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2011年02月08日

新しい暮らしの形(1)

イマドキの新しい暮らし~集まって暮らしたい

画像はこちらからお借りしました。

ここ6、7年の間に、東京を中心に「シェア住居」が急増しているのをご存知ですか

シェア住居とは?シェア住居白書より引用

コミュニケーションを付加価値とする住居
シェア住居とは、キッチン、リビング、浴室、トイレ等の設備を複数名の入居者が共同で使用する住居の事を指します。

従来の風呂無しアパートのように経済性のみを訴求点としたものではなく、共用設備の利用に際し発生する入居者同士のコミュニケーションを主要な訴求点としているのが特徴です。(後略)

 更に、最近は複数世帯がそれぞれ独立した専用住居を持ちながら、キッチンや洗濯室、リビングなど、共用スペースは世帯を跨ってみんなで使い、生活の一部を共同化する集合住宅 「コレクティブハウス」も着目され始めています。元々は1970年代に北欧の働く女性たちによって実現されたものですが、いわば昔の長屋のような地域共同体を作り出している集合住宅です

「シェア住居」、「コレクティブハウス」など、あかの他人が集まって住む動きの背後には、どんな期待が寄せられ、どんな可能性に向っているのでしょうか?

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まず、前述の「シェア住居」がどの程度増え、どんな人が住んでいるのかを見てみましょう。
シェア住居の増加
画像はこちらからお借りしました。
東京とその近県のデータですが、2004年頃から急増 している事が分かります。

男女比と年齢構成

画像はこちらからお借りしました。
女性専用の物件もあるとはいえ、入居者の69%が女性です。入居者は若者中心ですが、紹介したデータの他、就業形態や年収のデータを見ると、入居者は社会人が半数以上、学生が15%ほどで、年収を見ても必ずしも経済的に困っている人が入居しているわけでは無いようです。

「シェア住居」が増えているのはなんで?
シェアハウスが登場し、増えてきたのは’90年代以降で、2004年ごろから急増するのですが、それ以前と何が変わったのでしょうか?

日本では1970年頃に貧困を克服すると、人々の意識が大きく変化しました。私権(お金、地位)の獲得が第一義ではなくなり、物的な充足よりも、共認充足(人と人との間で、互いに期待に応え合って得られる充足)の方が大きくなったのです。

その後も、生活に余裕が出来た人々は豊かさを追求し、私権第一の価値観は残存しました。しかし、’80年代になると、誰もが私権獲得に邁進し、周りの人たちと共認充足が得られない事に対する疲労や虚しさが募り、私権獲得競争の圧力から逃避した個的生活の充実や、癒しを求める意識が目立ちはじめます。

「シェア住居」が増え始めた時期に目を向けると、
・’90年 バブルが崩壊
・’95年 金融破綻・銀行合併
・’03年 年金破綻・株式二番底

など、この時期には頭の先に残存していた私権第一の価値観を突き崩す様な事象が相次ぎました。2003年ごろには、それまでの様に、貧困を克服しながら私権第一の価値観を保持する事の無意味さが明らかになったのです。その結果、個的生活に逃避する必要性も薄れ、この頃からはドラマでも主人公がルームシェアをしている設定のものが増えました。

つまり、’70年以降、人々の共認収束(共認充足の可能性に向う意識)が強まった事。’90年以降には残存していた私権価値の無意味さが明らかになった事。これが、若者の「個的生活の為の出費は無駄」「共認充足の機会を増やしたい」という意識につながり、「シェア住居」のニーズが年々増えているのです。

共認収束の流れは強まる以上、今後とも地縁の薄い都市部 を中心に、「シェア住居」を求める若者は、少しずつ増えそうですが、その先にはどんな可能性があるのでしょうか

「コレクティブハウス」が注目され始めていることと併せて考えてみたいと思います :D (つづく)

投稿者 willow : 2011年02月08日 List   

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コメント

共有、という漠然とした言葉ですが、僕が調べた諸現象と、この事例は全てリンクしているように思います。そのことの実感と、どんどんそういった現象が広がっていることに可能性と充足を感じます。
僕たちももっとこの輪を広げていきたいですね☆

投稿者 SSS : 2011年2月9日 06:58

>コミュニケーションを付加価値とする住居
>シェア住居とは、キッチン、リビング、浴室、トイレ等の設備を複数名の入居者が共同で使用する住居の事を指します

一昔前だったらこういうのは何となくイヤって人が多かったような気がします。
でも今、周りと接している感覚からすると、こうやって生活した方が楽しそう!って感じる人が増えているっていうのも納得ですね。

これから先も、住宅事情(生活様式)がどのように変化していくのか、楽しみですね。

投稿者 黄 : 2011年2月9日 09:38

黄さん、SSSさん、コメントありがとうございます。
事例のように新しく生まれてる人繋がりには、何となく可能性を感じます。この先どうなって、どんな事に繋がっていくのかが気になるところです。まだ都市部の一寸した現象なので、今後もいろいろ見ていきたいと思います。

投稿者 willow : 2011年2月9日 13:18

都市部に出てきた人たちが、「やっぱりみんなが繋がっていた方がいいなァ」って、本源充足を潜在的に感じ、シェア住居という新しい暮らしのかたちに魅かれ集まってきているのだろうなと思います☆

私も、今は仲の良い人たちが近所にたくさん住んでいるので、それだけでも安心だし、休日には誰かのうちに集まって食事したり出来るのが楽しいです♪

核家族が増えたり、近所の付き合いがなくなったりしている現代ですが、やっぱり人は人に魅かれるんですよね!シェア住居から、集団再生の可能性がありそうですね。

コレクティブハウスも気になります!!次回も楽しみにしてます☆

投稿者 emam : 2011年2月10日 22:35

シェア住居と聞いて、『学生とか一人で生活するのが大変な人がするもの!』って勝手に思っていたので、最初はピンときませんでした。でも、社会人の女の子を中心に広がっていると聞いて、『これはきっと何か可能性がありそう♪』って感じました★

コレクティブハウスも楽しみです^^

投稿者 poki : 2011年2月10日 23:15

emamさん 、pokiさん、コメントありがとうございます。
以前の、「新しい家族の形」http://blog.katei-x.net/blog/2011/02/001155.html の記事にもありましたが、人と人が繋がっていく上では、何か可能性を実現する事に繋がる課題が重要で、それをどれだけ発掘できるかどうか、という事が重要だと感じます。自然発生的に、何か可能性を感じた人たちから、色んな動きが出ますが、その先に繋がっていくような課題を作っていけると良いのですが。

投稿者 匿名 : 2011年2月11日 21:47

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