2017.07.21

子どもは天の才(情緒感覚)をもって生まれ出てくる。

「情緒をもって対象をみること、探求し続けること。」

天才数学者岡潔は「情緒」をもって数学だけでなく、教育、西洋人の意識構造や幼児期の数学体験まで、広く深く探求を続けた人でした。

世に天才というと、知性、知能の最先端に到達した人、というイメージがあります。しかしものごとを深く突き詰めた人が到達する境地が原初的な「情緒」の世界であるというのは意外です。

しかも「情緒」は生まれながらにして誰もが持っているものだとしたら・・・
今回も引き続き、岡潔の言葉から考えてみたいと思います。

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2017.07.17

共同保育所の歴史と現在5~地域型保育とは

新たに設定された地域型保育とはどんなものでしょう?

mamatenna

Q.「地域型保育」とはどういった事業?

A.待機児童の多い0〜2歳児のお子さんを、保育所や幼稚園などの施設(原則20人以上)より少人数の単位で預かる事業で、今回新たに市町村の認可事業として創設されたものです。この事業により、待機児童が多い都市部や、子どもの数が減少している地域など、さまざまな状況に合わせて保育の場を確保することができます。
具体的には、

・家庭的保育(いわゆる保育ママ):家庭的な雰囲気のもとで、少人数(定員5人以下)を対象にきめ細やかな保育を行う

・小規模保育:少人数(定員6〜19人)を対象に、きめ細やかな保育を行う

・事業所内保育:会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育する

・居宅訪問型保育:障害・疾患などで個別のケアが必要な場合や、他に保育施設がない地域の場合などに、保護者の自宅で1対1の保育を行う

これら4つのタイプがあり、地域の実情に応じて保育の場が確保されます。

江戸川区6

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2017.07.14

学問は頭でするものではない。情緒をもって対象をみること、探求し続けること。

数という概念は観念によって人が発見したものだと思っていところこんな記事がありました。
————————————–
『「数覚」とはなにか~生物が持つ数字的感覚
数学的センスのようなものだと予断してたら、大きく外れた。味覚や視覚のような感覚の一つとしての「数覚」という意味なのだ。そして、驚くべきことにこの数覚、生得的なものとして扱われている。つまり、この数学的感覚は生まれながらにして備わっているというのだ。ええー、数学は得手じゃなかったんだけど……「数学は暗記科目」として逃げてたわたしには、にわかに信じがたい。

さらにこれ、人間だけのものでないそうな。数を数えたり、グルーピングしたり、量の比較をするといった操作は、生物の遺伝レベルで仕込まれているという。「数学」なるものを人類の財産として崇め奉っていたわたしには、ちょっとした衝撃だった。人知を超えた数秘術から、より生臭い存在としてつきあえそう。』
(http://blog.livedoor.jp/iiotokoiionna/archives/52242052.html#more)より
————————————–

で調べてみると、生後数ヶ月の赤ちゃんでも1+1=2であることがわかっていることが実験で確かめられているそうです。本能レベルに刻まれた「数」が、どのようにして今私たちが知っている「数学」に繋がっていったのか?

今回は天才数学者といわれる岡潔の言葉から考えてみましょう。

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2017.07.11

共同保育所の歴史と現在4~認定こども園とは

「認定こども園」とはどういったものなのでしょう?

保育ニュース から

認定こども園(0~5歳)

待機児童問題解消の最大の解決策として期待されている国の施策です。幼稚園に保育所(または保育所に幼稚園)の特徴と機能を追加することで、新園設立に比べて設備コストが少なくなるメリットがあります。
また利用者にとっては、保護者の就業状態に関わらず誰もが子どもを預けられるというメリットがあります。 新制度では認可手続きを簡易化し、新設や幼稚園・保育所からの移行が促進が期待されています。

2015年4月より、子ども・子育て支援新制度が施行されます。その中でスタートするのが新型の幼保連携型認定こども園です。
新たな認定こども園「幼保連携型認定こども園」とは?

幼保連携型こども園は、「学校及び児童福祉施設としての法的位置付け」を持つ施設として、未就業児に対して一体的な教育と保育を行います。

「幼稚園と保育所両方の機能を持つ」という意味では2006年からスタートした認定こども園と同じですが、これまでは“既存の幼稚園や保育所が他の機能を追加することで認定を受ける”ルートのみだったため、「幼稚園と保育所それぞれの法体系で二重の認可を受けなければ設置できない」事務手続きの煩雑さにより、認定件数が伸び悩むなどの問題がありました。

これを解決すべく法律が一部改正され、単一の施設として「認可・指導監督が一本化」されることになりました。
事務手続きが楽になる点で施設の設置主体者にとってはメリットであり、待機児童問題解消の目玉として、大きく期待されています。

幼保連携型こども園の利用者メリット

・親の就業時間に関わらず、幼稚園と保育との両方のサービスを一体的に受けられる
・保護者の方の所得に応じた保育料になる
・月64時間以上の就労で認定こども園の8時間保育が毎日受けられる
・小学校へのスムーズな接続を目標とし、子どもの一日の生活リズムや環境の多様性に配慮された、一人一人に応じた質の高い幼児教育および保育を総合的に受けられる。

あいち1

 

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2017.07.06

教育の専門家は不要。仕事の魅力を知り、追求している大人に学んでこそ本物の力がつく。

寺子屋や徒弟制度にみる実践的な学びの場を現代に再生したらどうなるだろう?

学校制度のなかで勉強してきた身としてはなかなか想像しがたいテーマですが、勉強してこなかった五味さんの発想には「なるほど」と思わされました。
今回は「学校制度」に代わる「学習システム」を紹介しつつ、これからの教育について考えてみます。

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2017.07.03

共同保育所の歴史と現在3~子ども・子育て支援新制度へ

あいち保育共同連合会の続きです。

~中略~

2000年代 さらに発展・民営化反対の取り組み

2000年代 廃園反対運動
公立保育園廃園民営化

1990年代後半から、全国で行われた公立保育園の廃園民営化は、愛知県ではまず、江南市・安城市・刈谷市で行われ、企業が参入してくる事態となっていました。小規模連としてこの問題とどうかかわるのか論議を重ね、保育運動が大きな転機となっていきました。名古屋市でも公立則武保育園の民営化が提案され、愛保協を中心に「保育をよくするネットワークなごや」が結成され、「公立保育園をなくすな」の闘いが広がりました。

また、反対運動と両輪で民営化を受託する方針も固まり、子どもたちにとって最善の利益を守る運動と保育が積み重ねられています。

あいち9あいち11

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2017.06.30

西洋発の「教育論」は不要。寺子屋・徒弟制度にみる実践的な学びの場をいかに再生するかが日本の課題。

「蛇は爬虫類で蛙は両生類で、バッハは近代音楽の父でヘンデルは音楽の母で、十七条の憲法は聖徳太子で五箇条の御誓文はは明治天皇で・・・・ぼくたちは一体、なにをしていたんだろう」(勉強しなければ大丈夫・五味太郎より)

テストに出るから暗記したけれど、こんな断片的な知識は何の役にも立ちませんでした。まったく時間と脳みその無駄遣いだったと思います。

生物史を紐解く中で蛇も蛙も人間も登場し、生物がどうやって誕生し、進化してきたかを追求することで、私たち人間がどこに向かっていくのかも見えてくる。

古代から現代に至る社会構造、意識潮流の変化をたどるなかで聖徳太子も明治天皇も登場し、私たちの社会構造や先人の知恵を学ぶところとから、これからの社会づくりが展望できるのです。

歴史からの学びはとても大切なはずですが、現実の歴史の勉強はまったく役に立たない。いやむしろ真っ当な追求思考を妨げる害になっていると言えそうです。

今回は五味太郎氏「勉強しなければ大丈夫」より、勉強によって歴史観がどれほどゆがめられているか・・・勉強公害の一端を考えてみます。

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2017.06.27

共同保育所の歴史と現在2~乳児保育は必要悪と言われた時代があった

続きです。共同保育の草分け的な存在の愛知県小規模保育所連合会のHPから、共同保育の黎明期を見てみます。

あいち保育共同連合会

愛知県小規模保育所連合会は、1974年(昭和49年)に発足しました。

そして2015年4月より、子ども子育て支援新制度が施行されるにあたり、40年間馴れ親しんだ名称を改め、「あいち保育共同連合会」として新たなスタートを切りました。

1960年代 産休開けからの乳児保育の切り開き~ 愛知に共同保育所 誕生

東京をはじめとした共同保育所づくり運動の中で、愛知でも共同保育所(以下共保という)が誕生し、乳児保育とりわけ産休明け保育の切り開きがはじまりました。

それは、経済的な要因と女性の自立の高まりの中で、働く女性が増加した時代でもありました。女性の働く権利と子どもの発達保障を、自分の子どもだけでなく、たくさんの人と手をつないで育てあう、「共同」の力で考え実践しようという、保育のうねりが高まったのです。

しかし、“乳児は家庭で”という育児観や家庭第一主義の保育政策のもと、0歳児からの集団保育に社会は否定的で、根強い批判もありました。乳児期における集団保育の良さを、子どもたちの育ちゆく姿を通して実践的な立証が行われました。例えば「小さくても子ども同士が関わりを求め、その中で子どもが育つ」ことや、「専門職としての保育者による安心できる保育の専門性」などを指し示していきました。集団保育の積極面を強調したとはいえ、家庭保育の重要さや一人ひとりの発達の保障を軽視したわけではありません。これらの集団的保育の構築は、子どもの発達を科学的に見つめる実践のスタートとなりました。

必要悪ではない乳児保育の研究

社会的に集団保育の否定論が強かっただけに、乳児の集団保育実践を積み上げ理論化することが、社会的にアピールする上でも必要でした。

国や自治体の保育責任を「児童福祉法の完全実施」という文言で迫っていくものでした。各共保の保育者たちで、乳児の発達、日課やカリキュラムづくり、健康・たんれん・病気などの学習と交流が行われました。手本となるものがないので、とにかくみんなで学び合い実践し、理論化をすることに力がそそがれました。土曜日に共保の職員が集まり、「乳児保育研究会」「健康管理の学習会」などが定例化され、その間は父母が交代で保育にあたり、親も保育を支えていました。

まさに「親とともに」の保育づくりが、ここにつくられていったのでした。

あいち7 あいち8

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2017.06.23

「かつて人間であったことを忘れてしまった大人たち」~いまこそ思考停止から脱して、人間としての生き方を取り戻す時

よその子はとっくに歩きはじめてるのに、まだ這い這いしてる・・・
うちの子は言葉がおそいみたいだけど大丈夫?

子どもの成長を見ていると心配は尽きませんが、いつから歩きだすとか何歳から言葉を覚えるみたいなことは個体差のある問題。そのうち歩くようになるし、言葉も覚えるようになるから大丈夫。とも思うのですが、世には平均的な発達過程に関する情報があふれていて、親の心配を煽るようなことばかり書かれています。

なんでこんなに横並びの成長にこだわるようになってしまったのか?
そこにはやはり、あの学校制度の存在が影響しているようです。

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2017.06.21

共同保育所の歴史と現在1~共同保育とは?

コミュニティーの中にある保育形態は無いのでしょうか?共同保育という保育形態があります。親たちが必要に迫られ自ら立ち上げたことから、こう呼ばれているようです。ウィキペディアによると

共同保育所

共同保育所(きょうどうほいくしょ)、ないし、共同保育園(きょうどうほいくえん)は、日本において、乳幼児の保育にあたる保護者などが共同して運営にあたる保育施設[1]。法令上の用語ではなく、本来は一般家庭の一部を使用するような認可外保育施設のひとつの形態を指す表現であったが、そうした施設から発展してきた経緯のある認可保育所の中には、名称の一部に「共同保育所」や「共同保育園」を含む例もある。

運営にあたる組織の形態には、任意団体や、社会福祉法人のほか、特定非営利活動法人などがある。共同保育所では、保育者と保護者が定期的に協議をする中で運営に関する事柄が決められていくことが多いため、他の保育施設に比べて保護者の関与の度合いが大きい。

本来の意味の共同保育所は、他の保育施設よりも比較的小規模であり、また、異年齢の子どもたちを一緒に遊ばせることが多い。

あいち3

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