏（右）　写真はこちらからお借りしました :m103:）   　 昨年１０月、内田樹氏が、元大阪市長の平松邦夫氏を励ます会で、「おせっかい教育論・教育基本条例の時代錯誤について」という講演をされましたが、その内容が氏のブログに掲載されています。  　 そこでは、大阪維新の会が掲げた「教育基本条例」が市場原理と競争原理に毒された愚策であること、求められる教育の目的や役割はそのようなイデオロギーが適用してはいけない領域にあり、人類が誕生した当初からその集団に存在していた普遍性が高いものであること、が述べられています。  　 激動の時代を迎えている今日、年初に改めて教育について考えるべく、一部（それでもかなり長いですが・・・）を紹介します。  　  　 あらためて、 あけましておめでとうございます :m224:  本年も、よろしくお願いします :m101:   　       ...</summary>
   <author>
      <name>watami</name>
      
   </author>
         <category term="教育改革の本質とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="Hramatu-Utida.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/Hramatu-Utida.jpg" width="300" height="225" />
（平松元市長と対談する内田樹氏（右）　写真は<a href="http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2086" target="_blank">こちら</a>からお借りしました :m103:） 
 　
昨年１０月、内田樹氏が、元大阪市長の平松邦夫氏を励ます会で、「おせっかい教育論・教育基本条例の時代錯誤について」という講演をされましたが、その内容が氏のブログに掲載されています。
 　
そこでは、大阪維新の会が掲げた「教育基本条例」が市場原理と競争原理に毒された愚策であること、求められる教育の目的や役割はそのようなイデオロギーが適用してはいけない領域にあり、人類が誕生した当初からその集団に存在していた普遍性が高いものであること、が述べられています。
 　
激動の時代を迎えている今日、年初に改めて教育について考えるべく、一部（それでもかなり長いですが・・・）を紹介します。
 　
 　
あらためて、
あけましておめでとうございます :m224: 
本年も、よろしくお願いします :m101: 
 　
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]]>
      <![CDATA[内田樹の研究室<a href="http://blog.tatsuru.com/2011/11/24_2042.php" target="_blank">http://blog.tatsuru.com/2011/11/24_2042.php</a>からの引用です。
<blockquote>今回の維新の会の教育基本条約の前文には、今の教育行政には政治が関与していない、市場が関与していない、それがよろしくないと書いてあります。「市場」ではなく「民の力」というこなれない言葉が使われていますが、たぶん「市場」のことと読んでよろしいのでしょう。<span style="background:#FFFFA4">政治権力とマーケットが関与していないのは間違いだ、と。ところが、なぜ教育行政に政治やマーケットが関与すべきであるのかということについては、何の根拠も示されていない。</span>教育行政に政治と市場が関与するのは論証の余地なく「当たり前」なことだ、というところから話が始まっている。でも、こっちはその手前の話をしているのです。教育行政に政治や市場は関与すべきではない、という原則的立場から申し上げているわけで、条例案を起草するなら、まずこのような原則的立場にきちんとした反論をしてもらってからでないと、話が始まらない。
<BR>
<img alt="Uzawa2.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/Uzawa2.jpg" width="156" height="200" />
（宇沢弘文氏）
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">政治とマーケットは教育に関わるべきではないというのは、人類学的な常識に属することです。</span>別に僕が言い出した話じゃない。元東大経済学部教授の宇沢弘文先生が、「社会的共通資本論」として述べていることです。
<span style="background:#FFFFA4">共同体が存立するためにどうしても必要な要素がいくつかあります。それを宇沢先生は「社会的共通資本」と呼んで、三つのカテゴリーに分けています。</span>
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">第一のカテゴリーに含まれるのは、大気、土壌、海洋、河川、湖沼、森林などなどの自然環境。それがなくては人間は生きていけない一番基本的なものがこれに当たります。</span>
<span style="background:#FFFFA4">第二のカテゴリーは社会的インフラです。上下水道、通信、交通、電力、ガスなどの社会生活に必要不可欠な設備、これが第二。</span>
<span style="background:#FFFFA4">第三のカテゴリーが、宇沢先生が「制度資本」と呼ぶもので、それなしでは集団が存立し得ない社会システム。司法、行政、医療、教育などがこれに入ります。</span>
<BR>
これらのシステムは共同体存立の根本にかかわることであるから、専門家が専門的な知見と技術的良心に基づいて運営管理しなければならない。<span style="background:#FFFFA4">政治イデオロギーとマーケットは社会的共通資本の管理運営には絶対にかかわってはならない。</span><BR>
これは考えれば、当たり前のことです。現在の政治システムの中でも、政権交代は起こります。もちろん革命や内戦などが起こった場合には政治システムは劇的に変わる。でも、選挙結果によって、政権党が変わる度に、司法システムが変わり、医療システムが変わり、学校のカリキュラムが変わり、教育目標が変わる、ということになると、その社会はがたがたになってしまう。
<BR>
例えば、エコロジーについて強固な政治的確信を持っている人が政権に就き、日本の森林を保護すべきであるから、これから木を切ったやつは首を切ると言ったらどうなるか。逆に、金にさえなればいい、海洋も湖沼も山もばら売りして、金にする算段をする政治家が政権をとったらどうなるか。山を崩して、海を埋め立てて工場を作る。排水を川に流す。景勝地を外資に売り飛ばす。その時は短期的にはお金が入っていいかもしれませんが、50年、60年経った後に、そこはもう僕たちは住めなくなってしまう。
<BR>
<img alt="genpatu2.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/genpatu2.jpg" width="400" height="218" />
<BR>
それに、社会的インフラストラクチャーにマーケットが関与するとどうなるか。そのことを、我々は福島の原発事故で骨の髄まで経験したのではないですか。あの事故は、電力の供給という、本来専門家が専門的知見と技術的良心に基づいて関与運営すべき仕事に、「潜在的な核兵器開発能力を外交カードとして使いたい」という政治家と、「電力をできるだけ安いコストで作って収益を上げたい」というビジネスマンが関与したことによって起きたものです。政治家やビジネスマンは自己都合で原発のリスクを過小評価し、地震や津波は「想定外」にして、防災コストを切り下げる。もし、ほんとうに専門家が専門的な知見と常識に基づいて原発を管理運営していたら、こんな事故は起きていなかったはずです。
<BR>
あらゆる社会的な活動のうちに政治的に介入し、ビジネスチャンスを求めるのは、政治家やビジネスマンの本性ですから、これは「やめろ」というわけにはゆかない。そういうものなんですから、しかたがない。でも、「彼らが入ってはいけないエリア」は存在するんです。<span style="background:#FFFFA4">自然環境や社会的インフラや制度資本は政策的な論争点や金儲けの手段にしてはならない。</span>申し訳ないけれども、ここは抑制して戴いて、現場の者に任せてくれないと困る。専門家には、その技術的良心にかけて共同体を守る使命があります。<span style="background:#FFFFA4">日本の国土を保全し、国民の健康を守る責務がある。</span></blockquote>
<img alt="Hellowork.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/Hellowork.jpg" width="200" height="200" />
（ハローワークで仕事を探す人の列　写真は<a href="http://blogs.yahoo.co.jp/hamakun21/28785736.html" target="_blank">こちら</a>からお借りしました :m103:）

市場原理・競争原理を掲げて改革を迫ったのは、何も橋下市長だけではありません。その最たる者は小泉元総理であり、彼の改革の結果、貧富の差は増大し、「市場原理」という名の下に日本の企業や資産は外国資本の餌食になっていますし、現政権もTPP参加によってその流れをさらに推し進めようとしています。
 　
<span style="background:#FFFFA4"><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?t=100&o=10024&k=2" target="_blank"><strong>「市場は環境を守れない、社会を統合できない」</strong></a></span>のであり、とりわけ共同体存立の根本にかかわる「自然環境」「社会的インフラ」「制度資本」については、死守しなければなりません。
 　
では、それら（とりわけ教育）はどうあるべきなのでしょうか。
<blockquote><span style="background:#FFFFA4">教育というのは我々のこの共同体の次世代の「フルメンバー」たりうる人を育成し、継続的に供給するためのものです。政治イデオロギーとも、金儲けとも関係ない。それ以前の話なんです。みなさんが楽しく政治やビジネスができるような社会のそもそもの基礎づくりとして学校は存在する。</span>子供たちは商品じゃないし、人材でもない。彼らは次代の我々の共同体のメンバーです。それを作り出さなければいけない。社会を担う成熟した公民をきちんと育成してゆかなければ、この共同体そのものが保たないから。
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">裁判が正邪の「裁き」を下すように、医療が「癒し」の機能を担うように、教育は「学び」の機能を担うものです。裁き、癒し、そして学び、これは人類が誕生したときから、その最初の人間集団から既に存在していたはずです。</span>
裁きのシステムと医療のシステムと教育のシステムを持っていた集団は効果的にその成員たちを守ることができ、衣食住のような生活資源をフェアに分配できた。そういう集団だけが生き残り、裁きや癒しや学びのシステムを持たなかった集団は滅びていった。当然ですね。集団内部で正邪理非の判定が行われない、怪我しても病気をしても誰もケアしてくれない、大人たちは子供たちを放置して、生き延びるための技術も知識も教えない・・・そんな社会集団が存続できたはずがない。
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">制度資本というのは、そういう太古的なものなんです。代議制民主主義や資本主義ができるよりはるかに昔から存在した。だから、それに今の政治イデオロギーやビジネスモデルが適用できるはずがないんです。
<BR>
</span><img alt="terakoya.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/terakoya.jpg" width="250" height="202" />
（寺子屋で学ぶこどもたち）
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">教育の目的は、そういう古代的な集団を思い浮かべればすぐ理解できるはずです。狩猟や採取で生きている集団なら、大人は子供たちに狩りの仕方を教える、食べられる植物と毒草や毒キノコの見分け方を教える、火の起こし方、道具の作り方、気象の見方、集団における正しいふるまい方を教える。生きて行く上での基本的な技術を、ある程度の年齢になれば必ず年長者が組織的に子供たちに教えたはずなんです。子供たちに自分のたちが祖先から伝えられたものを継承しておかないと、その集団そのものが存続し得ないから。学校教育の機能もそれと同じです。集団そのものを存続させるための知恵と力を子供たちに授けること、これに尽くされる。</span></blockquote>
にもかかわらず・・・
<blockquote>あの教育基本条例を起草した人は骨の髄まで市場原理と競争原理に毒されている。教育は商品である。子供や保護者はクライアントである。最も少ない代価で最も上質な商品を提供する教育機関が淘汰に耐える。生き延びた教育機関が良い教育機関で、ダメな教育機関はマーケットから退場しなければならない。そういう考えです。通常の営利企業なら確かにそうでしょう。でも、学校は営利企業じゃない。学校は金儲けのために作られた組織じゃない。そのことがわかっていない。
<BR>
株式会社なら、１００社起業して、９９社が１０年後につぶれたとしても、別に誰も困らない。つぶれたビジネスモデルは出来が悪く、生き延びたビジネスモデルはすぐれていたというだけの話です。でも、学校教育は１００人育てて、９９人が失敗しても、一人成功したからいいじゃないかというわけにはゆかない。一人だけ生き残って、９９人の失敗作はそのへんで野垂れ死にしても仕方がないだろうというわけにはゆかない。
<BR>
同じことを何度も言いますけど、<span style="background:#FFFFA4">学校教育は次世代の公民を育てるためのものです。われわれの社会が存続するためには、まっとうな公民が不可欠である。だから学校教育がある。教育の受益者は子供自身じゃない。社会そのものが受益者なんです。一生懸命子供が勉強してくれて、市民的に成熟してくれると、それで得をするのは社会全体なんです。社会全体がそれで救われる。僕らが助かり、子孫が助かり、共同体が助かる。だから、子供たちに向かっては「学校に通って、きちんと勉強して、市民的成熟を遂げてください」と強く、強く要請しなければならない。</span></blockquote>
本ブログで『生きる力を育てる教育』シリーズを連載していますが、その課題意識は内田氏が言われていることに通じています。
 　
生きる力を育てる教育が求められていて、それは「集団そのものを存続させるための智恵と力を子供たちに授けること」だと。
 　 　
共同体の成員を育てていくはずの教育が、明治以降は列強との私権（利益）闘争に勝つための教育へと変質し、’７０年に貧困の圧力を克服して以降は私権獲得のためではやる気にならず、教育の目的を見失っているのが現状です。
 　
一体、どうすれば良いのでしょうか？
それに対する「答え」が、現在求められています。
<blockquote><span style="background:#FFFFA4">子供たちを競争に追いやったり、格付けしたり、「グローバル人材」に育て上げたりすることが今われわれがなすべきことではありません。世界はほんとうに激動しているんです。新しい指導的なアイディアを世界中の人が求めている。</span>
<BR>
アメリカはこれからどうなるのか？もし来年共和党の、茶会が支持するような大統領が選出されたら、アメリカの世界戦略はどう変わるのか？中国のポスト胡錦濤政権がどうなるか？社会的インフラがこれ以上ほころび、格差がこれ以上拡大したときに中国がどうなるかなんて誰にもわからない。ＥＵはどうなるのか？いくつかの国が脱退して、空中分解する可能性だってある。ロシアはプーチンが出てくる。アメリカの大統領にうっかり国際感覚のまったくない人間が選ばれた場合、プーチン相手で勝負になりますか？米ソ関係は一気に緊張するかも知れない。プーチンなら「北方領土返還」というような提案をいきなり出してくる可能性がある。「沖縄の米軍基地の撤去」を交換条件にするなら、これはロシアにとっては有利な交渉ですからね。そういう「激動」の中で日本はどうふるまうべきか、そういう話を誰かしてますか？東アジア、西太平洋の状況がどう変わるか、まったく予断を許さない状況にあるときに、「国際競争で勝つ」って、何の話をしているんですか？これ日米安保もＥＵも中国の政体も全部「今のまま」ということが前提での話でしょう。<span style="background:#FFFFA4">時代が変化しないことを前提に、今の国際社会のルールのままでこれからもずっとゲームが続くという前提で教育を論じている。悪いけどいったい、どこに「時代の変化への敏感な認識」があるんです？「激化」してるのは、国際競争じゃない。構造そのものなんです。</span>維新の会のような「古い」政治装置ごときしみ始めているんです。
<BR>
申し訳ないけれど、この教育基本条例を特徴づけているのは、「時代錯誤」です。なんとも古めかしい、二〇年位前のスキームのまま教育を語っている。維新の会代表の橋下さんは自分が時代のトップランナーだと思っているでしょうから、こういうことは言われたくないでしょうけれど、教育基本条例については、彼の最大の問題点は「感覚が古過ぎた」ということです。
<BR>
たぶん、平松さんもご自身の政策は「ちょっと古いかも」って自覚されてると思います。まあ年も年だし、性格的にも割りと保守的な方ですから。でも、橋下さんは自分を最先端を走っていると思っている。一番新しいことをやっているつもりでいる。でも、考えていることはずいぶん古い。「それはもう使えない」ということがわかった道具を最新流行だと思い込んでいる。それに気づいていない。
<BR>
<span style="background:#FFFFA4">これからはどうやって共同体を再生させてゆくか、乏しい資源をどうやってフェアにわかちあうか、競争的環境を抑制して、お互いに支援し合い、扶助し合うネットワークをどう構築するかということが喫緊の政治課題となる。そういう歴史的状況の大きな変化が始まっているんです。そんな歴史的激動のときに、「人参と鞭」のような古典的な道具を持ち出してきて、社会的連帯の解体を進めようとする歴史感覚の悪さに僕はつよい不安を感じるのです。</span></blockquote>
いつ引き金が引かれてもおかしくない世界同時経済破局、のっぴきならないところまで来ている環境破壊。この激動の時代にどうやって集団を存続させるのか。
 　
直面している課題は大きく、かつどれも猶予がありません。それらに答えを出すために、<span style="background:#FFFFA4">今、私たちがやるべきことは、時代状況を掴むことであり、そのためには、時代を歴史構造的に把握すること、場合によっては生物史にまで遡って自然の摂理を理解すること。
そして、そのような構造認識から、教育のみならず、生活のあり方、集団のあり方、そいして国家のあり方を考えていくことなのです。</span>
 　
当ブログが、その一端としてお手伝いすることができれば幸いです :m103: 
本年を良い年にしていきましょう :m267: 
]]>
   </content>
</entry>
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   <title>『安心基盤をつくっていくためには？』：「食」への期待６～「食」を取り巻く新たな試み①</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2012/01/001254.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2012:/blog//1.1254</id>
   
   <published>2012-01-01T03:32:12Z</published>
   <updated>2012-01-07T13:46:31Z</updated>
   
   <summary> 新年明けましておめでとうございます！ 昨年は本当に忘れられない年となりました。 震災や原発事故を契機に、今まで以上に「安心・安全」というものの重要性、大切さを見つめ直す年だったように思います。 失われてしまった日本の 「安心基盤」を再構築するためにも、当ブログも昨年以上に追及していきますので、2012年 もどうぞよろしくお願い致します! それでは、本文です。 『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。   １．食卓に迫る放射能の危機　    ２．腐らない農産物の正体　   ３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響　   ４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る　   ５. 骨抜きにされる法規制①　       骨抜きにされる法規制② 「食」を取り巻く状況がいかに危機的だったのかその実態をお送りしてきたわけですが、今回は、食にまつわる新しい取り組みを全２回で紹介したいと思います。特に消費者、生産技術、流通から見た新しい流れに注目し今後の可能性を探っていきます。今回お送りするのは①②までです。 ①変わる消費者の意識 　・安心できる食材を求めてネット通販へ 　・食欲から食抑へ　企業の社員食堂レシピ本がヒット　 ②変わる生産技術　 ・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術 ③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット） 　・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ 　・店内で栽培した野菜を食材に　店産店消のファーストフード 　・「地域の食育」を担うスーパーマーケット 　・「地産地消」のスーパーマーケット ④食を通じた新たな繋がりの萌芽　 ・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ 　 それでは続きを読む前にクリックお願いします！        ...</summary>
   <author>
      <name>d0020627</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%88%9D%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA2.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%88%9D%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA2.html','popup','width=1198,height=896,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%88%9D%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA2-thumb.jpg" width="400" height="299" alt="" /></a>

新年明けましておめでとうございます！

昨年は本当に忘れられない年となりました。
<span style="color:#ff3300;">震災</span>や<span style="color:#ff3300;">原発事故</span>を契機に、今まで以上に<strong>「安心・安全」</strong>というものの重要性、大切さを見つめ直す年だったように思います。

失われてしまった日本の<span style="color:#ff3300;"><strong> 「安心基盤」</strong></span>を再構築するためにも、当ブログも昨年以上に追及していきますので、<span style="color:#ff3300;"><strong>2012年</strong></span> もどうぞよろしくお願い致します!

それでは、本文です。

『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
  １．<a href="http://goodbymarket.com/">食卓に迫る放射能の危機　</a> 
  ２．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001243.html#more">腐らない農産物の正体</a>　
  ３．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001245.html#more">遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響</a>　
  ４．<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001247.html#more">驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る</a>　
  ５. <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001249.html#more　">骨抜きにされる法規制①</a>　
      <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001251.html#more">骨抜きにされる法規制②</a>

「食」を取り巻く状況がいかに危機的だったのかその実態をお送りしてきたわけですが、今回は、食にまつわる新しい取り組みを全２回で紹介したいと思います。特に消費者、生産技術、流通から見た新しい流れに注目し今後の可能性を探っていきます。今回お送りするのは①②までです。

<span style="background:#FFDBA4">①変わる消費者の意識</span>
　・安心できる食材を求めてネット通販へ
　・食欲から食抑へ　企業の社員食堂レシピ本がヒット　

<span style="background:#FFDBA4">②変わる生産技術</span>　
・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術

<span style="background:#FFDBA4">③変わる食の流通（コンビニ・スパーマーケット）</span>
　・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ
　・店内で栽培した野菜を食材に　店産店消のファーストフード
　・「地域の食育」を担うスーパーマーケット
　・「地産地消」のスーパーマーケット

<span style="background:#FFDBA4">④食を通じた新たな繋がりの萌芽</span>　
・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ
　

それでは続きを読む前にクリックお願いします！
 <a href="http://blog.with2.net/link.php?542310" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ" src="http://blog.katei-x.net/blog/banner_04.gif" /></a>  
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]]>
      <![CDATA[<span style="font-size:130%; color:#ff3300;"> ①変わる消費者の意識</span>
<strong>■安心できる食材を求めてネット通販へ　拡がる宅配野菜</strong>

3.11の震災以降、「食の安全」に対する意識がいっそう高まる中、産地や添加物を確認する方や、スーパーなどで地元の農家さんが生産した野菜のコーナー、無農薬野菜ショップなどを利用されている方が増えています。

しかし、肝心の放射性物質の検査には多大な時間とコストがかかるので、現時点では「検査の予定はございません」　「国の規制値に従っております」「ご要望が多いので、検討したいと思っております」と答えているところがほとんどです。

子育て世代を抱える消費者は、食材の放射能汚染が拡がり続ける状況の中で、より安全性の高い食材を求めてネットで食材を宅配するサービスに収束し始めているようです。

生鮮野菜の宅配大手のある会社では震災後、放射性物質の自主検査体制を構築し、安全対策を実施したところ野菜の「注文品」が４．９％増加したそうです。（財経新聞より→<a href="http://www.zaikei.co.jp/article/20110709/75653.html">リンク</a>）

そこで独自に放射性物質の検査を行って数値をサイトで公表したり、国の暫定規制値よりも厳しい基準値を設けたりと、対策がしっかりされている宅配野菜サービスを比較してみました。今のところ、Ｏｉｓｉｘ（おいしっくす）、大地を守る会、らでぃっしゅぼーやが、独自にきちんと対策されているようです。

<blockquote><strong>【オイシックス】 </strong>→<a href="http://www.oisix.com/shop.g6--shinki--earthquake_radiation_shinki__html.htm?mi2=shinkitop#seisansya">リンク</a>

検査する方法：自社による全アイテム検査 
放射性セシウムの基準値：370Bq/kg
（国の規制値＝500Bq/kg）
特徴：多くがサンプル検査なのに対し、全てを毎日検査している

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B91.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B91.html','popup','width=756,height=596,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-thumb.jpg" width="350" height="275" alt="" /></a>


<strong>【大地を守る会】</strong>→<a href="http://www.daichi.or.jp/info/news/2011/0714_3017.html">リンク</a>
検査する方法：自社による青果物全品目検査 及び外部検査機関サンプル検査
放射性セシウムの基準値：10q/kg
（国の規制値＝500Bq/kg）
特徴：測定データの公表。放射能不検出のみを扱う商品あり
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E4%BC%9A1.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E4%BC%9A1.html','popup','width=513,height=316,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E4%BC%9A-thumb.jpg" width="350" height="215" alt="" /></a>


<strong>【らでぃっしゅぼーや】</strong>→<a href="http://www.radishbo-ya.co.jp/info/info_583.html">リンク</a>
検査する方法：外部検査機関と自社によるサンプル検査
放射性セシウムの基準値：牛乳・乳製品20Bq/kg　その他は50Bq/kg
（国の規制値＝500Bq/kg）
特徴：厳しい基準値（国の10分の１）を設定。作付前の土壌も検査対象にしている。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A4.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A4.html','popup','width=888,height=407,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A4-thumb.jpg" width="350" height="160" alt="" /></a>


<strong>【パルシステム】</strong>→<a href="http://www.pal-system.co.jp/topics/radiation/houshin.html">リンク</a>
検査する方法：外部検査機関と自社によるサンプル検査
放射性セシウムの基準値：牛乳・乳製品40q/kg　その他は100q/kg
（国の規制値＝500Bq/kg）
特徴：自前の機器を導入し検査精度を上げる努力をしている。<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0.html','popup','width=593,height=442,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-thumb.jpg" width="350" height="260" alt="" /></a>
</blockquote>

今後ネットで食材を買うという新しい流れは、さらに広がっていくことが予測されます。<strong>産地偽装</strong>や<strong>食材の放射能汚染</strong>の問題を契機に、消費者側も安心できる安全な食材を求める意識がますます高まっています。産地や値段だけを気にしていた消費者も、今や<span style="color:#ff3300;"><strong> 生産者側の生産プロセス、管理体制、流通経路</strong></span>にまで目を光らせるようになっています。

これは、単に商品を買うだけだった消費者からすれば、<span style="color:#ff3300;"><strong>大きな意識転換</strong></span> です。

取り組み方次第では、分断されていた消費者と生産者との関係回復や地産地消の流れも作り出せるように思います。また今後も消費者の意識が大きく変わっていけば、食材を流通させている企業のサービスも良い方向に変えていける可能性も見えてきます。


<strong>■食欲から食抑へ　企業の社員食堂レシピ本がヒット</strong>
企業の社員食堂レシピを掲載した珍しい料理本がヒットしています。体脂肪計シェアナンバーワンを誇る｢タニタ｣(東京都板橋区)を取り上げた<span style="color:#6666ff;"><strong>『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』</strong></span> (1200円、大和書房)。食堂で出されているメニュー31品のほか、実際に“やせた”という社員の声も掲載され、説得力抜群。1月末の発売から約2か月で、すでに8万5000部を発行し、“健康的にやせられる料理本”として注目を集めている。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%BF2.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%BF2.html','popup','width=353,height=500,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%BF-thumb.jpg" width="100" height="141" alt="" /></a>

タニタの社食では100以上あるレシピの中から、メインと2種類の副菜、ご飯と汁物がセットになった定食を毎日1種類提供している。そして、メニューには3つのルールがあるのだとか。①平均500Kcal②野菜を100g～200g使用③塩分は3g前後　このルールを守って、みんなが満足する美味しい味になるよう、調理には小さな工夫がたくさん凝らされています。

またタニタは、カジュアルダイニングを展開する株式会社きちりと業務提携し、レストラン事業を展開することで合意したと発表しています。その旗艦店舗となる「丸の内タニタ食堂」を、2012年1月に丸ノ内国際ビルディングにオープンする。

同食堂はタニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューを取り揃えているだけではなく、業務用の体組成計を備えたカウンセリングルームも設け、常駐する管理栄養士など(営業時間内)がアドバイスを行うサービス(無料)も提供する<span style="color:#ff3300;"><strong>「新業態のヘルシーレストラン」</strong></span> (タニタ)。

この事例も、消費者の意識が大きく変わってきていることが垣間見えてきます。
これは<span style="color:#6666ff;"><strong>本能を過剰に満たす快適な生活や豊かすぎる食生活の弊害（成人病、癌の増加等）</strong></span> が明らかになるにつれ、それを見直そうという潜在思念が無意識のうちに働いているからなのでしょう。

今や<span style="color:#ff3300;"><strong>「もったいない」という節約意識を超えて、食欲をはじめとする本能の抑制に向かっている</strong></span> ように見えます。それこそが一番健康になる方法だと気付き始めているのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<span style="font-size:130%; color:#ff3300;">②変わる生産技術</span> 　
<strong>■微生物触媒による放射線除染浄化分解技術</strong>
食材の放射能汚染が拡がり続ける中、農業の生産技術においても新たな動きを見せています。高嶋開発工学総合研究所が研究している技術で微生物の力を利用し放射線の除染浄化分解するというものです。すでに福島川俣町山木屋の5000坪の実証現場では、放射性物質分解消去実験が開始されています。<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A91.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A91.html','popup','width=665,height=959,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9-thumb.jpg" width="200" height="288" alt="" /></a>
　ブログによれば、

<blockquote> 「この度の福島県の計画避難地域内で、複合微生物動態系解析による複合発酵を用いた微生物触媒により除染浄化分解が証明されています。なお、経済産業省の副大臣、総括審議官等から「表土の除染と浄化は分かりましたが、元素の軽減・消失・分解は理解できないので、土壌深部に溜まっているのではないか、その調査をしていただけますか」との依頼があり、最終報告書のとおり、法律上のボーリング測定法を用い、第三者機関により地下3ｍまで50㎝刻みでボーリングサンプル採取し、公的機関の同位体研究所により核種分析を行った結果、すべてN.D.で、放射線エネルギー量は自然放射線量以下であることが証明されております。」</blockquote>

と書かれています。また埼玉県の日高市で、高嶋博士の複合発酵技術を応用した水の浄化と堆肥活用で養豚業を行なっている、<span style="color:#009933;"><strong>柳田ファーム</strong></span>という農場があります。柳田さんは、高嶋博士の協力の元、試行錯誤を繰り返しながら、微生物等を利用した複合発酵による汚水の自然浄化システム等を実用されているそうです。

原発事故による放射能汚染の拡がりから、EMBCに注目が集まっていますが、このファームでは実際に複合微生物動態系解析による複合発酵（EMBC情報微生物工学）を活用して、無抗生物質・無薬品の畜産を実現されています。

東北の被災地では震災以前と比べれば風評被害や放射能による土壌汚染、水質汚染により、農業は壊滅的な状態が続いています。こうした技術の確立が可能になれば、再び消費者と生産者との信頼回復も可能性が見えてきます。被災地の農地を再生する技術として今後も注目していきたいと思います。

㈱高嶋開発工学総合研究所による公式ブログ→<a href="http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=23">リンク　</a>
現地での測定と証明の最終報告書加筆修正版（ＰＤＦ）→<a href="http://www.tidt.jp/pdf/saisyuhoukoku2.pdf">リンク</a>

「食」を取り巻く新たな試み②に続く]]>
   </content>
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<entry>
   <title>『生きる力を育てる教育』～現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる part２</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001252.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2011:/blog//1.1252</id>
   
   <published>2011-12-29T10:48:32Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary> ヨコミネ式に続き、 もうひとつ、やる気のスイッチをを入れる事例を紹介しましょう。 今回はもう少し大人で、高校生の「やる気のスイッチ」を 品川女子学院の漆 紫穂子校長先生の話を参考に紹介します。 るいネット～『「やる気のスイッチ」を入れるには』 　「やる気のスイッチ」　は３つ １．できないと思っていたことができた時 ２．これはみんなのためになると思えた時 ３．自分のやりたいこと、目標ができた時 続きも応援よろしくお願いします :m233:       ...</summary>
   <author>
      <name>pochi</name>
      
   </author>
         <category term="教育の新潮流" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[ ヨコミネ式に続き、
もうひとつ、やる気のスイッチをを入れる事例を紹介しましょう。

今回はもう少し大人で、高校生の「やる気のスイッチ」を
<span style="color:#6666ff;">品川女子学院の漆 紫穂子校長先生の話</span>を参考に紹介します。
<span style="font-size:80%;">
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=208405">るいネット～『「やる気のスイッチ」を入れるには』</a></span>

<span style="font-size:130%;">　<span style="color:#FFAE35;">「やる気のスイッチ」　</span></span>は３つ
<span style="background:#FFDBA4">１．できないと思っていたことができた時</span><span style="background:#FFDBA4">
２．これはみんなのためになると思えた時</span><span style="background:#FFDBA4">
３．自分のやりたいこと、目標ができた時</span>
<img alt="%E5%93%81%E5%B7%9D%E5%A5%B3%E5%AD%90.jpeg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%93%81%E5%B7%9D%E5%A5%B3%E5%AD%90.jpeg" width="92" height="136" />

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      <![CDATA[<strong>①できないと思っていたことができた時</strong><blockquote><img alt="%E6%9E%95%E8%8D%89%E5%AD%90%EF%BC%92.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%9E%95%E8%8D%89%E5%AD%90%EF%BC%92.jpg" width="200" height="142" />
　こんなことがありました。国語の教員をしていた時、古文の授業で『枕草子』の暗唱をしていました。私が「この時間内に一段全部を覚えましょう」と言うと、多くの生徒は「そんなの無理、できない」と尻込みします。確かに、古語はなじみのない言葉なので一人でやろうとすると難しいのですが<span style="color:#ff3300;">、「みんなで立って声を出して読む」「チーム戦などでゲーム性を持たせる」などの工夫をすると、不思議なことに、苦手な子も含めクラス全員が本当に一校時内に覚えてしまうのです。</span>
　ある時、クラス全員で立って読むと一通り暗唱できるようになったので、「今度は1人ずつやってみよう」と、1人の子を指名しました。その子は古文がそれほど得意でも好きでもなく、「当たっちゃった」と困った顔をしていたので、｢1番目の人は緊張して当たり前。でも、もしできたとしたらどう？｣と声をかけました。

　周りの子も、今みんなで一緒に覚えたばかりなので、自分たちの代表を応援するようなムードになって見守りました。そして、当たった彼女がいざ暗唱を始めると、スラスラと一度もつかえず最後までできたのです。クラス中から「わあ、すごーい」と拍手がわき起こりました。

　本人は、とてもできるとは思っていなかったのでしょう。びっくりして顔を赤くし、照れたように、そして、とても満足そうな笑顔を浮かべていました。<span style="color:#ff3300;">できないと思っていたことが、やってみたら思いがけずできたうえ、友達みんなが拍手して褒めてくれた。大人が聞けば些細な出来事のようですが、彼女にとっては、自信につながる成功体験になったのです。</span>　この生徒はこれをきっかけに、すっかり古文が好きになり、自分からどんどん予習を進め、少しでも分からないところがあると質問に来るようになりました。これは中等部でのことでしたが、高等部へ行っても彼女の情熱は衰えず、古文では常にトップクラスになりました。

　大学に行って専門的に学びたいと思ったことで、他の教科の成績も上がり、希望の進路に進むことができました。後で本人も、あの時の授業がきっかけだったと言っていました。 <span style="color:#ff3300;">｢できないと思っていたことができた｣。この小さな成功体験が、やる気のスイッチを入れ、その他の能力も巻き込みながら伸びていったのです。</span> </blockquote>

<span style="color:#800080;">「苦手なんだよな・・・」と思っていたこと。でも実際やってみたら「出来た！」。
その時のみんなの笑顔と拍手で、やる気のスイッチがカチン☆と入る。

機会に出会えなかったり、苦手意識が先行して、やらないままで過ごしてしまう。
でもみんなと一緒に取り組むことの充足や、みんなが評価してくれた充足が相まって、
もっともっと充足したいと、対象を自分から周りのみんなへと向けていく。
（気がつけば、過去の踏み止まっていた自分にサヨナラ）</span>

<strong>②これはみんなのためになると思えた時</strong>
<blockquote>　本校の場合、生徒が主体となって委員会やクラブ活動、校内行事などを運営しています。大人から見ると、勉強との両立が心配になったり、「自分の面倒も見られないのに人の世話なんて」と言いたくなったりすることもあるかもしれません。でも、<span style="color:#ff3300;">自分のためだとやる気がでなくても、みんなのためだと頑張れる子もいるのです。</span>
　去年の文化祭の時のことです。企業とのコラボレーションで企画した製品が実際に販売されることになり、記者発表会を行うことになりました。本校はそれでなくても一人何役もやる学校なので、企画に参加していた生徒たちは大忙しでした。「クラブも委員会もあるのに大丈夫？」と声をかけたら、「覚悟のうえですから」と言うのです<span style="color:#ff3300;">。「朝の4時に起きて原稿を書いたり、パワーポイントで資料を作ったりしている」「あまり寝ていないから目が乾いて、コンタクトレンズが入らない」などと言いながらも、「みんなのためだと思うと頑張れる」と話していて、頼もしく感じました。</span>
　私自身、こんな原体験があります。学生時代、バスケットをしていたのですが、自分が後輩の立場で、先輩に言われたことをやっている時は、肉体的にとても苦しくて、途中で倒れないよう無意識にエネルギーをセーブしていました。
　自分が上級生になってキャプテンになり、「みんなのために」ということを考える立場になったら、それが変わりました。「私はみんなの見本にならなければいけないから限界までやる」と覚悟を決め、常に全力を出し切るようになったのです。例えば、シュートを失敗したら初めからやり直しといった練習を、自分がクリアできた後も、最後の一人ができるまで一緒にやり続けるとか。

　<span style="color:#ff3300;">この時、不思議な感覚が自分の中に生まれました。体力的には変わっておらず、運動量が倍増しているのに、肉体的な苦しさを感じなくなってきたのです。自分の気持ちが後ろ向きな時は苦しく、自分の気持ちが前向きな時、私の場合であれば「みんなのために」と思えた時は、苦しさが減る。自分のために出せるエネルギーには限界があり、人のために出すエネルギーは無限にどこからか補給される。</span>それをこの時、体で実感しました。

　本校がいろいろな行事やクラブ活動などに積極的に取り組んでいるのは、縦横の人間関係の中で「チームでやる」ということを大事にしているからです。これにより、1人でも多くの生徒が「みんなのために」と感じられる機会を持ち、スイッチが入る瞬間につながっていくことを願っています。</blockquote>

<span style="color:#800080;">どんなに困難な課題でも、「みんなのため」だと思うと乗り越えられる気がしてくる。
みんなの期待が掴めたとき、それに応えたい！という、やる気のスイッチがカチン☆と入る。

「自分」を思い浮かべても、フワフワとした自分しかいない。＝対象がない。
でも「みんな」をイメージすると、今までの期待⇔応望の充足＝みんなの笑顔が浮かんでくる。
元気はみんなに貰うもの。だから、エネルギーは無限☆
次から次へと、対象をどんどん外へ広げようとしてゆく。</span>

<strong>③（自分のやりたいこと、目標ができた時）
⇒みんなから評価される人に出会えた時</strong>
<blockquote><img alt="%E8%81%B7%E6%A5%AD%E5%90%8C%E5%8C%96.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%81%B7%E6%A5%AD%E5%90%8C%E5%8C%96.jpg" width="200" height="236" />
先日、中1のお母さんがこんなことをおっしゃっていました。｢うちの子、急にやる気が出て、勉強でも何でも一生懸命なので、何があったの？と聞くと、『目標があるから頑張れる』って言うんですよ｣。

　目標ができると、子供は大きく伸びます。とはいえ、生徒の中には目標がなかなか見つからない子も少なくありません。そういう時、あまり「目標、目標」と言うと、かえってそれがプレッシャーになってやる気を失わせてしまうかもしれません。

　ですから、本校では、目標を持たせるのではなく、<span style="color:#ff3300;">結果としてそれが目標につながるような機会、好きなことや、やりたいことに出会えるような「体験の場」を多く設けています。</span>「人は変えられない。環境を変えることで気持ちが変わる」と考えているからです。

　本校の場合、企業とのコラボレーションや起業体験プログラム、大学との連携などを通して、社会人や大学生と接する機会が多くあります。そうした中で、　<span style="color:#ff3300;">「この人はかっこいい」「こんな仕事があるのか」と生徒に具体的にイメージしてもらえたらと思っています。その未来のイメージから逆算して、この人のようになるにはどうしたらいいか、その仕事にはどうしたら就けるのかを考え、調べていくうちに少しずつ本当にやりたいことに近づいていく</span>ことがあるからです。

　社会の第一線で活躍している人にお話をしていただくと、「初めは世間体をつくろうため就職した」「仕事の傍らやっていた趣味が本業になった」「途中で仕事を何度も替わった」といろいろで、それを聞いて生徒の中には「最初に目標がなくても、途中で変わってもいいんですね」と、ほっとする子もいます。私自身、はっきりと教員になると決めたのは23歳、その後、今の道へと覚悟を決めたのが28歳でした。

ある生徒がこんなことを言っていました。「特別講座を受けたり、責任者を務めたりすることが何につながるか分からなかったけれど、やってみると何となく方向性が見えてくる。一つ山を登ると次の山が見えてくる感じです」と。

<span style="color:#ff3300;">子供達たちのやる気のスイッチが入りやすい環境を整えること、それが大人の仕事だと思います。それさえあれば、子供たちは自分の力で道を切り開いていってくれると私は信じています</span>。</blockquote>

<span style="color:#800080;">「自分もこういう風になれたらいいな」と思わせてくれる人とめぐり合う。
そんな「なりたいな」と思える同化対象と出会えた時に、やる気のスイッチがカチン☆と入る。

「目標」というと、限定された何か一つのことに絞り込んだイメージになる。
しかし、「同化対象」となると、そこには無限の広がりがあり、
対象が広い＝多いほど成長できる機会が増えることになる。</span>

ここまでをまとめると、
<span style="background:#FFDBA4">①対象を外に向かせるきっかけを与え、
②みんなの充足が羅針盤になることを気付かせ、
③既に周りのみんなを充足させている（評価されている）同化対象に向き合わせる。</span>
となります。

<span style="font-size:120%;"><span style="color:#ff3300;">いまや小・中・高校における勉強のほとんどは、「自分のため」です。ですが品川女子の事例は、「みんなのため」に頭を使うことで、やる気のスイッチが入っていることを実証しています。</span></span>

前回記事のヨコミネ式の「やる気のスイッチ」は同類圧力（仲間との期待・評価）でした。品川女子学院も同じで、より対象を「自分→みんな・仲間」へと向かせることでスイッチが入る構造。<span style="color:#ff3300;">自分の課題と同類の課題の線引きを無くしてあげる事で、やる気のエンジンが育まれるのです</span> :m034: 

幼児に限らずで高校生でも一緒。加えて言えば、社会全体が同類圧力へ変化していることを鑑みると、大人も一緒。大人の再教育としても、活かせる新しい教育なのかもしれません。:m042: 

]]>
   </content>
</entry>
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   <title>『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待５～骨抜きにされる法規制②～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001251.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2011:/blog//1.1251</id>
   
   <published>2011-12-27T16:13:52Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary> http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/193.html  :m161:  :m164: 日本の食の安心・安全を確保しようとする規制を骨抜きにするアメリカの強権 日本では、1948年に「食品衛生法」を施行し、1959年に「食品、添加物等の規格基準」、1996 年の病原大腸菌O157食中毒事件や，2001年に発生したBSE（ウシ海綿状脳症）問題，食品表示偽装事件を背景に，消費者の保護を基本とした包括的な食品の安全を確保するための法律として2003 年（平成15 年）5 月に「食品安全基本法」を定めると同時に、「食品衛生法」の改定を行った。 これに纏わる様々な法の抜け道があったとしても、日本のこれらの基準は世界各国の基準に対して、相対的に厳しいものです。（法の抜け道については、本シリーズの1～4をご参照くだざい。） BSE問題で記憶にも新しいとおもいますが、これらの基準では、アメリカの食材が日本で受け入れられるためには、相当の手間と期間、そしてコストが掛かってしまうということで、アメリカは密かに日本政府に対して圧力を加えてきました。 その代表が、「年次改革要望書」です。「年次改革要望書」とは、簡単に言うと、貯蓄を含めた日本の資産を外資が略奪しやすいように、制度変更を強要（命令）する公文書です。詳しくは以下を参照ください。 『「拒否できない日本」を読んで』http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&amp;c=600&amp;t=6&amp;k=0&amp;m=98733 因みに、食品以外で、日本に圧力を掛けて、実現されたものだけで以下の内容があります。  :m281: １９９７年・独禁法改正、持ち株会社の解禁、金融監督庁設置   :m282: １９９７年・ＮＴＴの分離・分割   :m283: １９９８年・大規模小売店舗法廃止、大規模小売店舗立地法成立（００年施行）、建  築基準法改正、金融ビックバーン   :m281: １９９９年・労働者派遣法の改正、人材派遣の自由化   :m282: ２０００年・時価会計導入   :m283: ２００１年・確定拠出年金制度導入   :m281: ２００２年・健康保険における本人３割負担の導入   :m282: ２００３年・郵政事業庁廃止、日本郵政公社成立   :m283: ２００４年・法科大学院の設置と司法試験制度の変更、労働者派遣法の改正（製造業  への派遣を解禁）   :m281: ２００５年・日本道路公団解散、分割民営化、新会社成立   :m282: ２００７年・新会社法の三角合併制度の施行   :m283: ２００８年・ＪＡ法と中小企業中央会法の改正（共済規制）   :m281: ２００９年・日本生協法改正（共済規制）  リンクより引用 郵政民営化など代表的なものだけでも、アメリカの命令で実現されてきた制度がこれほどあるのです。それを、日本政府はマスコミを通じ、あたかも独自に、主体的に作り出してきたように見せかけているのです。食品関連の要望（命令）についても、色々あり、以下に紹介します。 その前に・・・ :m034:いつも応援 :m092: ありがとうございます :m030:     ...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="BSE.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/BSE.jpg" width="226" height="170" /><img alt="%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC.jpg" width="208" height="170" />
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/193.html

 :m161:  :m164: <span style="color:#6666ff;"><strong><span style="font-size:130%;">日本の食の安心・安全を確保しようとする規制を骨抜きにするアメリカの強権</span></strong></span>

日本では、1948年に「食品衛生法」を施行し、1959年に「食品、添加物等の規格基準」、1996 年の病原大腸菌O157食中毒事件や，2001年に発生したBSE（ウシ海綿状脳症）問題，食品表示偽装事件を背景に，消費者の保護を基本とした包括的な食品の安全を確保するための法律として2003 年（平成15 年）5 月に「食品安全基本法」を定めると同時に、「食品衛生法」の改定を行った。

これに纏わる様々な法の抜け道があったとしても、日本のこれらの基準は世界各国の基準に対して、相対的に厳しいものです。（法の抜け道については、本シリーズの1～4をご参照くだざい。）

BSE問題で記憶にも新しいとおもいますが、これらの基準では、アメリカの食材が日本で受け入れられるためには、相当の手間と期間、そしてコストが掛かってしまうということで、<span style="color:#ff3300;">アメリカは密かに日本政府に対して圧力を加えてきました。</span>

その代表が、<span style="color:#ff3300;"><strong>「年次改革要望書」</strong></span>です。<span style="background:#C8FFFF"><span style="color:#ff3300;">「年次改革要望書」</span>とは、簡単に言うと、貯蓄を含めた日本の資産を外資が略奪しやすいように、制度変更を強要（<span style="color:#ff3300;">命令</span>）する公文書です。</span>詳しくは以下を参照ください。
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=98733">『「拒否できない日本」を読んで』</a>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=98733

因みに、食品以外で、日本に圧力を掛けて、実現されたものだけで以下の内容があります。
 <blockquote>:m281: １９９７年・独禁法改正、持ち株会社の解禁、金融監督庁設置 
 :m282: １９９７年・ＮＴＴの分離・分割 
 :m283: １９９８年・大規模小売店舗法廃止、大規模小売店舗立地法成立（００年施行）、建 
築基準法改正、金融ビックバーン 
 :m281: １９９９年・労働者派遣法の改正、人材派遣の自由化 
 :m282: ２０００年・時価会計導入 
 :m283: ２００１年・確定拠出年金制度導入 
 :m281: ２００２年・健康保険における本人３割負担の導入 
 :m282: ２００３年・郵政事業庁廃止、日本郵政公社成立 
 :m283: ２００４年・法科大学院の設置と司法試験制度の変更、労働者派遣法の改正（製造業 
への派遣を解禁） 
 :m281: ２００５年・日本道路公団解散、分割民営化、新会社成立 
 :m282: ２００７年・新会社法の三角合併制度の施行 
 :m283: ２００８年・ＪＡ法と中小企業中央会法の改正（共済規制） 
 :m281: ２００９年・日本生協法改正（共済規制）</blockquote> 
<a href="http://iwate.kenren-coop.jp/04news/pdf/news_110330_02_01.pdf">リンク</a>より引用

郵政民営化など代表的なものだけでも、アメリカの命令で実現されてきた制度がこれほどあるのです。それを、<strong>日本政府はマスコミを通じ、あたかも独自に、主体的に作り出してきたように見せかけているのです。</strong>食品関連の要望（命令）についても、色々あり、以下に紹介します。

その前に・・・
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      <![CDATA[<span style="color:#6666ff;"><strong>食品関連の要望（実質は命令）は、０８年１０月の「要望書」（最後の要望書）にあります。</strong></span>
<blockquote><img alt="%E6%A0%84%E9%A4%8A%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%A3%9F%E5%93%81.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%A3%9F%E5%93%81.jpg" width="250" height="140" /><img alt="%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A92.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E7%89%A92.jpg" width="187" height="140" />
<span style="color:#6666ff;">Ｖ－Ｃ、食品添加物 
＊ Ｖ－Ｃ・１、食品添加物における新規ならびに変更の申請が、科学的原則に基づき、透明かつ迅速に完了するよう、国内および国際的な団体を含む既存の科学的審査と評価を最大限活用する。（アメリカ並みの基準にせよ！） 

＊ Ｖ－Ｃ・２、安息香酸やソルビン酸等、食品添加物と分類される天然由来の物質の痕跡により、検疫所で止められている貨物の関税手続きに関するプロセスの一貫性を向上させ、体系的に問題に取り組む方法を策定する。 

Ｖ－Ｄ、輸入問題 
＊Ｖ－Ｄ・１、輸入プロセスをより効率的にする方法に関する業界の意見の検討を継続する。（現在でも１０％未満の検査しかしていない） 

＊Ｖ－Ｄ・２、栄養補助食品の輸入にかかるその他の長期的な懸案事項に取り組む。 

その他、化粧品および医薬部外品に関する事項、栄養補助食品、健康食品安全規制緩和から、医療制度の変更に対する具体的な要求を高圧的に出している。さらに医療機器および医薬品の価格制度改革、米国製薬業界の代表を中医協の薬価専門部会の委員に選任すること、医薬機器・医薬品の規制改革などについても、微に入り細に入り多くの要求を提起している。</span></blockquote> 
<a href="http://iwate.kenren-coop.jp/04news/pdf/news_110330_02_01.pdf">リンク</a>より引用（注釈：筆者）

これら「要望」によって、輸入品に対する日本の安全基準が骨抜きにされてしまうという事態になってしまいます。

この「年次改革要望書」は実は鳩山政権の際に「拒否」し、首相交代後の2010年には「外国貿易障壁報告書」に載せて、さらに要望が出されています。
<blockquote><span style="color:#6666ff;">米国産牛肉輸入の日本への輸出条件緩和（２０ヶ月齢、ＢＣＥ検査、特定部位などの規制緩和）、遺伝子組み換え食品の表示義務の撤廃、残留農薬基準の緩和（たとえば、現在は日本の基準がきびしいので、アメリカのいちご・セロリが輸出できない）、ポストハーベスト農薬の使用拡大などを、引き続き日本へ要求することが明記されている。これを受けて日本の「行政刷新会議」の規制・制度改革に関する分科会でも「食品添加物の承認手続きの簡素化・迅速化」を打ち出しており、食品添加物を多用した欧米の食品輸入の拡大を図ろうとしている。</span></blockquote> 

<img alt="%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E6%8F%9B%E3%81%88%E4%BD%9C%E7%89%A9.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E6%8F%9B%E3%81%88%E4%BD%9C%E7%89%A9.jpg" width="190" height="170" /><img alt="MAC.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/MAC.jpg" width="240" height="170" />
<span style="background:#C8FFFF">この要望（命令）を忠実に守って、<a href="http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111215-OYT1T00909.htm?from=popin">米国産牛肉輸入条件緩和：米カナダ牛肉輸入規制、月齢３０か月以下に緩和：厚生労働省</a>や、つい最近では、遺伝子組み換えのセイヨウナタネ、トウモロコシ、大豆、ワタ、パパイヤ等、農水省はぞくぞくと輸入を認めていっているのです。<a </span>href="http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/index.html">農水省HP</a>　
しかも、ご丁寧に安全<a href="http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-05.pdf">ガイドブック</a>まで発行しています。

因みに、これとは別に平成17年に<span style="color:#ff3300;">「食育基本法」なる法律も制定されました。当時流行った耳障りのいい「食育」という言葉を使って、あたかも国民の健康を考慮した法律のように聞こえますが、これも実は外食産業におけるアメリカ外資参入機会を広げる法律だったのです。</span>マクドナルドが学校に「食育」を教えに行ったりしたそうです。参考：<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=163455">『「食育」も「環境」「エコ」と同じ正当化観念、欺瞞観念』</a>

 :m161:  :m164: <span style="color:#6666ff;"><strong><span style="font-size:130%;">TPPで完成される食のアメリカ支配</span></strong></span>

<span style="color:#ff3300;">今後さらに恐ろしいのは、昨年末にアメリカ上院で可決された<strong>「食品安全近代化法」</strong>と現在参加検討中（で実質参加することになる）<strong>T P P条約</strong>の抱き合わせです。</span>

<a href="http://amanakuni.net/GraphicData/165iwase.pdf">T P P と食品安全近代化法</a>
<blockquote><span style="color:#6666ff;">何よりも我々が警戒すべき問題は、昨年末アメリカで発効した「食品安全近代化法」のような恐ろしい法律がTPP加盟国にまで強要される可能性が強いことだ。この法律の真の狙いが見えてくれば、そこに凄まじい陰謀が隠されていることに気付く。</span>

<span style="color:#6666ff;">この法律では「食品の安全に関する外国政府の能力の構築」と題されFDA（米政府食品医薬品局）に外国政府の食品安全計画を指揮する権限を与えている。これにはアメリカ政府が貿易を行う相手国の食生活システムを指導し規制すると書かれていて、</span><span style="color:#ff3300;">アメリカと貿易を行うすべての国家に対して、食品に関係するあらゆるアメリカ基準を押しつけると宣言している。</span>

<span style="color:#6666ff;">規制の主旨は驚くべきもので、どうみても人類の自然生活と健康に対する敵意に満ちている。それは、旧来農業や自然食、健康食品を迷信と決めつけ、アメリカ流の科学技術信仰、農薬や遺伝子改変技術を正当化し、化学万能主義を押しつける凄まじいものである。</span>

<span style="color:#ff3300;">例えば、農産物はバクテリア汚染の可能性があるから必ず放射線や化学薬品で殺菌消毒させる、生野菜、生乳販売は禁止、必ず高温殺菌に。旧来種苗は原則禁止、FDAが認可した農法、農産物だけを承認し、旧来種苗の所有、栽培、販売を禁止するだけでなく、犯罪と位置づけ取り締まる。またビタミン剤・サプリ・漢方薬など健康補助食品類も原則禁止、認可医薬品だけに限定するという信じがたい内容になっている。</span>

<img alt="FDA.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/FDA.jpg" width="168" height="150" /><img alt="FDA2.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/FDA2.jpg" width="257" height="150" />

<span style="color:#6666ff;">ＦＤＡの思想では、消毒剤・殺虫剤をかけた食品は安全だが、生きた菌があふれている食品（野菜・生乳など）は致命的に危険というわけだ。</span>

<span style="color:#6666ff;">アメリカでは総人口と同じ銃と所持容認によって日本の３００倍もの銃犠牲者が出ているわけだが、</span><span style="color:#ff3300;">これに対する規制は拒否される一方、自然食品の「害悪」を「安全」のために強力に規制することになり、この結果、人々はFDAが「安全」と認可した<strong>モンサント社</strong>のパテントによる農薬漬け、遺伝子改変の奇怪な農産物だけを食べさせられ、旧来農法は種苗の所持すら犯罪とされ取締対象になるのである。</span>

<span style="color:#6666ff;">この結果、何が起きるのか？</span>　<span style="color:#ff3300;">確実視されているのが、地方に根付いた有機農法が禁止され、旧来種苗所持が犯罪化されることで、アメリカと取引先のTPP加盟国では、FDA認可企業であるモンサント・デュポン社やカーギルなどの独壇場になることが約束されている。</span>

<span style="color:#6666ff;">言い換えれば、小規模農家はもはや完全破壊されて経営が成り立たず、すべての農地農産を化学農法巨大企業が支配する結果を招くのである。</span>

<span style="color:#6666ff;">これこそ、アメリカを支配するユダヤ金融資本、新自由主義者たちが求めてきた「グローバルスタンダード」の目指す境地である。</span><span style="color:#ff3300;">モンサント・カーギル系列アグリビジネスはもちろんロックフェラー系企業で、背後にはユダヤ・エスタブリッシュメントがいる。</span>

<span style="color:#6666ff;">彼ら世界特権階級の思想によれば、最大課題は「３０億人しか許容量のない地球に７０億の人口がいて、これをどのように淘汰するか」というもので、目標は人口５億人の地球ということらしい。</span>

<span style="color:#6666ff;">TPPも食品安全近代化法も、こうした彼らの問題意識を知ることで、その背景が鮮明に浮き上がって見えてくる。すなわち、地球上で独立した自給自足体制が成立しているうちは、戦争・疫病・饑餓などが起きても簡単に死滅しないが、自給体制を崩壊させ世界的分業体制に移行させれば人々を簡単に淘汰することが可能である。ある日食料の供給が止まって
も、農産自給が破壊されていれば一斉に餓死する道しか残されていないからだ。</span>

<span style="color:#ff3300;">日本でも、北米・豪州の超安価食品の流入によって既存の農産食産業は完全破壊され、やっと根付いた有機野菜販売所も壊滅する可能性が強い。兼業小規模農家は完全に息の根を止められることになる。日本でも農業が化学農法大企業によってしか行われなくなるだろう。</span></blockquote>

日本も「食品安全基本法」の次は、「食品安全近代化法」を容認することになるだろう。

<span style="background:#C8FFFF">そして、そこには「食品の安全に関する外国政府の能力の構築」と題されており、FDAに在外事務所を設置する権限と外国政府の食品安全計画を指揮する権限を与えており、それは、つまり<span style="color:#ff3300;"><strong>、「米国の食品安全要件に関し、外国の政府・食品メーカーを教育する」権限であり、モンサント社やカーギル社などの特定巨大食物メジャー企業がいいように、日本の食品市場を教育→支配していくということになる。</strong></span></span>
<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">これが、彼らの食の支配に対する最終回答なのだ。</span></span>

尚、<strong><span style="color:#ff3300;">TPPの交渉内容については、4年間は公開されない</span></strong>そうです。参考：<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=259899">『ＴＰＰ交渉に「守秘合意」 発効後４年間、内容公開せず』</a>

この用意周到な計画によって、日本はどうなっていくのだろうか？何か打つ手はないものか！？
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   <title>『生きる力を育てる教育』～現代の新しい教育～やる気のスイッチを入れる</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001250.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2011:/blog//1.1250</id>
   
   <published>2011-12-24T12:06:52Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary>「こどもは勉強嫌い  :m252: 」と思っている方は多いと思います。でも、勉強 :m057: が嫌いなわけではなく、強制的にやらされるのが嫌いなだけなんだそうです。そういえば、こどもの通う学習塾では、宿題の暗唱とは別に、自由参加制の検定式にしたところ、がぜんやる気あがって :m096: 参加する生徒が増えているそうです。もちろん、学力も上がって :m096: いるそうです。 では、どんなところでこどもたちはやる気のスイッチが入るのでしょうか :m052:  ここでは、保育所・幼稚園で１００校以上が取り入れているヨコミネ式 :m192: について紹介します。 続きも応援よろしくお願いします :m233:        ...</summary>
   <author>
      <name>tomitomi</name>
      
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         <category term="家庭と市場" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[「<span style="color:#6666ff;">こどもは勉強嫌い</span>  :m252: 」と思っている方は多いと思います。でも、<span style="color:#6666ff;">勉強 :m057: が嫌いなわけではなく、強制的にやらされるのが嫌いなだけなんだそうです。</span>そういえば、こどもの通う学習塾では、宿題の暗唱とは別に、自由参加制の検定式にしたところ、がぜんやる気あがって :m096: 参加する生徒が増えているそうです。もちろん、学力も上がって :m096: いるそうです。

では、どんなところでこどもたちはやる気のスイッチが入るのでしょうか :m052: 
ここでは、保育所・幼稚園で１００校以上が取り入れているヨコミネ式 :m192: について紹介します。

続きも応援よろしくお願いします :m233: 
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      <![CDATA[ヨコミネ式教育法の紹介

<span style="color:#FFAE35;"><span style="font-size:130%;">「やる気のスイッチ」</span></span>は４つ
　　<span style="background:#FFDBA4">１、競争したい</span>　
　　<span style="background:#FFDBA4">２、真似をしたい</span>
　　<span style="background:#FFDBA4">３、難しいことをしたい</span>
　　<span style="background:#FFDBA4">４、認めてもらいたい</span>

<blockquote>先日、フジテレビの昨晩の「エチカの鏡」という情報番組の中で、通山保育園のとても興味深い教育法が放送されていたので、紹介します。
といっても、私も直接見たわけではなく、知人から聞いた内容なので、不十分な点があるかもしれませんが、ご了承ください。

～中略～

番組で紹介されていた実例を紹介します。
朝登園してくると、まず、20分間は“かけっこ”を行うそうです。そして、<span style="color:#ff3300;">1番、2番、3番・・と順位を付けていくことを繰り返すだけで、年長さんでの50ｍの平均タイムが、小学校2年生の平均よりも速くなった</span>とのことです。
子ども達は早く走るために、裸足で走るなど、<span style="color:#ff3300;">いろいろ真似たり工夫したりする</span>そうです。
朝20分体を目一杯動かすことで、その後の授業でも集中力が格段に高まるとのこと。

また、子ども達は<span style="color:#ff3300;">ちょっと危険なことも大好き</span>で、塀の上を歩くとか、逆立ちするとか、現代の親から見ると目を背けたくなるような遊びも満載。跳び箱などもほとんどの子が10段を軽々飛び越えたりしている。
午後は基本的には自由で、子ども達同士で、次々と遊びを生み出していく。
番組では、逆立ちで鬼ごっこをしていたそうで、ほとんど全ての子供が逆立ちで自由に歩き（走り）まわれるとのこと。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%80%86%E7%AB%8B%E3%81%A1.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%80%86%E7%AB%8B%E3%81%A1.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%80%86%E7%AB%8B%E3%81%A1-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>

勉強でも、、<span style="color:#ff3300;">子供は簡単なことはすぐに飽きてしまう。難しすぎると集中できない。ゲームが大好きという特徴を捉えちょっと難しい課題をゲーム感覚で行っている</span>。

例えば、タイムを計って計算問題を解くことで、競争しながらどんどん問題を解いていく。そして、どんどん難しい問題ができるようになる。
或いは、音楽の授業で、先生のマネをして鍵盤を叩けるようになると今度は、目隠しをして先生が出した音を真似ていくということを繰り返えす。そうして、半年もしないうちに絶対音感が身につき、CDで流される曲を聞いただけで、見事に演奏できてしまうという信じられない光景が映し出される。
クラシックから演歌や自動車のクラクションまでなんでも、鍵盤で再現できる。

最後に、読んだ本を記録する。これだけで、子ども達は競って本を読み、三年間で1500冊もの本を読破するそうです。

<span style="background:#FFE3E3">始めはできなくて、悔しくて泣いてしまう子もいるようですが、先生は一言「やれば（続ければ）できる」というだけ（慰めたりはしない）、手本は廻りにたくさんいるので、その子はすぐにみんなとの課題に取り組んでいくそうです。</span>
<a href="http://「やる気のスイッチ～「ヨコミネ式」教育法～」">「やる気のスイッチ～「ヨコミネ式」教育法～」</a>より</blockquote>


本当にすごい :shock: ですね。「競争したい」「真似をしたい」「難しいことをしたい」「認めてもらいたい」の４つが上手くかみ合わさって、こども達のやる気を引き出しています :m027: 
普通だと尻込みして投げ出したくなる課題もあるはずですが、投げ出すこともなく、どんどん難しいことにチャレンジしてくその秘密は、<span style="background:#FFDBA4">ひとつの課題を仲間のひとりができるようになると、周りのこども達もドンドンできるようになる</span>んだそうです。

そんな様子がよくわかるヨコミネ式を取り入れている広島の保育園を紹介します。

<blockquote>よつばＡ・Ｂクラスでは、ブリッヂの状態で足を上げるのではなく、手から起き上がる練習をしていたのですが、最初は中々うまくいっていませんでした。
ですが、<span style="color:#ff3300;">一人が出来るようになると、周りの子供たちの中からも出来る子が続出</span>！「見てみて！」「やったー！」という喜びの声が、あちこちから聞こえるようになったのです。(=^・^=)
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B82.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B82.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>

 子どもの先生は子供が一番！一人が出来るようになると、他の子もドンドン出来るようになると、横峯先生が言われていた事を目の当たりにした瞬間でした♪
 よつばＣクラスでも、ブリッヂ歩きが中々出来なかった子が出来るようになる事で楽しくなったようで、足から進むブリッヂ歩きや立ちブリッヂが次々出来るようになり「体操好き♪」と、言ってくれるまでになりました。
「出来ることは楽しい！」という、横峯先生の教えの通りです。
 子供たちの「やった！」や「楽しい！」の声をたくさん聞く事が嬉しく、これから自分も頑張ろうという力をたくさんもらえる幸せを感じています(^○^)
<a href="http://www.yotsuba-kids.net/staffblog/2011/12/post-162.html">http://www.yotsuba-kids.net/staffblog/2011/12/post-162.html</a>より</blockquote>


ひとりでは出来ないことも、集団の中で課題を共認したら、やり遂げることができる :m033: 
ヨコミネ式教育法も、マスコミによって受験勉強法のひとつとして紹介されることも少なくないです。ですが、<span style="background:#FFDBA4">私達が晒されている外圧は、寺子屋のころのまだまだ自然圧力が高い時代から、私権を獲得するのに一生懸命な時代を経て、現代では貧困が消滅し、同類圧力へと変化しているのです</span>。
この外圧の変化を感じとることもなく「やる気のスイッチ」を未だ私権獲得のための受験勉強に使うのではなく、 <span style="background:#FFDBA4">みんなの期待に応えていける力をつけるために「やる気のスイッチ」を入れてあげることが大切</span>です。

そのためには、<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">大人たちが外圧の変化を正しく捉え、真っ当な期待をかけることがとても重要になってくる</span></span>ようです。

次回は、こどものやる気をあげることを考えているもうひとつの事例、品川女子学院の取り組みを紹介します。どうぞ、お楽しみに :m042: 




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   <title>『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待５～骨抜きにされる法規制①～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001249.html" />
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   <published>2011-12-19T15:43:57Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary>  画像はこちらから拝借 『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。  :m163:  :m162: 1．食卓に迫る放射能の危機  :m163:  :m162: ２．腐らない農産物の正体  :m163:  :m162: ３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響  :m163:  :m162: ４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る これら食品に纏わる問題は、われわれ庶民では防ぎようがなく、それらを食い止めるには政府による法規制が何より鍵になります。 しかし、実態はどうかというと・・  :m282: 上記1．の放射線被害では ●年間２０ミリシーベルト「発がんリスク低い」　政府見解 ●文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計 など国民、それも今後育っていく子供達の生命を真剣に考えている痕跡が見えません。 さらに、これに懲りずに、首相経験者4人も含む元自民党系の大物政治家たちが集まって地下原発推進議連をするという動きさえある。(リンク）  :m282: ２～４については、もっと大きな政治的な圧力が働いているのです。 ご存知のように、日本は敗戦後の政策は、アメリカ：GHQ主導で進められてきました。歴史教科書では、それは「民主化」といわれていますが、実際には、「支配」と呼ぶに相応しい状況でした。 それらの状況は、以前に当ブログでも追求し、まとめているので、以下をご参照ください。 え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠女性の解放～ え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠労働運動～ え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配@日本の教育～ え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠マスコミ～ 今回のテーマである食料に纏わる政策も、ご多分に漏れず、アメリカ支配の影響を受けてきました。そして、それは最近話題のTPP（環太平洋戦略的経済連携協定）でさらにその支配圧力を強めようとしています。食の安全や安心を・・と考えた場合、この事態はとても深刻です。 以下に、戦後から現在までの食料政策の経緯をざっと、振り返ってみます。 その前に・・・ :m034:いつも応援 :m092: ありがとうございます :m030:     ...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="%EF%BC%B4%EF%BC%B0%EF%BC%B0.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%EF%BC%B4%EF%BC%B0%EF%BC%B0.jpg" width="200" height="133" /><img alt="%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E3%81%BF%E6%8F%9B%E3%81%88%E9%A3%9F%E5%93%81.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E3%81%BF%E6%8F%9B%E3%81%88%E9%A3%9F%E5%93%81.jpg" width="200" height="133" /> 
画像は<a href="http://matome.naver.jp/odai/2131954105456689701/2131954214156718103">こちら</a>から拝借

『安心基盤をつくっていくには？』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
 :m163:  :m162: <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001241.html#more">1．食卓に迫る放射能の危機</a>
 :m163:  :m162: <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/11/001243.html#more">２．腐らない農産物の正体</a>
 :m163:  :m162: <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001245.html#more">３．遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響</a>
 :m163:  :m162: <a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001247.html#more">４．驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る</a>

これら食品に纏わる問題は、われわれ庶民では防ぎようがなく、それらを食い止めるには政府による法規制が何より鍵になります。

しかし、実態はどうかというと・・
 :m282: 上記1．の放射線被害では
<a href="http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112150613.html">●年間２０ミリシーベルト「発がんリスク低い」　政府見解</a>
<a href="http://www.j-cast.com/tv/2011/11/24114166.html?p=4">●文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計</a>
など国民、それも今後育っていく子供達の生命を真剣に考えている痕跡が見えません。

さらに、これに懲りずに、首相経験者4人も含む元自民党系の大物政治家たちが集まって地下原発推進議連をするという動きさえある。(<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=251899">リンク</a>）

 :m282: ２～４については、もっと大きな政治的な圧力が働いているのです。
ご存知のように、<strong>日本は敗戦後の政策は、アメリカ：GHQ主導で進められてきました。</strong>歴史教科書では、それは「民主化」といわれていますが、実際には、「<span style="color:#ff3300;"><strong>支配</strong></span>」と呼ぶに相応しい状況でした。

それらの状況は、以前に当ブログでも追求し、まとめているので、以下をご参照ください。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2009/05/000834.html">え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠女性の解放～</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2009/06/000840.html">え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠労働運動～</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2009/06/000836.html">え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配@日本の教育～</a>
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2009/06/000846.html">え？！こんなところまで？！～戦後のアメリカ支配＠マスコミ～</a>

<span style="color:#ff3300;">今回のテーマである食料に纏わる政策も、ご多分に漏れず、アメリカ支配の影響を受けてきました。そして、それは最近話題のTPP（環太平洋戦略的経済連携協定）でさらにその支配圧力を強めようとしています。食の安全や安心を・・と考えた場合、この事態はとても深刻です。</span>
以下に、戦後から現在までの食料政策の経緯をざっと、振り返ってみます。

その前に・・・
:m034:いつも応援 :m092: ありがとうございます :m030:  
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      <![CDATA[<span style="color:#6666ff;"><strong><span style="font-size:130%;">敗戦後のアメリカ食料政策：洋食化計画</span></strong></span>
<blockquote><img alt="3%E5%88%86%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/3%E5%88%86%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg" width="200" height="140" /><img alt="%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC.jpg" width="200" height="140" />

１９５４年、アメリカは、条件案付きで日本に経済社会構築のための防衛上の再軍備実施と、食糧増産の打ち切りを要求、財政投入型の食糧増産をやめて、日本はアメリカの余剰農産物を円で買う、そのかわりに、アメリカは受け取ったその円を日本への防衛投資や日本製品購入に当てる、という内容のＭＳＡ協定を提示。

それを日本政府は、アメリカ側の新しい援助だとして飛び付き、即座にＭＳＡ協定を締結すると、日本の農政も、これまでの方針を大転換。米麦を中心とした増産対策（いわば食糧自給）の放棄と小農保護政策の中止を決めていく。

この背景には、<span style="color:#ff3300;">アメリカの深刻な余剰穀物をいかに処理するか</span>という課題があり、日本がその実験台にされたのである。

以後、アメリカは粉食の需要拡大のため、さまざまな手を打っていく。

<span style="color:#ff3300;">学校給食では「パンと脱脂粉乳」</span>を導入し、日本の津々浦々で「<span style="color:#ff3300;">キッチンカーによる洋食講習会</span>」を行い、テレビでは<span style="color:#ff3300;">「調理番組」：キューピー3分クッキング</span>を流し、<strong>日本人の舌を洋食に馴らしていった</strong>。

さらに、伊勢湾台風の復興支援を名目に、トウモロコシを飼料として食べる豚を贈呈し（<span style="color:#ff3300;">豚空輸作戦</span>）、<strong>生育期間を短縮でき、おいしい肉がとれるということで、一気に畜産事情を一変させてしまった</strong>。
こうした食の洋食化と飼料作物の普及が食料自給率の低下に決定的な影響を与えたのである。

「結い」や「もやい」といった相互扶助の精神で集団生活を営んできた日本人にとって、<span style="color:#ff3300;">こうしたアメリカの支援は、平和友好の証として疑うことなく快く受け入れていった。</span>

テレビではアメリカナイズされた豊かな生活が流され、個人や自由といった観念が浸透し、豊かさ実現が国家を上げての目標となってゆく。農村では私権追求の可能性が見出せない人々（特に若者）は、アメリカからの新しい文化の先端である都市に惹かれ、都市に行けば豊かになれるという幻想を抱き、都市へ出て行った。工業発展を支える安い労働力を必要としていた都市では、農村から流入した人々が賃金労働者として、また消費者として市場拡大の原動力となっていった。

こうして、日本の人々の生活は「仲間の期待がかかる集団的営み」から、「お金がかかる個人の営み」に変貌したのである。

アメリカはこうした変化を強制的にではなく、あたかもそれがすばらしいと、<strong>メディアや普及活動を通じて、日本人自らが率先して行うように仕向けてきた</strong>。
これは<span style="color:#ff3300;">巧みなアメリカによる共認支配</span>である。</blockquote>
以上：<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2009/05/000852.html">新しい「農」のかたち『アメリカの共認支配』</a>より

<span style="color:#6666ff;">みなさんお馴染みの「キューピー3分クッキング」がアメリカの洋食化計画の一環だったのは驚きですね。それとパンと牛乳の学校給食もそうだったのです。こうして、現在の洋食化の食生活は、小麦や食肉、牛乳の販路拡大を狙ったアメリカ主導で瞬く間に日本に定着したのです。</span>
<span style="color:#ff3300;">洋食化の中心の食材である肉食や、学校給食にでる牛乳は、実は、日本人に対して、多くの弊害を持っている</span>のです。以下を参照ください。

<a href="http://blog.goo.ne.jp/syokujikyouiku/e/ad07c3a2afd4dba90a97569a9b6b5942">『肉の多量接種で大腸がんリスク上昇～国立がん研究センター～日本人は日本食が健康食なのです』</a>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=160504">ガンの原因は肉食？</a>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=102095">牛乳の害（ここにもアメリカとマスコミ支配の影が・・・）</a>

<span style="color:#6666ff;"><strong><span style="font-size:130%;">取り残された日本の農村</span></strong></span>
<blockquote>洋食化に伴い米の需要が減少する中、<span style="color:#ff3300;">農政は、価格調整のため生産量を無理やり減らす「減反政策」</span>をとり、それでも財政の赤字が減らない農政は、市場で米の価格を決定する「自主流通米制度」を導入。現在、政府米は廃止し、価格は完全に市場にゆだねられており、米価の下落が農家の経営を直撃している。

戦後復興を果たし、世界第2位の経済大国にまで成長した日本だが、それは、<span style="color:#ff3300;">農業という国家安全保障上、重要な分野を犠牲にして成し遂げられた</span>。

戦後の日本のように、豊かさ追求を目指して工業化、市場化を進める国、それが発展途上国である。実は、日本は、発展途上国で進められた「<span style="color:#ff3300;"><strong>緑の革命</strong></span>」のさきがけとしての実験モデルとでもいえるのではなかろうか。
<img alt="%E7%94%B0%E7%95%91.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E7%94%B0%E7%95%91.jpg" width="200" height="150" /><img alt="%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88.jpg" width="211" height="150" /></blockquote>
<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2009/05/000852.html">新しい「農」のかたち『アメリカの共認支配』</a>より

<span style="color:#6666ff;">アメリカの「援助政策」により、生存に必要な食料を他国に依存するという状況を招き、輸出を断たれると生きていくのが困難な状況に陥るという、まさに、「緑の革命」における発展途上国と同様の危険性を貼らんでしまったのです。
今や、日本の自給率は40％を切っており、農業人口は労働人口の４％、しかも60％が60歳を超えているという状況で、日本の安心基盤である農業生産そのものが、非常に危うい状況になっているのです。</span>

緑の革命は以下を参照
 <a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=162240">「緑の革命」の事例：貧しい国を助けたいという善意と情熱だけでは、市場派に利用され片棒を担ぐ事になる</a>

近年はTPP等の新たな圧力が加わり、もっと恐ろしいことになろうとしているのです :m051:  :shock: 
その状況については、次回報告します。
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   <title>『生きる力を育てる教育』～「農」教育が育むもの～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001248.html" />
   <id>tag:blog.katei-x.net,2011:/blog//1.1248</id>
   
   <published>2011-12-15T11:11:34Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary>みなさん、こんにちは＾＾＊ 『生きる力を育てる教育』シリーズ前回の記事では、農における教育力 :m146: についてみてきました。子供の時から、すすんで身近な自然に親しみ、農作業を経験し、地域の活動や調査に参画し、そこから得た智慧を暮らしに活かし、自らの地域を変え、築き上げていく努力の中にこそ、これから創り上げていく共同体社会の姿があるのでしょう――。（前回の記事より）ひとり一人を成長させるだけでなく、私たちをとりまく社会のあり方をも変えていく、と～っても大きな可能性を感じましたね :m101:  こうした農における教育力に着目した様々な試みは、全国各地でも広がっています。 農林水産省によると、学校における農業体験学習は、小学校の80％、中学校の33％で行われているそうです。（農業体験学習の実施率 2009年より） 農業体験学習の中身は、「学校の畑で芋掘り」や「バケツで稲を育てる」という身近な体験から、実際に農村に行って「田植え体験」という本格的なものまで、学校によって様々あるようですが、今回はより本格的な体験に着目し、子どもの頃にそのような「農」に触れる経験が、どんな力を育むのか、具体事例を交えてご紹介します :D  つづきも応援よろしくお願いします :m027:  :m029:  :m030:      ...</summary>
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      <name>chiue</name>
      
   </author>
         <category term="教育の新潮流" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.katei-x.net/blog/">
      <![CDATA[みなさん、こんにちは＾＾＊
『生きる力を育てる教育』シリーズ前回の記事では、<span style="color:#ff3300;">農における教育力</span> :m146: についてみてきました。<blockquote><span style="color:#009933;"><strong><span style="background:#FFFFA4">子供の時から、すすんで身近な自然に親しみ、農作業を経験し、地域の活動や調査に参画し、そこから得た智慧を暮らしに活かし、自らの地域を変え、築き上げていく努力の中にこそ、これから創り上げていく共同体社会の姿があるのでしょう――。</span></strong></span>（<a href="http://blog.katei-x.net/blog/2011/12/001246.html" target="_blank">前回の記事</a>より）</blockquote>ひとり一人を成長させるだけでなく、私たちをとりまく社会のあり方をも変えていく、と～っても大きな可能性を感じましたね :m101: 

こうした農における教育力に着目した様々な試みは、全国各地でも広がっています。
農林水産省によると、学校における農業体験学習は、<strong>小学校の80％、中学校の33％</strong>で行われているそうです。（<a href="http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h20_h/trend/part1/chap2/t3_11.html" target="_blank">農業体験学習の実施率 2009年より</a>）

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/all_nou.html" onclick="window.open('http://blog.katei-x.net/blog/img2011/all_nou.html','popup','width=800,height=321,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/all_nou-thumb.jpg" width="400" height="160" alt="" border="0" /></a>

農業体験学習の中身は、「<span style="background:#FFFFA4">学校の畑で芋掘り</span>」や「<span style="background:#FFFFA4">バケツで稲を育てる</span>」という身近な体験から、実際に農村に行って「<span style="background:#FFFFA4">田植え体験</span>」という本格的なものまで、学校によって様々あるようですが、今回は<span style="color:#009933;">より本格的な体験に着目し、子どもの頃にそのような「農」に触れる経験が、どんな力を育むのか</span>、具体事例を交えてご紹介します :D 


つづきも応援よろしくお願いします :m027:  :m029:  :m030: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?542310" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ" src="http://blog.katei-x.net/blog/banner_04.gif" /></a> <a href="http://baby.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 子育てブログへ" src="http://baby.blogmura.com/img/baby80_15.gif" width="80" /></a>  
]]>
      <![CDATA[「農」教育の具体事例として、農林水産省の「子ども農山漁村交流プロジェクト」（愛称：ふるさと子ども夢学校）の報告書（原文は<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/houshi/jirei/05081701/006_2.htm" target="_blank">コチラ</a>）より紹介します。

 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217:
<span style="font-size:130%;"><span style="color:#000080;"><strong>－豊かに表現する力をはぐくむ体験活動－</strong></span></span>
～静岡県相楽町立萩間小学校5年生の米づくり体験より～

<span style="color:#000080;"><strong>（１）田植え体験</strong></span><strong>－失敗から学んだものは－</strong>
　「きゃあ、気持ち悪いよ。」裸足で田に入ることそれ自体が貴重な体験となっている子どもたちは、講師のおばあさんから苗の植え方を教わり、教師手作りの尺ロープに沿って整然と苗を植えていく。田植えの苦労も楽しみに変えてしまうほどの活発な活動だった。ところが、友達に渡そうと思って投げた苗が隣の田に入った。すると、そこで作業をしていたおばさんが、その苗を拾ってくださった。<span style="background:#FFFFA4">担任は「隣のおばさんは周りのことも考えて作業している。」と厳しい姿勢で伝え、自分たちの取組を反省させた。子どもたちは、心を込めて世話をしていくことを確認し合い、お詫びの手紙を書き上げた。失敗が貴重な学びの場となった出来事であった。</span> 
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F2.JPG"><img alt="%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F2.JPG" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F2-thumb.JPG" width="217" height="161" border="0" /></a>


<span style="color:#000080;"><strong>（２）日常の観察を続けて</strong></span><strong>－事実への驚き－</strong>
　休み時間を利用して観察記録をつけることになった。休日に友達と連れ立って田の様子を見に来る子もいる。そうした中、N君が黄色い斑点のついた葉を見つけ、「葉イモチ病にかかっている。」と社会科の学習で調べた病気の写真を広げながら訴えた。「本当だ。」<span style="background:#FFFFA4">社会科で学習している稲の病気が、実際に自分たちの田で発生しているという事実への子どもたちの驚きは大きかった。学んで得た知識と体験がつながった瞬間だった。</span>
　子どもたちの観察の仕方が変わってきた。自分たちで決めた観点だけを観察していた児童の取組が、より具体的な追求に変化してきたのだ。稲が実をつけ始めたころ、その中身が白い液状だった。これを発見したM子は、「これがお米になるのかなあ。」と疑問を持ち、数日後、同じように調べてみた。すると、今度は個体の状態（米）になっていた。<span style="background:#FFFFA4">「やっぱりそうだ。」M子は、体験を通して納得していった。</span> 
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F4.JPG"><img alt="%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F4.JPG" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F4-thumb.JPG" width="189" height="197" border="0" /></a>


<span style="color:#000080;"><strong>（３）「農薬をまくか？！」</strong></span><strong>－体験としなやかな主体性－</strong>
　「これが稲の穂だよ。」学校支援委員のOさんに生育状況を説明していただき、柔らかな穂を間近に見た子どもたちは、「これがこれからお米になるんだ。」と収穫への期待に胸を膨らませた。しかし、田から出た際に互いの足を見てびっくり。ズボンに虫がべったりと付着していたのだ。「イネアオムシ」、これは、稲の葉を食い荒らす害虫だったのである。よく見ると、もち米の稲の葉が虫食いだらけである。<span style="background:#FFFFA4">衝撃的なこの体験は、「無農薬で育てよう。」と決めていた子どもたちの心を大きく揺らした。</span>
　翌日の総合的な学習の時間は、「農薬をまいて、蛙も一緒に死んだら困る。」という発言がきっかけとなり、自分の思いを互いに出し合う話し合いとなった。「虫にも命があるけど、このままではお米がとれなくなりそうだから、農薬をまきたい。」「自分たちがせっかく育てた稲だから守りたい。」という発言が相次いだ。昨日の衝撃的な体験、稲の生長を見守る温かな心情から、「無農薬がいい。」と主張する子どもが一人もいなくなったのも理解できた。しかし、Oさんの「害虫という虫はいないよ。」という言葉が子どもたちの心に引っかかり、簡単に「農薬をまこう。」という結論にはならなかった。苦肉の策として「蛙を逃がしてから農薬をまこう。」という意見が出され、「蛙救出作戦」を実行することになった。<span style="background:#FFFFA4">農薬を使うことを自らの問題として受け止め、主体的に解決しようとする子どもたちの姿が見られた。</span>その後、かかしや鳥おどしを使っての害鳥対策も実行し、稲に何事か起きたらすぐに学校に集まることを約束して、夏休みを迎えた。
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F1.JPG"><img alt="%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F1.JPG" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F1-thumb.JPG" width="218" height="177" border="0" /></a>
 


<span style="color:#000080;"><strong>（４）稲刈り</strong></span><strong>－先人の知恵－</strong>
　意気揚々と田んぼに向かった子どもたちであったが、すぐに稲刈りに取りかかるということはなかった。刈った稲を束ねるための“すがい”を作る作業があった。<span style="background:#FFFFA4">藁を編んで作るのは簡単ではなかったが、自然のものを無駄なく利用するという知恵に感心していた。</span>また、刈った稲を“はざ”に掛けるために、交差させて束ねることも教わった。初めて使う鎌に四苦八苦しながらも、稲刈りは無事に終わった。<span style="background:#FFFFA4">作業後の作文には、自分の父母が、かつてすがい作りを手伝ったことを聞いたり、今まで家の米作りに無関心であったことを反省したりした様子が書かれていた。</span> 
<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F3.JPG"><img alt="%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F3.JPG" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E8%90%A9%E9%96%93%E5%B0%8F3-thumb.JPG" width="218" height="143" border="0" /></a>

 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217: 　 :m216: 　 :m217:

これらの体験を通して、
<span style="color:#ff3300;"><strong>ただ成果を上げるだけでなく、周りのことも考えることを学び :m065:  
知識を詰め込むだけでなく、自らの体験を通して身につけ :m067: 
答えのある課題だけでなく、未明課題を仲間と一緒に考え :m066: 
一人じゃできないことを知り、先人や周りの人たちに感謝する :m063: </strong></span>
子供達の姿が見られますね☆+゜


続いて、小学校５年生のときに「子ども農山漁村交流プロジェクト」に参加した、現在中学３年生のその後の体験談（原文は<a href="http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0808/spe1_03_02.html" target="_blank">コチラ</a>）をご紹介します :m030: 

<blockquote>
 :m020: <span style="color:#000080;"><strong>友達や家族、新しい自分、農家の人の苦労…。大切なものを見つけました。</strong></span>

<a href="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/spe1_ph_17.jpg"><img alt="spe1_ph_17.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/spe1_ph_17-thumb.jpg" width="133" height="160" border="0" /></a>

農業体験なんて一度もやったことがなかったし、弟たちの面倒もみなくていい！友達とずっとおしゃべりができる！って思って、楽しみでしょうがなかったんです。

10日間分の荷物をリュックに詰めて、電車を乗り継いで山形まで行きました。現地に着いたら、駅にはだーれもいなくて、線路も二本しかなくて…。夜も真っ暗だし、東京とは大違い。<span style="background:#FFFFA4">田んぼが遠くまで広がっていて、山があって、川が流れていて、日本にもこんなところがあったのかと思うくらいきれいな風景でした。</span>

里芋掘りではどろんこになって、だれが一番たくさんとれるか競争しました。<span style="background:#FFFFA4">東京にいたら、ちょっと砂が付いただけでいやなのに、どろんこになるのがおもしろくて。</span>イナゴも初めて見たんです。<span style="background:#FFFFA4">ふだんは虫なんて触れないのに、思わずつかまえてじっくり観察しちゃった。「私こんなことしてる」って、新しい自分を発見した感じでした。</span>

現地の人たちみんながやさしくしてくれたのをよく覚えています。稲刈りのときも魚釣りのときも親切にいろいろ教えてくれて、宿の人は山までキノコを採りに行って、お味噌汁を作ってくれました。<span style="background:#FFFFA4">それまでは、ご飯を残すこともあったんだけど、お米をつくる大変さや魚も減ってるっていう話を聞いたら、食べ物を残すなんてできなくなりました。</span>

7日目ぐらいになったとき、ホームシックになって泣き出す子がいたんです。そしたら、つられてみんなが泣き出して、<span style="background:#FFFFA4">私も弟たちが心配になっちゃった。面倒見なくていいって思っていたはずなのに…。</span>でも、歌ったり、お笑いショーをやろうなんて言い出す子がいて、みんな元気になりました。

帰ったら、お父さんが「大人っぽくなったな」って言ってた。自分でもそう思いました。集団生活するといろいろがまんしなきゃならないからかな。友達みんなと仲良くなれたし、困ったことがあったら協力して解決するようになりました。またみんなで行きたいです。</blockquote>
新しい自分に出会い、枠が広がった体験がイキイキと語られていますね☆+゜
このように<span style="background:#FFDBA4">自らの体験を後輩たちに伝えることもまた、充足体験になっていくのでしょう</span> :m102: 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :m267: 　　 :m267: 　　 :m267: 

上記の事例から分かるように、「農」に触れることによって、今までの思考の枠を広げ、『<span style="color:#ff3300;">事実を追求する力</span>』、『<span style="color:#ff3300;">仲間と協力する力</span>』や『<span style="color:#ff3300;">感謝の心</span>』が育まれています。

<span style="color:#009933;"><strong><span style="background:#FFFFA4">生きとし生けるものは外圧適応態</span></strong></span>です。
その外圧は現在に至るまで<strong>自然圧力→<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=8" target="_blank">私権</a>圧力→<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=23" target="_blank">同類圧力</a></strong>（人と人との関係の中に生じる圧力）へと変化してきました。
教育の中身も、それに合わせて変化しています。
自然外圧が高かった時代は<span style="color:#009933;">農業などの実学</span> :m019: を、
私権圧力が高かった時代は<span style="color:#009933;">受験勉強</span> :m062: を…という風に。

<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=23" target="_blank">同類圧力</a>が高くなった現在は、みんなの期待に応えて『<span style="color:#ff3300;">事実を追求する力</span>』、『<span style="color:#ff3300;">仲間と協力する力</span>』や『<span style="color:#ff3300;">感謝の心</span>』が生きる力として求められています。
<span style="color:#ff3300;">農における教育力</span> :m146: が注目されているのも、「農」に触れることによって、上記のような力を育むことができるからでしょう。

このような力を育むのはもちろん「農」教育だけではありません :m103: 
次回からは「農」という枠を取っ払って、生きる力を育む教育として可能性を感じる現代の取り組み :m034: を紹介していきたいと思います。

お楽しみに～ :m001: ]]>
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   <title>『安心基盤をつくっていくには？』:「食」への期待４～驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る～</title>
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   <published>2011-12-10T12:30:53Z</published>
   <updated>2011-12-29T16:05:48Z</updated>
   
   <summary> 食品業界では、食品添加物のことを「クスリ」と呼んでいるそうです。 安くて、便利で、日持ちして、見た目がキレイで、製造過程の作業性もよくて・・。「添加物は職人要らず」と言われて、添加物を使えば、技術がなくても簡単に一定レベルのものがつくれてしまう。たとえば、うどんのシコシコ感、かまぼこのプリプリ感、たくわんのポリポリ感・・。鮮やかな着色や保存期間の延長など一般によく知られている効果以外にも、気づかないところで広く深くわたしたちの食生活に影響を与えています。 しかし、そんな食品添加物にまつわる現状を消費者はまったく知らない、添加物がどの食品にどのくらい使われているか、その実態を消費者は知りようがない。 以下に、その実体をできるだけ生々しく紹介していきます。長くなりますので、時間のない方は、最後の「■まとめ～よりよい明日のために～」だけでもお読みください。それでは、応援よろしくお願いします。 参考図書：安部司「食品の裏側」 　　　　　増尾清「家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法」 　　　　　渡辺雄二「食べてはいけない添加物　食べてもいい添加物」    ...</summary>
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      <name>urara</name>
      
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         <category term="家庭と市場" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<img alt="%E7%99%BD%E3%81%84%E7%B2%89.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E7%99%BD%E3%81%84%E7%B2%89.jpg" width="450" height="308" />

食品業界では、食品添加物のことを「クスリ」と呼んでいるそうです。

安くて、便利で、日持ちして、見た目がキレイで、製造過程の作業性もよくて・・。「添加物は職人要らず」と言われて、添加物を使えば、技術がなくても簡単に一定レベルのものがつくれてしまう。たとえば、うどんのシコシコ感、かまぼこのプリプリ感、たくわんのポリポリ感・・。鮮やかな着色や保存期間の延長など一般によく知られている効果以外にも、気づかないところで広く深くわたしたちの食生活に影響を与えています。

しかし、そんな食品添加物にまつわる現状を消費者はまったく知らない、添加物がどの食品にどのくらい使われているか、その実態を消費者は知りようがない。

以下に、その実体をできるだけ生々しく紹介していきます。長くなりますので、時間のない方は、最後の「■まとめ～よりよい明日のために～」だけでもお読みください。それでは、応援よろしくお願いします。

参考図書：安部司「食品の裏側」
　　　　　増尾清「家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法」
　　　　　渡辺雄二「食べてはいけない添加物　食べてもいい添加物」

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      <![CDATA[<img alt="%E6%98%8E%E5%A4%AA%E5%AD%90.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E6%98%8E%E5%A4%AA%E5%AD%90.jpg" width="135" height="135" /><img alt="%E3%83%8F%E3%83%A0.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%83%8F%E3%83%A0.jpg" width="131" height="84" /><img alt="%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%93.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%93.jpg" width="124" height="93" />

■身近な加工食品の実体

<blockquote>●明太子
少なくとも１０種類以上の「白い粉」で明太子はつくられている。みんなが「おいしい」と言って喜ぶタラコや明太子、それは化学調味料の味ということになる。

では、「無着色明太子」は安全か？というとそうではない。「合成着色料」こそ使われていないがそのほかの添加物はちゃんと使われている。「合成着色料」を２～３種類だけはずして、ほかの添加物はそのまま。わざわざ「無着色」と金色のシールを貼っているものまであるが、「無着色だから体にいい」と喜んで買うのはメーカーの思うツボ。

●練り物、ハム・ソーセージ
業界には「プリンハム」なる用語がある。水を肉の中で固めたハムのことで、絞れば水が出るくらい水を含んでいるので、別名「雑巾ハム」。水をそのまま入れ込んだのでは肉がグチャグチャになってどうしようもないので、加熱すると固まる「ゼリー」を使用する。１００本くらいの注射器で豚肉の塊に一斉に打ち込まれるこの肉用ゼリーには、多種大量の添加物が含まれている。

●漬物
日本人の食生活に欠かせない漬物だが、２０～３０年ほど前から塩分の過剰摂取の原因として槍玉にあがるようになった。そこで登場したのが、低塩漬物。低塩でも長期保存が効くように使われたのが添加物。アルコール、調味料（アミノ酸等）、ＰＨ調整剤、ステビア、サッカリン、酸化防止剤、ソルビン酸、着色料、リン酸塩、増粘多糖類、甘草・・・。低塩の代償は大量の添加物摂取ということになる。

また、食感がポリポリ、しゃきしゃきしているのは、これは実は、昔ながらのおばあちゃんのてづくりたくあんでは出ない感触。添加物でつくりあげた食感だ。だけど、袋には「おばあちゃんの真心の味」「昔ながらの製造法で手間隙かけてつくりました」などというキャッチフレーズが躍っていることもしばしば。</blockquote>

まさに、驚愕の「食品の裏側」ですが、さらに先に進みます。次は、食生活のベースとなる、調味料についてです。

<img alt="%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%86%EF%BC%92.bmp" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%86%EF%BC%92.bmp" width="200" height="132" /><img alt="%E5%A1%A9.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E5%A1%A9.jpg" width="188" height="143" /><img alt="%E4%B8%89%E6%B8%A9%E7%B3%96%EF%BC%92.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E4%B8%89%E6%B8%A9%E7%B3%96%EF%BC%92.jpg" width="192" height="128" />


■食の基本＝調味料の実体

<blockquote>●しょうゆ

昔ながらのしょうゆの原料は、大豆と小麦、塩とこうじ。こうじからつくられた酵素が、大豆や小麦のたんぱく質をアミノ酸に、でんぷんを糖分に変える。これがしょうゆのうまみ。この「うまみ」は実に多様で、甘みもあれば酸味もある。こうばしい香りも出る。化学では解析できないくらい複雑な味が醸しだされる。手間もかかれば時間もかかる。出来上がるまでに１年以上かかる。

現在、大量生産型でつくられるしょうゆは、うまみの素であるアミノ酸に着目。時間をかけて発酵させなくても、大豆などのたんぱく質を塩酸で分解すれば、簡単につくることができる。このとき使う大豆は、油を絞った絞りかすである脱脂加工大豆で十分。そしてこれをいかにも本物らしい味、香り、色に仕立て上げるのが「グルタミン酸」「甘味料」「酸味料」「増粘多糖類（コクととろみ）」「カラメル色素」。日持ちのために「保存料」。これで「しょうゆ風調味料」の完成。混ぜ合わせるだけなので1ヶ月もかからずに製造できる。

みりんもお酒も酢も似たようなもの。さらにタチが悪いのは・・

●塩
塩もしょうゆと同じで、価格差が非常に大きい調味料。１キロ６０円のものがあると思えば、７０００円もするものがある。「しょうゆ風調味料」は問題だが、しかし、しょうゆ業界は情報をすべてオープンにしている。読まないひとが多いけれども、裏の表示に全部書いているから、知識さえあれば、誰でも「しょうゆ」と「しょうゆ風」の見分けがつく。しかし、塩業界は、情報をまったくオープンにしていない、裏を見ても、情報がすべて書かれているとは限らない。

この機に乗じて、の悪ノリ組は・・・

●砂糖
三温糖と上白砂糖の栄養価の差は、黒砂糖に比べれば微々たるものだが、「上白砂糖は体に悪く、三温糖は体にいい」と言われはじめてから、三温糖が売れるようになった。そこでメーカーはどうしたか？上白砂糖をカラメル色素で染めて「三温糖」として売り出すようになった。ザラメも同じようにカラメルで染めている。</blockquote>

栄養バランスがよくて滋味に富む和食。日本が世界に誇る食文化が根幹から崩れようとしており、今のこどもたちは「まがいもの」を「本物」と覚えこんでしまっている、という現実があります。

さて、食生活における食品添加物（化学物質）は、予想以上にわたしたちの日常に浸透していることがわかってきました。「だったら、明日から、パッケージの裏の食品表示を念入りにチェックして購入しよう」と決意した方々。事態はそう簡単ではなさそうです。「表示」のカラクリを紹介します。

<img alt="%E9%A3%9F%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA.jpg" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%A3%9F%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA.jpg" width="400" height="393" />

■食品表示の実体

<blockquote>●紛れ込ませ作戦→一括表示
一括表示とは、いくつかの添加物を一括して表示すること。「香料」や「乳化剤」など、同じ目的のために使われるのであれば、一括して表示していいと食品衛生法で定められている。

たとえば食品の変質・変色を防ぐ「ＰＨ調整剤」。これは、ひとつの物質名ではない。「クエン酸ナトリウム」「酢酸ナトリウム」「フマル酸ナトリウム」「ポリリン酸ナトリウム」といった添加物の「集合体」だ。４～５種類は使われているのが普通で、それぐらい入れないとＰＨの調整効果がでない。おまけに、一括表示の添加物には使用基準がない。

●なかったことにしよう作戦→表示免除
そもそも加工食品においては、添加物を含む原材料をすべて表示しなければならないと食品衛生法で決められている。しかし「表示免除」という例外ケースが認められており、以下の５つの場合に限っては、添加物を表示しなくていいということになっている。

①キャリーオーバー
　原材料からそのまま持ち越される添加物のこと。
②加工助剤
　製造過程で使われるが完成前に除去されたり中和されたりする添加物のこと。
③バラ売り（包装していないもの）および店内で製造・販売するもの
④パッケージが小さいもの（３０ｃ㎡以下）
⑤栄養助剤</blockquote>

原料として、カタカナの物質名がズラリと並んでいれば、なんとなく気持ち悪い印象を受け、購入することをためらいもしますが、「調味料（アミノ酸等）」とまとめて簡潔に表記していれば、心理的障壁は少なくなると思います。ましてや、カット野菜・パックサラダの裏に「殺菌剤」なんて表記されていたら、誰がそれを買うでしょうか？

食品衛生法と一蓮托生の巧い手口だなと思う一方、現実として、根っこまでさかのぼれないほど多種多様な添加物の使用が常態化しているのではないかと思います。

あら、まあ、どうしましょう？と思案されている方々。

抜本的な答えではありませんが、対処療法的に加工食品の添加物を減らす、ちょっとしたひと手間を紹介します。

■添加物を落とす方法

・中華麺・・ゆでた麺は必ず捨てる。
・カップ麺・・いったん湯を捨てる（但し、麺と調味料が分かれているもの）。
・ハム・ベーコン・・１５秒の湯ぶり
・ウィンナーソーセージ・・切れ目を入れる
・ハンバーグ・・使う前にサッと湯に通す
・かまぼこ・さつま揚げ・・切って湯に通す
・油揚げ・・必ず湯抜きをする
・漬物・・つけ汁を捨てて水洗い
・お茶・・さっと湯をかけ、飲むのは二煎目から

湯や水で、よく洗うこと。食品添加物を減じる基本的な方法はこれに限るようです。

<img alt="%E9%80%8F%E6%9E%90.gif" src="http://blog.katei-x.net/blog/img2011/%E9%80%8F%E6%9E%90.gif" width="423" height="546" />

■まとめ～よりよい明日のために～

いまや、添加物の数は７９０品目を超えているとも言われ、ありとあらゆる加工食品に無節操に使われているのが実体です。そのため日本の大人は、１年間に平均４ｋｇ、多い人では７．８ｋｇもとっているというデータもあります。しかも、その中には、動物実験によって、発ガン性やその疑いがある、中毒死をおこす、お腹の子どもに悪影響をもたらすなど、明らかに危険なもの、すなわち「食べてはいけない」添加物が少なくありません。

以下に、それらを多く含むものをあげておきます。

●「食べてはいけない」添加物の食品

甘納豆　アミノ酸飲料　いくら・筋子　インスタントラーメン　ウィンナーソーセージ　うめぼし　栄養ドリンク　駅弁　オレンジ・レモン　化学調味料　菓子パン　かずのこ　カット野菜・サラダ　カップ麺　かに缶　かまぼこ　ガム　魚肉ソーセージ　グリーンピース缶　グレープフルーツ　コーラ　コンビニおにぎり　コンビニパスタ　コンビニ弁当　さきいか・いかの燻製　さつま揚げ　サプリ飲料　サラミ　サンドイッチ　ゼリー菓子　惣菜　ダイエット甘味料　たくあん　たらこ　明太子　炭酸飲料　豆乳　にぼし　ハム・ベーコン　福神漬け　紅しょうが　ミックス珍味　冷凍えび　ワイン

はぁ～、食べるもんない。。と思われた方のために―。

●「食べてもいい」添加物および無添加の食品

油揚げ・厚揚げ　甘栗　インスタントコーヒー　オリーブオイル　カステラ　かつおぶし　切り餅　ケチャップ　コショウ　小麦粉　サラダ油　山菜水煮　しょうゆ　しらす干し・ちりめんじゃこ　酢　スパゲティ・マカロニ　そうめん・うどん（乾麺）　そば（乾麺）　たけのこ水煮　茶・ウーロン茶飲料　豆腐　ナッツ類　納豆　煮豆　のり・わかめ　バター　はちみつ　干物　プレーンヨーグルト　マーマレード　味噌　野菜ジュース　ようかん 

●人体への影響、その一例

肝臓＝血や肉になる食べ物を解毒
腎臓＝身体に必要なものを取り去った後の食べ物を排泄

どちらも、とても大切な臓器、肝腎かなめとも言われる部分です。現代人が、この臓器が弱くなったのは、動物性たんぱく質と、そして、化学物質（食品添加物）の大量摂取による、と言われています。肝臓で解毒し切れない、腎臓というろ過装置で目詰まりを起こしてしまう。肝腎を酷使してしまい、毒素の排泄疲労を回復しきれず、機能低下を招く原因になっているとみて間違いないと思います。 

●食生活の立て直しを意識しよう！

ここまで長らくみてきた食品添加物ですが、細かい名前を覚える必要はありません。

台所にないもの＝食品添加物

という単純な図式のもと、「裏」を見て、なるべく「台所にないもの」が入っていない食品を選ぶだけで、ずいぶん、添加物の少ない食品を選ぶことができます。そして添加物が入っていたら、湯や水で、よく洗うこと。食品添加物を減じる基本的な方法はこれに限るようです。そして物理的にどうしても洗えないもの、お湯に通せないものは、摂取量そのものを見直し、基本となる調味料やだしだけは少し贅沢をして、自然由来のものとする。

そのあたりから食生活の立て直しをはかっていくのが現実的なのではないかと思います。

うらら


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